漫画家としての才能チェック!
はじめまして。
えでくーです。
漫画家を目指している皆さん悩んでいませんか?
その悩みわかる。
自分も通ってきた道だから。
漫画家の才能って
- 話を作る能力
- 個性的な絵を描く画力
- 地味な作業が苦痛じゃない努力
- なんにでも面白さを見つけるひらめき
というものが必要だと思う。
漫画家って、絵の仕事だから絵が上手くないと漫画家になれないって思ってる人も多いと思うけどそんなことはない。
漫画は絵じゃない!
カイジの人って絵は上手いですか?
ドラゴン桜の人の絵は上手いですか?
うまっ…とはならないでしょう?
魅力ある絵、その人にしか描けない絵は受け入れられるまでに時間はかかるけど、見慣れてしまえば中毒性があるから求められるようになってくる。
一番重要なのは話を創る能力。
これに尽きる。
ただ、今は海外の漫画のように分業化も進んでるから、話を創るのは原作者だから、ひたすら自分の絵を磨けばいい。

たった五つの質問で漫画家の才能を計れる
テストを作ったよ!
といっても、これがすべてではないからね。
漫画家才能テストで道を切り開く

えでくーでは、ココナラで月40万を達成した日時計が、今までの経験から絵で稼ぐ方法、漫画賞情報、漫画界について思ってること、豆知識を共有するサイト。
漫画家才能テスト
さて、自分の漫画家適性はなんと出たかな?
漫画家になるべき!と出た者のみがこの先の記事に進むことができる。
なんてね。
適性で他の職業を薦められた人にも有益な情報を書いてるから参考にしてみてね。
漫画系職業ヒエラルキー

今まで見聞きしてきたものと、ネット情報を踏まえて漫画系職業ヒエラルキーを作ってみた。
この年収は最大値だから、どの職種でも天井と最底辺があることは忘れてはいけない。

エロ漫画家の頂点って
どの位稼げるんだろう?
君ならどこを目指す!?
漫画描きが創った漫画系職業一覧を見たい人は、以下の記事で、商業誌漫画家、職業漫画家、同人作家、漫画家アシスタント、塗師、将来性のある漫画系職業ランキングについて解説してるよ。
デビューへの道のり
漫画家になりたい人は、体感ではだいぶ減ってきたと思うけど、やっぱり漫画読んでる側からすると華やかに見えるから“自分もこうなりたい!”って思う人も一定数いると思う。
だから、これから、漫画家になりたいと思ってる人にむけて、私が今まで体験してきたことを元に記事を書いていくから、参考にして欲しい。
漫画賞に応募!

まず漫画家になりたいと思ったときに一番考えるのがこれだと思う。
漫画賞に応募する。
王道の一番の近道。
お金をもらって漫画を描いたことがないときって、デビューまでの道のりが果てしなく感じると思うけど、はっきり言ってしまえばよほど才能がないでもなければ、意外と“連載もらえた…”っていう感じでそこまで遠くない。
とはいえ、やっぱり、大手三社、集英社、講談社、小学館は目指す人も多いからデビューまでの道のりはかなり困難。
自分の知り合いの人だと、ちばてつや賞かなんかで準大賞を獲った人もデビューまで3年くらいかかったかなぁ。

簡単に言うと
雑誌を選ばなければデビューはできる
専門学校に行く!

個人的には、専門学校に行くより通いのアシスタントになった方がリアルに体験ができて、すぐに使える小技とかも知れるから、“漫画家になりたいならアシスタントをやるのがいいよ”と思う。
でも、専門学校にむく資質というかタイプの人間もいる。
専門学校に通った方がいいタイプは、競争心が強く、最短距離でデビューしたい人。
うちにアシスタントに来た人の中にも代アニ出身者もいたり、代アニに求人募集の応募を出してたりした身としては、専門学校で一番のメリットはライバルと見つけられるということ。
やっぱり人間って弱いから、一人だとどうしても怠け心が勝ってしまう。
そんな時に、励みになるのがライバルの存在。
同じクラスにいる人でも、担当がついたとか、奨励賞もらったとかって話を聞くとものすごい焦ると思う。
この“焦り”ってやる気への着火剤だから、とても重要。
負けん気が強い人は専門学校に行った方が漫画家への近道。
専門学校についてもう少し知りたい人は、以下の記事で、専門学校に向く人・向かない人、専門学校紹介、費用比較、口コミ、おすすめポイント、おすすめ専門学校ランキングなどを詳細に解説してるから検討材料にして欲しい。
海外でデビュー!

