絵描き必見!
こんにちわ。
えでくーです。
初めて有償依頼が来たらどのくらいの値段を言えばいいのかわからないよね。
そんな時は相場を調べて相場と比べて自分の絵の価値はどの位かっていうのを見る。
相場の調べ方、値段の決め方を解説していくよ。

安くイラスト描きます!って出してる人もいるけど
そういう土俵で戦ってはいけない!
絵の値段の考え方

えでくーでは、漫画、イラスト、似顔絵、絵コンテ、漫画動画、ホワイトボードアニメーションにロゴアニメーションなど絵に関するあらゆる制作サービスを提供しています。
そんな私だから詳しく解説できる絵の値段の決め方について話をしていこうと思います。
この記事では、どこで闘うのか、安いところで闘うデメリット、相場の調べ方、値段設定の四つのポイント、イラストの値段は上手さより知名度について書いているよ。
どこで闘うのか?
まず値段の設定をするのに初めに決めておくことがある。
それは、どこの土俵で闘うのかということ。
どこで自分のやりたいことをはじめていくのかによって少し戦略が変わっていく。
出版社

多分、絵で稼ぎたいなと思ったときに一番先に思いつくのは、出版社とか編集プロダクション(以下編プロ)かなと思う。
ここを目指すなら出版社や編プロへの営業が手っ取り早い。
片っ端から電話するっていうのもいいのだけど、それよりかは自分の自信のある絵を添付してメールで送る方がいい。
私は出版社とか商業誌的なことに興味がなくなったから最近はもうやっていないけど、昔よくやってた営業方法を共有する。
ネット上で見つけた出版社に自信のあるイラスト、漫画などを添付した営業メールを送りまくるということをよくやっていた。
これが意外と有効で仕事に繋がることも珍しくない。

やったことがないなら
試しにやってみた方がいい
web
web上に自分の絵の値段を出して集客するという方法は一番手っ取り早くて、上位表示ができればかなり心強い集客方法となる。
私の運営しているこのえでくーもweb上で上位表示を目指して頑張っている。
簡単にいえてしまうけど、上位表示っていうのはかなり難しく稼ぐことは難しい。
google上で闘うにはSEOを勉強しなければ上位表示はほぼ不可能。
googleアップデートで上位が変動

googleは頻繁にアップデートをしていて、そのたびに上位にいるサイトに変動がある。
これはアフィリエイター、ブロガーにとっては大打撃で、近年のアップデート頻度でアフィリエイト、から撤退していくアフィリエイター、ブロガーが後を絶たない。
それは、年に二、三回あるアップデートから逃げ続けることが不可能だから。
それは、SEOを熟知しているトップクラスのアフィリエイター、ブロガーも同じ。
だから、これからweb上で上位表示して集客したいと考えているなら、覚悟を決めてマジでガチで本気で取り組まないと上位表示はできない。
このように、ずっと上位表示し続けるっていうことが難しくなってきているから、ココナラやランサーズといったクラウドソーシングサイトでも出品して、集客場を分散させておいた方がいい。
クラウドソーシング

私がクラウドソーシングを薦めるのは二つ理由がある。
一つは自分で集客しなくても依頼主から相談が来る。
クラウドソーシングって悪徳な人は依頼主も多いし、受注側も多い。
っていうか理解が足りないって言った方がいいのかな。
だから、悪い評判を目にすることも珍しくない。
でも、自分で集客方法を持たない人間からしてみたら、勝手に集客してくれるんだからメリットはデカい!
何事も無料なことほど怖いことがないから、手数料も集客費として考えた方がいいと思う。
頑張れば稼げるし。

私は
ココナラで月40万達成した!
もう一つの理由は、googleだけだと不安定。
上述したようにたとえSEOが上手くいってGoogleで上位表示できたとしても、アップデートで圏外に飛ばされて全然アクセスが来なくなった…ということも今は珍しくない。
だから、リスク回避としてクラウドソーシングでも実績を積んで相談がいつでも来るという環境を作っておいた方がいい。
おすすめはココナラ、ランサーズ、クラウドワークス。
この三つで充分。
ココナラでの出品方法は以下の記事で、出品時の重要ポイント、記入方法、記入のコツ、いかに目立つか、タイトルを工夫する、アイキャッチは自信のあるカットに、無料修正が可能jな工程を記入する、作業工数と報酬のバランスなど詳しく解説してるから検討中なら必見!
稼ぐ為のココナラの出品のコツ!↓↓↓
トラブル回避!ココナラの出品で稼ぐコツ5つ
安いところで闘うな!

google上でもクラウドソーシング上でも同じなんだけど、びっくりするほど安い値段でサービスを提供している人がいる。
ホントどうやって生活しているんだろうと思うような値段。
前に、“いらすとやが憎い”っていうネットのコメントを見た。
話題になってたから、いらすとやに言ってイラストを見てみたらびっくり…
これに仕事を獲られるような仕事をしているのが悪い。
全然いらすとやはいいと思うけど、上手くはないでしょ?
それが味なのだろうけど。
だから、あそこをライバル視するんじゃなくてもっとクオリティの高いものを創って、選ばれる絵師になれるように努力しないと、これからのクリエイティブ業界の弱肉強食の中では生き残れない。

今のままでは日本は確実に貧しくなるのに
そうなっても
選んでもらえる絵師になれるように努力するのだ!
だから、ライバル視するなら低い所じゃなくて、高いところを目標にひたすら絵を描いて、技術を磨いてください。
相場の調べ方

