風神の異名を持つ幕之内一歩がボクシングでいくら稼いだかを算出してみました!!
圧倒的な強打を連発することから「風神」の異名を持ち、おおくの対戦相手をKOしてきた幕之内一歩。
フェザー級の日本チャンピオンとして長年君臨してきた彼は、一体どれほどボクシングで稼いだのでしょうか。
今回は「はじめの一歩」の主人公である幕之内一歩がボクシングでいくら稼いだかについて考察していきます。
歴代2位の記録保持者・幕之内一歩
まずは幕之内一歩のプロフィールや戦績などついて確認していきましょう。
- 身長とリーチ
- 戦績
- 獲得タイトル
身長164cm、リーチ167cm
26戦23勝(23KO)3敗
日本フェザー級チャンピオン(連続防衛回数:8回)、全日本新人王、A級トーナメント優勝
あまり知られてはいませんが、幕之内一歩は樹立した日本フェザー級チャンピオンの防衛回数8回とは、歴代の日本フェザー級チャンピオン中でも2番目に多い記録です。
日本フェザー級チャンピオンにおける連続防衛回数の最高記録は、スパイダー根本選手が樹立した13回(1977年9月18日〜982年1月26日)で、その次は高山一夫選手の8回(1958年6月17日 - 1963年7月4日)であるため、幕之内一歩の連続防衛回数は高山選手と同率の2位となります。
「他の階級も含めたら幕之内一歩の記録を超える人はたくさんいるのでは?」と思うかもしれません。
たしかにライト級のリック吉村選手の22回(1995年1月7日〜2000年11月27日)を筆頭に、連続防衛回数が2桁を超えたボクサーは存在します。
ですが幕之内一歩以上の連続防衛回数を持っている人は全階級でも10人前後しかいないので、幕之内一歩がつくった記録の凄さは変わらないといってよいでしょう。
幕之内一歩のファイトマネーを計算
あらためて幕之内一歩のファイトマネーを計算していきましょう。
ボクシングには A〜C級までのランクがあり、得られるファイトマネーもそのランクによって異なっています。
幕之内一歩の試合をランクや立場などで分けると以下のようになります。
- C級の試合
- B級の試合
- A級の試合
- 日本タイトルマッチ・防衛戦
- ノンタイトル戦
- 世界前哨戦
- 再起戦
4戦
2戦
(C級の試合で4勝するとB級になる)
6戦
(B級の試合で2勝するとA級になる)
8戦
3戦
1戦
2戦
ランクおよびタイトルマッチのファイトマネーは以下の通りです。
→C級の試合:3万円〜6万円
→B級の試合:5万円〜10万円
→A級の試合:15万円〜50万円
→日本タイトルマッチの防衛戦:100万円
幕之内一歩は3回負けているので、その分だけ収入が下がると思うかもしれません。
ですがファイトマネーは勝ち負けに関係なく得られるお金となっていますので、勝敗に関係なく必ず一定額はもらえるようになっています。
またボクサーはスポンサーが付けば、スポンサー料をもらうこともできるのですが、幕之内一歩は実家の釣り船幕之内以外にスポンサーがいた様子はないので、今回は純粋にファイトマネーのみで計算をします。
果たして幕之内一歩が稼いだ金額は…
それでは上記のランク別ファイトマネーなどを踏まえて、幕之内一歩がボクシングで稼いだ金額を計算していきましょう。
C級の試合 | 4戦 | 24万円 |
---|---|---|
B級の試合 | 2戦 (C級の試合で4勝するとB級になる) | 20万円 |
A級の試合 | 6戦 (B級の試合で2勝するとA級になる) | 300万円 |
日本タイトルマッチ、防衛戦 | 8戦 | 800万円 |
ノンタイトル戦 | 3戦 | 150万円 |
世界前哨戦 | 1戦 | 50万円 |
再起戦 | 2戦 | 100万円 |
トータル | 1,444万円 |
※C〜A級の試合は計算を簡単にするために、すべて最高額で計算をしています。
ノンタイトル戦や世界前哨戦、再起戦については正確な金額が不明ですが、幕之内一歩は風神と異名をもつくぐらいの人気のあるボクサーなので、すべてA級の最高額で計算をしました。
上記のお金がそのまま幕之内一歩に入るわけではありません。
稼いだファイトマネーの3割はボクシングジム側に渡ることになるので、1,444✕0.7=1010.8万円が幕之内一歩の手に渡るということになります。
新人時代と日本チャンピオン時代ではファイトマネーの金額が大きく異なりますが、幕之内一歩は8年ほどプロボクサーとして生活しているので、1年間の平均年収は126万円ほどでしかありません。
プロボクサーとして生活することの厳しさを表しているのかもしれません。
幕ノ内一歩の獲得総賞金まとめ
通算では1400万円を超えるものの、年間にすると100万円台のファイトマネーしかもらっていなかった幕之内一歩。
ただしこれは幕之内一歩だけが例外というわけではなくボクシング業界全体が抱えている問題でもあり、実際に世界チャンピオンであっても、注目されなければアルバイト生活を続けていることは珍しくはありません。
ボクシングは野球やサッカーなどと比較して競技者や人気が少ないのでやむを得ないという背景もありますが、そうした問題が早急に改善され、幕之内一歩のような優れたプロボクサーという特殊な技能を持つ人たちの収入や福祉が充実することが望まれます。
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参考サイト
以下のサイトを参考に現実世界と照らし合わせて考察してみました

ゲストライター
throneslowさんの記事でした。
throneslowさんへの記事の依頼はココナラから
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