漫画を描いて生活できるだけ稼げるって、おそらく日本だと思う。
日本について、漫画文化があるのはフランス、アメリカ。
今回はフランスの出版社ki-oon(キューン)を紹介する。
ki-oonは、新興出版社として厳しい状況下にあった。
自分たちが生き残るには全く新しいことをやるしかないと決意。
それが
"日本の作家とゼロから作品を創ること!"
だった
そんな取り組みから生まれたのが、たきざきまみや氏の“Element Line”や筒井哲也の“Duds Hunt”だった。
この取り組みが功を奏し、日本の出版社と取引を開始。
その後、ki-oonはフランスの巨大な出版社と同じ土俵で戦える漫画出版社として成長を遂げた。

海外デビューへの近道は
このki-oonへの持ち込みだ!
ki-oonについてもう少し知りたい人は、以下の記事で、海外から漫画家を逆輸入、海外漫画フェスタ、ki-oonとの漫画制作に興味がある人へなど詳細に解説しているから、海外デビューしたいなら必見!
仕事を増やす!
漫画を描いても連載が終わったらすぐに無収入になるから、常に仕事が途切れない状況にいなければどんどん借金が増えてしまう。
そのためには、今抱えてる連載があっても決して安心しないで、何本か並行して仕事をしていた方がいい。
今回は借金を増やさないために、自分が実践してきた営業方法の話をしていく。
漫画家の営業

漫画に限らないけど、営業する時はハッタリをかますことがとても重要なのだ。
ハッタリはかました瞬間は嘘でも、挑戦して達成してしまえば真実になるからガンガンハッタリはかますべき。
小さい雑誌でデビューしても、いきなり生活できるだけの仕事はもらえないことも多い。
ということは、普通に営業しても仕事なんてもらえる確率はかなり低い。
そこで重要になってくるのがハッタリ!
仕事がないときって時間はある。
時間はあるから、まずその時間を思いっきり使って最高のサンプルを創る!!
この最高のサンプルを使って、出版社とか編集プロダクションに送って、"こんなことができます!あんなことができます!”"などとメールを送りまくる。
そうするとたまに仕事を…というところも出てくる。
大切なのはココで、”もらった仕事を絶対にいいものにする!”ということ。
ここで作った制作物は次に使える最高のサンプルになる。
これで最高のサンプルが2つになった。
後はこれを繰り返していけばいい。
漫画家の営業方法についてもう少し知りたい人は、以下の記事で、ハッタリ営業で仕事を撮る、ハッタリを実現させる、ハッタリ営業の4つの実践例などを詳細に解説しているから参考にして欲しい。
投稿・持込で次に備える!
漫画雑誌 | 2016年 | 2015年 | 2019 |
---|---|---|---|
週刊少年ジャンプ | 216万部 | 270万部 | 167万部 |
週刊少年マガジン | 101万部 | 126万部 | 70万部 |
月刊コロコロコミック | 80万部 | 77万部 | 62万部 |
月刊少年マガジン | 50万部 | 62万部 | 30万部 |
週刊少年サンデー | 27万部 | ||
週刊少年チャンピオン | 50万部 | 25万部 | |
ジャンプスクエア | 17万部 | ||
月刊コミック電撃大王 | 13万部 | ||
少年エース | 10万部 |
JMPAマガジンデータ : 【男性】 少年向けコミック誌
漫画家になりたい人がまず思いつくのが漫画賞。
もう一つが、この投稿、持込。
今は各社ともちゃんと雑誌の発行部数を出す出版社が少なくなっているためデータは古いけど、メジャー、二流、三流あたりの雑誌の発行部数を調べた。
先ほどは、雑誌を選ばなければデビューはできるといったことと反対のことを言う。
やっぱりデビューって大切だから、時間はかかっても大きい出版社、有名な雑誌を目指した方が後々有利になる。
持ち込んだ先でも、”あぁこの雑誌で連載したことがあるんだ”ということが編集者側にとっても企画が通りやすくなる。
だから、目指すなら自分が好きな漫画がある雑誌、出版社がいい。
といいつつ、私の考えとしては優れた作品はどこで連載していてもいづれ世に出てくるとも考えている。
有名雑誌だとそれが早いだけ。
マイナー雑誌でデビューを目指す場合は、休刊・廃刊しなさそう。
少なくとも5、6年は雑誌が存続するかどうかをみて投稿、持込先を検討した方がいい。
漫画の投稿先の雑誌の選び方をもう少し知りたい人は、以下の記事で、漫画家になりたいならメジャー誌を目指せ!、デビューへの近道、雑誌選びのじゅうようせい、マイナー誌ではヒットしない?、雑誌の発行部数、国民的ヒットを持つ雑誌、狙うべき漫画雑誌について詳しく解説してるから、志望者必見!
海外で漫画の仕事を得るには

