【漫画家歓喜!】漫画の制作を依頼をするときの心得!

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漫画の制作を依頼する前にクライアントさまに知って欲しいことがあります

多くのクライアント様は安くて、クオリティの高いものを早く納品して欲しいと思っていると思います
その気持ちはとてもよくわかります。

でも、その前に、漫画家が納品までにどのくらい時間とお金を費やしているのかを知ってもらいたいと思います

そしてそのことをクライアント様には漫画を制作するときに心得て頂けたら嬉しいです

目次

  1. 漫画の制作に必要な作業
  2. 漫画を制作する大変さを知らない
  3. 優良クライアントとは
  4. やり取りしたくないクライアントとは
  5. 仕事ができる人の特徴!
  6. 漫画の制作を依頼するときの心得
  7. 制作料金が限られてるならクラウドソーシングサイトを利用する
  8. まとめ

漫画を制作するための時間と費用

漫画の制作を依頼する方の大半は絵を描いたことがない方々なので、その労力がわからないのは当然だと思います。

それを知って欲しいということではなくて、それだけ時間とお金を費やしているので、心得て欲しいこと、止めて欲しいことなど色々な思いがあることを理解してもらえたら嬉しいです。

漫画の制作に必要な作業

すべての機能が消しゴムになってしまう
作業工数を星で表してみました。
星の数が多いほど作業工数が多いということになります。

依頼内容の詳細把握
作業量 1つ星
あまり時間を要しません
プロット作成
作業量 3つ星
長編の場合、いきなりネームに入ると大幅に修正することになるので、ネームの設計図としてプロットを作成する作業が発生します
資料集め
作業量 4つ星
漫画家のタイプによって、資料がないと絵がイメージできない人もいて、そういったタイプの方はネーム作業の前に資料集めをします

私のところで原稿を手伝って頂くスーパー漫画家兼スーパー背景師の方はイメージがないとネームが描けないという方だったのでネームの前に画像資料を集めるのだそうです
その方は一日かけて画像飼料を集めるということでした

私の場合は、詳細なイメージがなくてもネームが描けるので画像資料集めは下描き前の作業です

ネームの作成
作業量 5つ星
これが一番頭を使う作業で時間がかかる作業です
下描きを描く
作業量 5つ星
頭を使うことはないのですが、作業量はとても大きくとても時間のかかる作業です
ペン入れ
作業量 3つ星
下描きの清書なので、そんなに頭は使いませんが、それなりに時間を使う作業です
消しゴムかけ
アナログ作業量 4つ星 デジタル作業量 1つ星
アナログ作業の場合、ペン入れ後必ず発生する作業でかなり疲れます
筆圧が強い方の場合、消しゴムかけも強くしなければ消えないので嫌になってきます

私の場合は、年配の漫画家さんが腱鞘炎になったという話を聞いて力を入れないで下描きを描くという方向に若い頃に強制したので、消しゴムかけも筆圧の強い方より楽でした

デジタル作業の方はワンクリックで完了するので、ここはアナログ作業者とデジタル作業者の大きな違いです

仕上げ(トーン貼り)
アナログ作業量 4つ星 デジタル作業量 3つ星
モノクロ原稿では、ペン入れ後にスクリーントーンを貼ります
時間は計っていないですが、アナログ作業の方が多く時間を使う作業です
着色(仕上げ)
アナログ作業量 4つ星 デジタル作業量 4つ星
モノクロ作業の方が若干早いと思います

デジタルだとどこまでも拡大するので細かな点に気づきやすくなります
とても膨大な時間を使う作業です

写植
作業量 3つ星
クライアント様によるのですが、写植、タイトルまで作ってくれといわれた場合に写植作業が発生します
作業時間はそんなにかかりませんが、誤字脱字があると修正対応しなければいけないので、神経を使う作業です

画像資料について

絵を描かない人にとって、絵が描ける人は何も見ずにサラサラと絵を描いているイメージらしいです。

ですが実際には、何も見ないで描ける人はほんの一握りだと思います。

同じものを一年中描いているような方は、その対象物の構造が完璧に頭の中に入っているので画像資料がなくてもリアルな絵を描けるようになっています

大抵の漫画家、イラストレーターは絵を描く前に対象物でも一枚ではなくて、色んな角度からの資料を集めて、その対象物の構造を頭に入れます
リアルな絵を描くとなると、その対象物の構造がわからないと、適当な絵になってしまうのです。
それをごまかすために、わからないところは上手くごまかして描いたり、ベタで潰してきちんと描けているような見栄えにしています

私のところで原稿を手伝ってくれるくスーパー漫画家兼スーパー背景師の方はこのくらいのレベルの絵を描く方です。
背景師の描いた漫画の背景
これだけの絵がかけても、画像の資料集めには1日使っているのです

