液タブの値段の違いを世界一わかりやすく解説!
はじめまして。
デジえしべるです。
液タブって高いのと安いのがあるけど、結局何が違うの?
- 画面サイズ
- 色域の広さ
- 応答速度
いい絵を描くために重要なこの三つの項目が違うことが多い。
メーカーによって、力を入れてるところが違うから、無印とProの違いがないメーカーもある。
今回は、ざっとまとめてて詳細はWacomだったらWacomの比較記事、HuionだったらHuionの比較記事にまとめてるから、各々興味のあるメーカーの記事を見にいって参考にしてね。

中華タブは安いとは言っても
それなりの値段するから失敗しないようによく読んで検討しよう!
それでは、液タブの値段の違い解説スタート!
値段の違いは液タブの性能の違い!


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デジタル歴6年の中堅デジ絵師がまとめた、液タブに必要なスペック、液タブの失敗しない選び方、液タブメーカーについて、大きさ、メーカー別におすすめ液タブを紹介!
大きさ別のおすすめ液タブを大紹介!↓↓↓
【3万円台~】大きさ別のおすすめ液タブ24選!2023
色域とは


こんな感じで広ければ広いほど色の表限度も上がる。
多くの色を表現できるのは2023年現在ではAdobeRGB90%以上のものがおすすめ。
プロならそこまで色に気を使う必要はないかもだけど、プロでやる、特にリアル系の絵を描くならAdobeRGB90%以上の液タブは必須。
Wacomの違い
- 解像度
- 色域
- 応答速度
- タッチ機能
Wacomの場合はこの四つが違う。
絵を描くときに重要なのは色域の広さ、応答速度の二つ。
色域の広さは色の表現の広さだから広ければ広いほど、発色もよくなってキレイに見える絵が描けるということ。
応答速度は、ペンの遅延に関わるものだから、値が小さいほどペンの遅延は少なくなる。
色域
モデル | Adobe RGB | sRGB | NTSC |
---|---|---|---|
Wacom one | 72% | ||
Cintiq | |||
16 | 96% | 72% | |
22 | |||
Cintiq Pro | |||
13 | 87% | ||
16 | 90% | ||
16 2021 | 98% | ||
24 | 99% | ||
27 | |||
32 | 98% |
ほら。
明確にCintiqとCintiq Proは違うでしょ?
だからプロ絵描きだったらCintiq Proを購入しべき。
Wacomでおすすめの液タブは、Cintiq Pro13、16 2021、24、27、32の5モデル。
ただ、Wacomは値段がバカ高いから買えない人もいる。
うちもそう。