私は実は、海外の漫画の仕事をしたことがある。
どれも有名ではないものだけど、アメリカ、中国。
上記のイラストは中国の四川省でカフェを営んでるオーナーのサイトで公開する4コマ漫画。
この漫画の流れで、間に入ってくれてる中国時から知人のサロンのロゴ、キャラを作ってもらえないかと相談されたことがある。
でこちらの費用を伝えたところ、中国では1/3位の費用感という話をしていた。
だから、中国では漫画文化はあるけど、生活できるほどの報酬は得られない。
日本人唯一のアメコミ作家・ミサコ・ロックス氏、フランスki-oonの筒井哲也氏、日本人唯一のバンドデシネ(日本でいう漫画)・オオシマヒロユキ氏。
以前やっていた民泊で出会った外人と話したり、海外漫画フェスタの編集さんと話したりした感じ、絵で食っていくことができる国ってそう多くはなくて、日本、フランス、アメリカの三国。
だから、漫画、イラストで海外で生計を立てたいとなったときの選択肢は、フランスとアメリカ。
以下の記事で、海外の漫画史上、仕事の実体験、海外で仕事をするための3ポイントについて詳しく書いてるから海外で仕事をしたいなら是非参考にしてほしい。
制作上のトラブル
漫画、イラストなど絵の制作をしているとトラブルになることがある。
やっぱりお金が関わる以上どんなに気を使ってもトラブルは一定確率で発生してしまう。
私が被ったトラブルの話もしていこうと思う。
こんなことがあったから、こういう時はこうした方がいいよなどの話。
クリエイターの修正地獄

漫画とかイラスト制作に慣れている出版社の仕事って修正はほぼない。
仕事の進め方も、ネームでOKもらって次に編集に合うのは完成原稿を渡すとき。
今は、もうフルデジタル化したから電話のやり取りで声しか聴いたことがないという編集さんとも話したことがある。
これが、広告漫画とか一般企業の案件となるとまるで話が変わってくる。
一般企業が相手になると、
- 漫画・イラスト制作に慣れていない
- 絵を描く大変さが理解できない(楽だと思っている)
- ヒアリングが十分ではない
- 具体的なイメージがない
などなど、上げていけばもっとあるけど大きいものはこんなところ。
ここでは一つだけ挙げてみる。
漫画・イラストの発注に慣れていない
これはホントにキツくて嫌になるけど、出版社の仕事以外となると一般企業を相手にするしかなくなるからやらざるを得ない。
慣れてないから、下描きで提出してOKが出て着色してから、この手の形が違う、もっと違う構図にして欲しいなどと言われることもある。
これが、漫画一点10万とか20万とか膨大な報酬をもらえるものなら修正が多くても金が心を癒してくれる。
でも、1P2万、3万だとあまりにも修正が多いと作業工数と報酬のバランスは崩れてくる。
対策
だから、対策としては料金表を作って高めの設定金額にする。
そして、※完成後の修正は有料ということを記載しておく。
やっぱり金がかかるっていうのは、相手にとってペナルティになるから安易に修正っていうのは言えなくなる。
もう少し、クリエイターの修正地獄について知りたい人は、以下の記事で、具体的なイメージがない、大企業ほど修正が多い、クライアントとセンスが違いすぎる、クライアントの要望に応える喜び、モチベーションが上がる案件、CtoC、BtoCの対策など陥りやすい修正を防ぐためのコツを詳細に解説してるから、絵描きなら必見!
クラウドソーシングのトラブル