制作に必要な費用

漫画やイラストを制作する上で、背景などは自分で描けるものは描いたり、以前描いたストックの背景を使用したりしています

自分で描けないもの、忙しくて自分で描けない、または、自分で描かなくていいものは外注に発注することで自分の時間を作ります

この外注への制作料金は依頼された中から捻出することになりますので、腕の立つ方に外注するとなるととても大きな費用が発生します

このように、とても膨大な時間と費用を使って漫画家は漫画を制作しています

正直な話、モノクロ8,000円、カラー10,000円はクライアント様からすれば1Pでそんなに高いんだと思うかもしれませんが、どんなに効率化しても赤字は免れません

漫画を制作する大変さを知らない

制作に無知
企業からの依頼って結構大変なんです

大半の企業は、漫画やイラストを発注したことがないために、どれだけ制作に時間をかけているか理解していないんです。

そのため、普通にネームの段階、下描きの段階でチェックできたものがチェックできていなくて、完成後に修正の希望が出てきます

色の変更や、ちょっとした描き足しなどは少しの時間で対応できることが多いのでまだいいのです
コマのサイズの変更、背景をこういう風に描き直して欲しい、人をもう少し大きくしてほしいとなった場合、そこからまた膨大な作業時間が発生することになります

それならそれで、その修正作業にかかった時間分の修正料金をいただければ、作業時間も報われますので、いいのですが、70%の企業さんは修正費用を嫌がります

そこでまた新たに相談することになります。

ここまでは無料で修正できますが、ここまでの作業は○○円の修正費用が発生しますが、よろしいでしょうか?など。

優良クライアントとは

優良クライアント
私の今までの経験で思う優良クライアントを上げてみます。

  • 返信が早い
  • 制作料金の上限がない
  • 修正費用も惜しみなく出してもらえる

という点が大きいです。

逆にやり取りしたくないクライアントもいます。

やり取りしたくないクライアントとは

  • 返信が遅い
  • 制作料金は最安値
  • 希望は100%になるまで妥協しない
  • 修正費用はもちろんなし
  • 納期はキツキツ

やり取りしたくないクライアント様はこれらどれかひとつではなく、大抵の場合すべてのコンボになっています

また、返信が遅いということはどういうことか考えてみます
自分の都合で動いていますので返信は遅くなります

返信が遅いので、修正を発生させないためにこちらも返信が来るまで待つことになります
そうなると、その分どんどん納期までの時間もなくなってきますが、納期を超えることは許さないという姿勢でいます

一回やり取りしてこういった部分が見えるクライアント様とは二度とやり取りはしなくなるのですが、仕事のないうちはこういった人でもきちんと対応しなければいけないときもあるのです

仕事ができる人の特徴!

天才編集者とは

  • 返信が早い
  • 常に物事をスムーズに進行するかを考えて動いているので、制作が止まらないように返信が早い

  • 制作依頼の前にどの位の費用が必要かを確認してくれる
  • 仕事ができる人というのは、色々なことに頭が回るので、制作に必要な料金=漫画家・イラストレーターの不満が出ない料金を考慮した制作料金になるように最善の努力をしてくれる

  • 常に先の事を考えて行動している
  • 常に先のことを考えて動いているため、進行にストレスが発生しづらい
    また、さまざまなことに頭が回るので修正が少なく、二度手間、三度手間になりにくい

  • 鋭い
  • 全てにおいて考えているので、察しがよく抜けも少ないためトラブルになりにくい

仕事のできる人、できない人は一回仕事すると色んなことが見えてきて、その案件が終了する頃には仕事のできるできないの判定ができます
そこで、仕事のできない方という認識ができると、その方とのやり取りは極力なくなるように動いていくことになります。

漫画の制作を依頼するときの心得

  • 返信は早くする
  • きちんとチェックして修正や二度手間をなくすよう心がける
  • 制作料金は値切らない!

こういったことを心がけているクライアント様は、少しくらい制作料金が安くても漫画家・イラストレーターは頑張ろう!となるので、結果的にクオリティも上がります!!

さらにクリエイターに喜ばれる&選ばれるクライアント様になれるので、優良クライアントになることのメリットは計り知れません!!

制作料金が限られてるならクラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシング
とはいっても、どうしても予算の確保ができない立ち上げたばっかりで満足な制作料金を出せないという気持ちは痛いほどよくわかります

私も同じですから。

そんなときはクラウドソーシングサイトがオススメです。
簡単に私も利用するクラウドソーシングサイトの印象を書きますので参考にしてみてください。

Wow!me

利用者は少ないのであまり活発ではありません。

ですが、ココナラの手数料が高いためにWow!meを主戦場にしていく動きがありますので、出品者の質も少しずつ上がっています
Wow!me

ココナラ

利用者の多さ、活発さでは他を圧倒しています

利用者は女性が多い印象です。
そのため、若干責任感がない人も多いかなという印象です。
ココナラ

当たりハズレが大きいです。

ランサーズ

クラウドソーシングサイトではツートップの一角を担うランサーズ。

ツートップの一角だけあって、仕事に対する責任感は高い印象です。
ココナラより高い技術を持った方がたくさんいます

ですがWow!me、ココナラより若干制作料金は高くなります


クラウドソーシング「ランサーズ」

クラウドワークス

ランサーズと同じくツートップの一角を担っています。

ココナラより高い技術と責任感を持った方がたくさんいます
ランサーズと同じくWow!me、ココナラより若干制作料金は高くなります
クラウドワークス

まとめ

漫画を制作するときの一番大切なのは、相手のことも考えた上で動いてあげることだと思います。

わかってはいるが、そんなに制作料金を出せないといった場合、フリーランスにお願いするよりもクラウドソーシングサイトを利用する方が若干制作料金も抑えられるので、選考の端に加えてみてはいかがでしょうか。

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