次に自分で買うときは
Wacomって決めてるけどね
そうなると、中華製液タブも選択肢に入れた方が良い。
認めたくはないけど、中華メーカーも日々進化してるから。
WacomのProとの違いをもっと詳しく知りたい人は、以下の記事で、サイズと解像度比較、応答速度比較、タッチ機能比較、スタンド比較、趣味向け、プロ向け、PC一体型のおすすめ液タブランキングについて解説してるよ。
Huionの違い
- 色域
- 応答速度
- スタンド付属の有無
Huionはこの三つが主に違う。
ここでは、応答速度を取り上げる。
応答速度
モデル | 数値 |
---|---|
Kamvas | |
12 | 25ms |
13 | |
16 | |
16 2021 | |
20 | |
22 Plus | 14ms |
24 Plus 2.5K | |
Kamvas Pro | |
13 | 25ms |
13 2.5K | |
16 | |
16 2.5K | |
16 4K | |
16 plus 4K | |
20 2019 | |
22 2019 | 8ms |
24 2.5K | 14ms |
24 4K | 10ms |
Kamvas Studio | |
16 | 14ms |
24 |
応答速度は上述したようにペンの遅延に大きく関わってくる数値。
この値が小さいほど遅延も少なくなる。
といってもペンの遅延は、PCスペックも関わってくるから、一概にこの数値が低いとペンの遅延が即解決!とはならないから、注意が必要。
デジ絵描きに必要なPCスペックを知りたい人はコチラもおすすめ。
Huionのモデルは20ms以下のものは2023年5月の段階では、Kamvas 22Plus、24Plus 2.5K、Kamvas Pro22 2019、24 2.5K、24 4K、Kamvas Studio16。24の7モデル。
HuionでおすすめなのはKamvas Pro16、22 2019、24 2.5K、24 4Kの4モデル。
Huionの他の色域、スタンド付属の有無などもっと知りたい人は、以下の記事で、色域比較、解像度比較、ショートカットキー比較、スタンド比較、趣味向け、プロ向け、PC一体型のおすすめ液タブランキングについて詳しく書いてるよ。
XP-penの違い
- 色域
- 応答速度
- スタンド付属の有無
XP-penはWacom、Huionに続いて液タブの主要メーカー。
XP-penでは画面サイズと解像度を取り上げる。
サイズと解像度比較
モデル | インチ | 解像度 |
---|---|---|
Artist | ||
10 | 10 | 1,920px × 1,080px フルHD |
10 セカンド | ||
12 | 11.6 | |
12 セカンド | 11.9 | |
13 セカンド | 13.3 | |
16 セカンド | 15.4 | |
22 セカンド | 21.5 | |
24 | 23.8 | 2,560px × 1,440px 2.5K |
Artist Pro | ||
12 | 11.6 | 1,920px × 1,080px フルHD |
13.3 | 13.3 | |
14 Gen2 | 14 | 1,920px × 1,200px フルHD |
15.6 | 15.6 | 1,920px × 1,080px フルHD |
Innovator16 | ||
16TP | 3,840px × 2,160px 4K | |
16 | 15.4 | 1,920px × 1,080px フルHD |
16 Gen2 | 16 | 2,560px × 1,600px 2.5K |
22 E | 21.5 | 1,920px × 1,080px フルHD |
22 R | ||
24 | 23.8 | 2,560px × 1,440px 2.5K |
主要三メーカーの中で一番高解像度モデルが多いのはHuion。
Wacomは力を入れるモデルを絞って質で闘い、Huionは量で闘い、XP-penは両方追っている感じ。
私自身の体感としては、あまり解像度は絵の質にはそれほど関係ないと見ている。
解像度よりかは、画面の大きさの方が重要。
XP-penの高解像度モデルは、Artist 24、Artist Pro16TP、24の三モデル。
XP-penのおすすめモデルは、Artist 22セカンド、24、Artist Pro22R、24の四モデル。
もう少しXP-penの比較を見たいという人は、以下の記事で、色域比較、応答速度比較、ショートカットキー比較、スタンド比較、趣味向け、プロ向けのおすすめ液タブランキングについて書いてるよ。
Artisulの違い
モデル | 色域 | ショート カットキー |
---|---|---|
D13S | AdobeRGB75% | 6+1 |
D16 | AdobeRGB94% | 8+1 |
D16Pro | AdobeRGB90% | 8+1 |
SP1603 | sRGB128% NTSC90% | 14+1 |
D22S | AdobeRGB76% | なし |
Artisulはモデルも少なく応答速度も未記載のものも多いため全部の比較表を掲載。
全て解像度1,920px × 1,080pxのフルHD。
D16の応答速度は19ms。
Artisulのおすすめモデルは、D16、D16Pro、かろうじてD22S。
13インチ比較
![]() ![]() |
![]() ![]() Artist 13 セカンド | |
---|---|---|
値段 | 40,000円位 | |
解像度 | 1,980px × 1,080px フルHD | |
色域 | sRGB96% |
AdobeRGB96%
sRGB130% NTSC90% |
応答 速度 | 25ms | |
タッチ 機能 | ◎ | × |
ショート カットキー | なし | 9 |
発売日 | 2019/01/18 | 2022/09/14 |
世界シェアNo.1ということで基準となるのはWacom。
その他で総合的に見て一番高性能だったXP-penのArtist 13セカンドと比較。
結構近しい性能。
この値段だったらWacomの方が国産だしおすすめ。