絵を描いてトラブルになるのは当然クラウドソーシング上でも起こる。
というか、クラウドソーシングの性質上、ネット上だけのやり取りになりやすいのと、企業よりさらに質の悪い個人も存在する。
ここでは、ココナラで起こったトラブルを紹介する。
絵コンテ案件でのトラブル
ココナラで動画を創っている人からメッセージが来て、

今度試しに購入させてもらいます
とのやり取りでその場は終了。
数か月後、2,000円(当時の設定金額)でサービスを購入。
この時点で、3分だから6,000円だけどわかってるかなぁと思いながらも、確認しないで作業に取り掛かる。
絵コンテ提出後に、

センスがあるので、契約書を交わして長期的に~
というメッセージ。

それはいいのですが、修行中なため実験的な意味も含めての価格設定なっています。
それでもよろしいでしょうか?(もっと制作費は上がりますの意)
また、今回のものは3分ということで、6000円になるのですが大丈夫でしょうか?
とメッセージを送ると

6,000円とは聞いていない
とても残念だ
6000円だったらもう少し高いクオリティを求めると思いませんか?
とかぬかしやがる。

3分の絵コンテを創るのに111コマ描いています
この絵コンテを描くのに1日かかります
それ以外に、どういう構成にしよう、資料を探す時間などなど。
それらを含めて2,000円な訳ないのですが?
って、ここまででもうかなりブチブチしてるのに、“もう少しクオリティ~”って言葉で脳みそ沸騰!
そこからはもう敬語はやめてお前とかメチャクチャ気分でやり取りをしていた。
結局最終的にはお金は払ってくれたんだけど、気が収まらなかった。
⇒はじめに6,000円ですよと伝えてなかったこと
⇒サービス内容に1分2,000円と明記してなかった
上記の2点が主原因。
といっても、オプションのところに1分ごとに2,000円とは明記していた。
この人とのやり取りで思ったことは、多分普段は普通の仕事をしていて、ネット上?ココナラ上でだけ動画を創ってる素人、もしくはクリエイターをハナから舐めて安く使っているような悪徳野郎。
なんか、もう結構前の事なんだけど、このことを書いてて当時のことを思い出してまたフツフツしてきたわぁ。
ムカつ!!!
クラウドソーシング上でのトラブルはまだ他にもあるから、以下の記事では、競馬、広告漫画、パラパラ漫画、絵コンテでのトラブルの原因と解決、備考を書いてるから、興味があったら読んでみて。
漫画家の才能の向こう側
ここからは、具体的にどうすればいいかの話をしていく。
アナログかデジタルかどっち?
漫画家になるのに年齢は重要?
絵が下手だと凹むのは上手くなるための必須思考。
絵が遅筆なのは致命的弱点。
スタート!
アナログかデジタルかどっち?

この見開きはアナログとデジタルどっちでしょう?
正解はアナログでした。
これから漫画を描くのにどっちがいいかなって考えてる?
自分の時は、考えるまでもなくアナログで漫画を描くしかなかったからアナログで始めたけど。
アナログもデジタルもやってきたから、私なりに答えを出してみる。
- アナログ楽しい!
- デジタル楽!
簡単に分けるとこんな感じ。
アナログ楽しい!
- ベタが楽しい!
- 良い絵が描けると天才と思える!
- 効果線が楽しい!
アナログのいい点は描いてる!っていう感覚があること。
特に好きだったのはベタ作業。
好きだから、1枚の原稿が終わったらベタを入れて~なんてやらないで全部の原稿のペン入れが終わってから、楽しみでベタを入れるというやり方をしていた。
たまにペン入れに飽きたらベタでリフレッシュとかそんな感じでベタは、フードファイターでいう味変ってヤツだ。
それと、デジタルでも思うことはあるんだけど、アナログで良い絵が描けたときって脳内麻薬が出まくってるから、“自分って天才だったんだ!”って心底思えるっていうか、こういうのもすごく楽しい!!
でも、楽しいことばかりじゃなくて、苦痛なことも多い。
消しゴムかけがキツい…、コツコツ作業がしんどい…、スクリーントーン貼りがダルい…
この3つの作業がハンパなくイヤだったなぁ。
デジタルは楽!
- やり直しが利く!
- 修正が簡単!
- 着色技術が上がる!
デジタルは誰もが言う事だけど、やり直しが利くというところが最大のメリット!
上述したように、修正があっても、デジタルだとちゃんとレイヤー分けをしていればピンポイントの修正だけで済むところはホントに助かる!!!
アナログだったら…どうやって修正してたろう…?
白い紙を原稿に貼ってたかなぁ?
なんにしろ、修正が簡単っていうのはデジタルの大きなメリット。
そして、着色技術が上がる!
アナログでも技術は上がるんだろうけど…
って考えてたらやっぱりアナログの方が単純な技術っていう点では高いのかもしれないな。
ここまでは、デジタルのいい面、ということはもちろん悪い面もある。
それは、保存し忘れ、ソフトが強制終了で保存してなかったときは最低でも数時間は手が付けられないほど凹む……
これはホントにツラい。
まぁ絵だけじゃないかな。
結論

私の結論はデジタルがおすすめ!
まだ漫画を描いたことがなくて、これから描くならデジタルで始めた方がいい。
とはいえ、これから漫画とかイラストはデジタル作品が主流になる。
そうなると、ないものねだりでアナログが求められる時代も来ると思う。

だから、“この人しかいない”になりたいならアナログ
特にこだわりがないならデジタル
漫画家になるのに年齢は重要?
漫画家になるのに年齢は気になるところ。
私がデビューしたのは27歳の時。
漫画家になるのに身近に漫画家もいないし情報はネットで得るしかない。
ネットだと、年齢はネックという意見もよく見る。
漫画家になるのに年齢は”若い方が有利”ということは確か。
年齢が上がるにつれて、自分というものが確立していくし、人の意見にいちいち左右されなくなる。
これが、結構ネックかなと思う。
でも、漫画って少年誌といっても読んでいるのは子供な訳ではない。
というか、今エンターテイメントがたくさんあるから、漫画を読む子供は結構減っていると思う。
だから、今にして思うと、“漫画って暇つぶしの道具”なんだなって思ってる。
電車に乗ってても、ジャンプ、マガジンとか漫画雑誌を持ってる人はあまり見ないでしょ?
そういうことだ。
だからターゲットもそれなりに上の層になっているから、面白いものが描ければ年齢はそこまで関係ない。
漫画家になるためにやるべきことについて詳しく知りたい人は、以下の記事で、絵が上手くないといけない?、専門学校は行くべき?、漫画家になる確率を下げているモノ、漫画家になるために必要な3つのポイントについて詳細に解説してるから、参考にして欲しい。
絵が下手で悩むな!

自分の絵が下手だ…
って悩むことは多い。
多分、世間的に上手いと言われている漫画家でも自分で”絵が上手い”と思ってるのってごく一部だと思う。
多くは自分の絵を見て“絵が下手だな”って思っていると思う。
ということは、絵描きは誰でもその道をたどっているということだ。
絵は描いていれば上手くなるって言葉聞いたことあるでしょ?
あれって、描いてるうちに欠点に気づいて少しづつ修正してるうちにだんだん絵が上手くなっていくということ。
この速度は、描いてる枚数によって、期間が数か月後だったり、数年後だったりする。
絵が上手くなるにはある程度の時間が必要なのだ。
メカニズムとしては目が慣れてしまうということもある。
漫画って何枚も下描き描いて、ペンを入れて、ベタ入れて、トーン貼ってという工程を永遠に繰り返していく作業。
この作業を長時間続けることによって、目が慣れていく。
この目の慣れが自分の絵が下手に見えてくるメカニズムなのだ。
だから、絵が下手と思うので上手くなるための第一歩だから全く気にしなくていい。
絵を上手く魅せるコツを知りたい人は、以下の記事で、絵が下手を自覚する、下手な絵を裏返ししてみる、ペン入れをしてみる(ベタを上手く入れる)、バランスを整える、上手く魅せるコツについて徹底的に解説してるから、悩んでいる人に読んで欲しい。
手が遅くて困っている