同じようなな値段で
Wacomにはタッチ機能がついてるからね
タッチ機能は画面を触って拡大縮小などのズームなどができる機能。
割と正しいことをしてるように見える台湾も中華思想が強いから、こういうデータは100%を超える記載をすることがままあるから、中華液タブのこういうデータは差し引いて考える必要がある。
16インチ比較
![]() ![]() |
![]() ![]() Artist Pro16 | |
---|---|---|
値段 | 18万円位 | 50,000円位 |
解像度 | 3,840px × 2,160px 4K | 1,980px × 1,080px フルHD |
色域 | AdobeRGB98% |
AdobeRGB90%
sRGB133% NTSC94% |
応答 速度 | 30ms | 14ms |
タッチ 機能 | ◎ | × |
ショート カットキー | なし | 8+1 |
発売日 | 2021/11/05 | 2020/05/28 |
今回も総合的に見て性能が高かったXP-penとの比較。
ここまでくると値段の差がはっきりしてくるね。
応答速度は半分もXP-penの方が早い。
値段も1/3。



Wacomにはタッチ機能がついてるよ
悔しいけどXP-penのAritst Pro16の方がおすすめかな。
もちろん、お金に余裕があるなら日本経済を支えるためにWacomを買ってほしいのは前提にある。
24インチ比較
![]() ![]() |
![]() ![]() Kamvas Pro24 4K | |
---|---|---|
値段 | 25万円位 | 18万円位 |
解像度 | 3,840px × 2,160px 4K | |
色域 | AdobeRGB99% |
AdobeRGB92%
sRGB140% NTSC99% |
応答 速度 | 14ms | 10ms |
タッチ 機能 | ◎ | × |
ショート カットキー | なし | なし ミニキーボード付属 |
発売日 | 2018/08/22 | 2021/09/07 |
今回は同サイズで比べてみたらHuionが一番高性能だったからKamvas Pro24 4Kとの比較。
値段もかなり競ってきてるね。
といってもまだ中華タブの方が安いけど。
Huionの方はミニキーボードもついてて18万円位ぁ。
24インチはHuionのKamvas Pro24 4Kがおすすめかな。
値段の違い別おすすめ液タブ!
趣味向け液タブランキングTOP3!
第3位 Huion Kamvas Pro 13


品名 | Huion Kamvas Pro13 |
---|---|
国 | 中国 |
インチ | 13.3インチ |
サイズ | 38.8㎝ × 21.9㎝ × 1.1㎝ |
解像度 | 1,920px × 1,080px(フルHD) |
色域 |
AdobeRGB92% sRGB120% |
応答速度 | 25ms |
接続 | 3 in 1ケーブル USB-C |
備考 | ショートカットキー4+1 充電不要ペン(PW507) 簡易スタンド付属 |
取扱日 | 2018年8月5日 |
第2位 XP-pen Artist 13セカンド


品名 | XP-pen Artist 13セカンド |
---|---|
生産国 | 中国 |
インチ | 13.3インチ |
サイズ | 37.8㎝ × 22.5㎝ × 1.2㎝ |
解像度 | 1,920px × 1,080px(HD) |
色域 |
AdobeRGB96% sRGB130% NTSC90% |
応答速度 | 25ms |
接続 | 3 in 1ケーブル USB-C |
備考 | 充電不要ペン(X3 Elite) ショートカットキー9 |
取扱日 | 2022/09/14 |



青、緑、ピンク、黒の4色展開
第1位 Wacom Cintiq Pro 13


品名 | Wacom Cintiq Pro 13 |
---|---|
国 | 日本 生産は中国? |
インチ | 13.3インチ |
サイズ | 36㎝ × 23.5㎝ × 1.4㎝ |
解像度 | 1,920px × 1,080px(フルHD) |
色域 | AdobeRGB87% |
応答速度 | 30ms |
接続 | USB-C Mini DisplayPort |
備考 | タッチ機能有 充電不要ペン 簡易スタンド付属 |
取扱日 | 2016年12月16日 |



こっちの方がおすすめだけど
生産終了で中古ばっかり
プロ向け液タブランキングTOP3!
第3位 Wacom Cintiq Pro 27


品名 | Wacom Cintiq Pro 27 |
---|---|
国 | 日本 生産は中国? |
インチ | 26.9インチ |
サイズ | 63.8㎝ × 37.9㎝ × 3.1㎝ |
解像度 | 3,840px × 2,160px (4K) |
色域 | AdobeRGB98% |
応答速度 | 10ms |
接続 | HDMI DisplayPort USB USB-C |
備考 | タッチ機能有 充電不要ペン(Wacom Pro Pen 3) HDR |
取扱日 | 2022年9月28日 |