売れない漫画家にとって遅筆は致命的な弱点。
デビューしてからすぐに高額報酬なんてことはほとんどない。
漫画家の原稿料はアシスタント代だっていう言葉もある位、漫画家って薄給なのだ。
そこへもってきて遅筆になるともう実家で暮らしてるとか、親が金持ちでお金に困ってないとか特別な何かがないと食っていけない。
でも、速筆だったら数をこなせば何とか食っていける。
だから、手が速いというのはとてもつもないメリット!
ところが、これもなんとも言えないところもあったりする。
個人的に今まで色んな絵描きを見てきて”遅筆は性格からくるもの”と考えている。
そのため、性格がのんびりしてる遅筆の人は速筆にはなれない。
ということは言えるが、諦めるのはまだ早い。
こういう人って無駄な動きが多い。
この無駄な動きを減らせば普通の速度にすることは可能なのだ!
ここでは改善策の一つだけ紹介する。
選択肢を減らすこと
- 資料集めに力を入れる
- 処理をパターン化する
資料集めをしっかりしてイメージを固めやすくする。
うちでたまに背景を依頼する漫画家兼スーパー背景師の人がいる。
その人は

といっていた。
この人は手が速くて結構な年齢だけど、今だに引く手あまたで色んな所でアシスタント業もしている。
処理をパターン化するというのは、ツヤベタならこういう塗り方にするとか、スクリーントーンはこういう処理をするということを決めておくこと。
これをすることで、考える時間を減らせるため、その分作業が早くなる。
遅筆の改善方法をもっと知りたい人は、以下の記事で、遅筆な絵描きの特徴、速筆な絵描きの特徴、遅筆改善 3ステップについて詳細に解説してるから共有したい。
アナログのカラー原稿のスキャン方法

先日、ガラスの仮面の塗り絵を買ってアナログで着色をした。
サイトにアップしようと思ってスキャンしてみたら色合いがおかしい。
ちょっと青みがかっている。
そう思ってネットで調べてみると、水彩画材はスキャンすると色が変わってしまうことがあるとのこと。
透明水彩絵の具とか、カラーインクの中には、キレイに魅せるために発行色を混ぜ込んであるものがある
この発色の仕組みが違うためスキャナーでは読み取れない
そんなことをやっていた時、前に背景をお願いしてた人に、アナログで漫画を描いて同人活動をしている人がいたことを思いだした。

カラー原稿を自宅でスキャンするとどうしても色が変わってしまうからコンビニでスキャンするといいですよ
と教えてもらったことがあったんだ。
さらに

セブンイレブンは最近機器が変わって質が落ちたからローソンが一番きれいに出る
と。
ということでローソンでスキャンしてみると…
ローソンでスキャンした結果を知りたい人は、以下の記事で、スキャンした色味がおかしい、発色の仕組みが違う、ローソンでスキャンしてみた、スキャン結果を公開などを詳しく書いているから、アナログの人は参考にしてみてね。
漫画家の未来

漫画を描いていてずっと仕事が亡くなった漫画家ってどうしてるんですか?と、知人の漫画家に聞いたことがある。
ここでは一人話してみる。
とてつもなく絵が上手いから、自分としてはずっと手伝ってもらいたいと思っていた。
絵が上手いし、紹介してくれた人に聞いてみると、結構年配らしい。
でも、絵が古くない。
初めて頼んだ時ものすごく絵が上手い!
メインになってほしい!って思って、次にお願いした時になんか、ここは何cmですか?ってしつこく聞かれて、いやわからないから、B4の1/4でいいですって伝えても“それじゃわからない。ちゃんとサイズを教えてくれ”といわれて。
う~ん…
メンドくせぇなぁと思って以来背景をお願いしていない。
どんなに仕事ができても面倒な人とはやり取りしたくない。
その時間が無駄だしと思って数年後、紹介してくれた人のツイッターをたまたま見てたら地元に帰ったと話していた。
今何してるんだろう。
漫画家だった人が地元に帰る人が多い。
多分、仕事がなくなってきて自立できないから実家に帰っているのだろう。
漫画家なんか不安定な職業だから、色々先のことを考えて動いていかないといけない。
この記事を読んでいるこれから漫画家になろうと思っている人たちも、漫画家になりたい!と強く思うなら後悔しないように“本気で取り組もう”
漫画家って仕事なくなったらどうしてるの?と気になる人は、以下の記事で、漫画家の末路、漫画家のその後、はじめが肝心、屈辱的な仕事について詳しく書いているから、気になる人は読んでみてね。
まとめ
- 雑誌を選ばなければデビューできる!
- 将来のためにはメジャー誌を目指した方がいい!
- 営業はハッタリが有効!
- トラブルはつきもの
漫画家になりたい人の参考になれば嬉しい。
幸あれ!
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