HDRは画面を明るくする機能
第2位 Wacom Cintiq Pro 24


品名 | Wacom Cintiq Pro 24 |
---|---|
国 | 日本 生産は中国? |
インチ | 23.6インチ |
サイズ | 67.7㎝ × 39.4㎝ × 4.7㎝ |
解像度 | 3,840px × 2,160px (4K) |
色域 | AdobeRGB99% |
応答速度 | 14ms |
接続 | HDMI DisplayPort Mini DisplayPort USB-C |
備考 | タッチ機能有 充電不要ペン(Wacom Pro Pen 2) |
取扱日 | 2018年8月22日 |
第1位 Huion Kamvas Pro 24 4K


品名 | Huion Kamvas Pro24 4K |
---|---|
国 | 中国 |
インチ | 23.8インチ |
サイズ | 43.6㎝ × 24.7㎝ × 1.2㎝ |
解像度 | 3,840px × 2,160px(4K) |
色域 |
AdobeRGB102% sRGB140% NTSC98% |
応答速度 | 10ms |
接続 | HDMI DisplayPort USB-C |
備考 | 充電不要ペン(PW507) スタンド付属 ミニキーボード付属 |
取扱日 | 2021年9月7日 |
PC一体型液タブランキングTOP3!
第3位 Kamvas Studio 24


メーカー | Huion |
---|---|
生産国 | 中国 |
値段 | 約323,915円($2399.00) |
サイズ | 58.2㎝ × 36.2㎝ |
PCスペック | |
CPU | Core i7-12700F |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
グラボ | Nvidia GTX 1650 |
液タブスペック | |
インチ | 21.5インチ |
解像度 | 2,560px x 1,440px(2.5K) |
色域 | sRGB99% |
応答速度 | 14ms |
接続 | HDMI DVI USB他 |
備考 | 充電不要ペン(PW517) スタンド付属 カメラ付属 |
取扱日 | --- |
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第2位 Wacom MobileStudio Pro 16


品名 | Wacom MobileStudio Pro 16 |
---|---|
国 | 日本 生産は中国? |
インチ | 15.6インチ |
サイズ | 41.6㎝ × 26.2㎝ × 2.1㎝ |
PCスペック | |
CPU | core i5 / i7 |
メモリ | 8 / 16 GB |
ストレージ | 256 / 512 GB SSD |
グラボ | Quadro M600M 2GB / Quadro M1000M 4GB |
液タブスペック | |
解像度 | 3,840px × 2,160px(4K) |
色域 | AdobeRGB90% |
応答速度 | 25ms |
接続 | |
備考 | 充電不要ペン(Wacom Pro Pen2) カメラ付属 |
取扱日 | 2016年11月2日 |
第1位 Kamvas Studio 16


メーカー | Huion |
---|---|
生産国 | 中国 |
値段 | 約229,532円($1699,00) |
サイズ | 38.4㎝ × 11.9㎝ |
PCスペック | |
CPU | core i7 1165G7 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
グラボ | 内臓グラボ |
液タブスペック | |
インチ | 21.5インチ |
解像度 | 2,560px x 1,440px(2.5K) |
色域 | AdobeRGB100% |
応答速度 | 14ms |
接続 | USB-C |
備考 | 充電不要ペン(PW517) スタンド付属 カメラ付属 |
取扱日 | --- |
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まとめ
- 値段の違いは色域と応答速度!
- 色域が広い方がいい絵が描ける!
- 応答速度の値が小さいほど遅延がなくなる!
- 13インチはCintiq Pro13がおすすめ!
- 16インチはArtist Pro16がおすすめ!
- 24インチはKamvas Pro24がおすすめ!
自分のいきたい方向によっておすすめの液タブは変わってくるから、これらの値を検討材料にしてね。
それでは、よい制作ライフを。
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