私はえでくーで漫画、イラスト、似顔絵など自分の闘っている分野の相場を調べて記事にしている。
その方法を伝授する。
googleで
イラスト 制作
イラスト 依頼
イラスト 作成
イラスト オーダー
など、イラストを依頼したい人が検索するだろうキーワードで検索する。
そうすると、業者、個人などでたくさん出てくる。
出てきた値段をメモしておく。
次に、クラウドソーシングサイトで、イラストと検索して出てくる値段を10人位メモしていく。
これをすると、業者、個人、クラウドソーシングサイトでの平均を割り出せる。
そうすることで、自分が始めようと思っている値段の相場も見えてくる。
この相場と比べて、自分のがもっといい値段取れるなと思うなら相場より高く、自分の方が劣ってるなと思うなら相場より安くする。
値段の決め方の基礎はこんな感じ。
絵の値段の決め方のコツと二つの問題
四つのコツ
絵の値段の決め方の基礎に加えて、稼ぐ為にはこの四つをおさえておこう。
1. はじめは安い値段で

web上でも、クラウドソーシング上でも同じなんだけど実績のないはじめのうちは安い値段で料金表を作る。
はじめたばっかりの時って、そこまで描いてないし、あっても自信が持てないものだったりするからサンプルとして出せるものが少ない。
サンプルが少ないと、依頼する側からしてみれば依頼してもちゃんと思っているような絵を描いてもらえるのだろうか?とか、納期はちゃんと守ってくれるのだろうか?という不安が出てくる。
これは、当たり前で今までネットがそこまで普及してなかった時代は、直接対面でやり取りすることも多かったから、会うことでやり取りの実体性があったから、取引が初めてでもそれなりに安心感はお互いに持てた。
でも、今ってネットが普及してネット上だけで完結することも多くなってきた。
そうなると、会わない分、記事を見ただけ、ココナラのサービスページを見ただけっていうのが不安に思ってしまう。
そういう障壁を少しでも低くする意味を持つのが、実績と安い価格帯。
だから、はじめのうちは安い値段で設定しよう!
2. 時給換算で考える

普通の仕事、バイトと同じように時給で考えてみる。
依頼者はもちろん(一番重症)、絵描き自身も絵を描ける技術を軽視しすぎている!
絵を描けない人っているでしょ?
ということは、絵が描けるっていうだけで特殊技術なんだよ。
だから、絵描き自身はもっと自分の技術に自信を持ちましょう!
はじめは安い値段で始めるっていう話をしたんだけど、そこをクリアしていったら、時給にしたらいくらになるかなと考えてみる。
手が遅い人は値段が高くなってしまう。
だから、値段が高くなる分自分の技術を向上させるか、手が速くなれるように努力するかのどちらかに力を入れなければいけない。
えでくーでも遅筆の人のための記事を書いてるから、検索ボックスから遅筆で検索して参考にして欲しい。
3. オプションを設定する
オプションというのは、修正費だったり、急ぎ案件のときの特急便料金だったり。
依頼主によっては、絵を描くって言うことを軽視してるのか永遠に修正が出続けることがある。
そうなると、多少高いお金をもらっても全く割に合わないって言うことも出てくる。
また、企業案件では急ぎっていうのが結構ある。
多少焦れば少し速くできるっていうこともあるんだけど、寝ないでやるとか、外注使わないと間に合わないっていうものだってあったりする。
だから、修正費、特急便料金という設定も後々付け足していく。
4. 価格を上げる

実績も溜まってきたし、自分の絵に自信もついてきた。
そうなってからはステップアップの時期。
はじめは安い値段で⇒時給換算で考える⇒オプションを設定すると来たら、最後の一つ。
価格を上げる。
依頼が途切れなくなってきたら価格を上げて、徐々に作業工数と報酬のバランスを整えていく。
こうすることで、少しづつ安くて数をこなさなければいけないところから脱却できる。
もちろん脱却するためには絶えず努力をしていく必要がある。
そうなってきたときに問題になるのは、リピーターになってくれた人への対応。
ここの話をしていく。
残る二つの課題

安い値段の頃からのリピーター
イラストの値段を上げたいけど、ずっと私に依頼してくれてる人に申し訳なくて…という相談を受けることがある。
その気持ちも分かるけど、心を鬼にして価格を上げる!のがいいと思う。
だって、同じ時間を使うなら自分の価値を高めた方がいいでしょ!
だから、対策としては、サービス内容に価格は変動しますと記載しておけばいい。
修正費
業者に絵を依頼すると高いのは多分みんなも知ってる。
でも、あれってちゃんと考えてて、もちろんその会社で働く人たちの分も上乗せしているところもあるんだけど、業者って何回修正してもOKというところも少なくない。
なぜそれができるのかっていうと、修正を見込んで値段を設定してるということも大きい。
修正費別ってなると多少身構えてしまう依頼主もいたりする。
"いくらかかるかわからない"という思いがあったり。

修正はもう込みにして
値段を設定してしまうというのもひとつの手段
質より知名度
絵描きって結局絵の上手さより知名度が勝ることの方が多い。
よく街中で絵を見る人いるでしょ?
上手い人もいるけど、上手くない人も多いでしょ?
それは、漫画雑誌で連載してたり、有名なイラストレーターだったり知名度で依頼されることもあるのがこの業界。
絵の質を上げていくのももちろんやらなければいけないけど、どうやって自分の価値を高めていけばいいのだろうと考えていくことも大切。

えでくーとかうちの制作チームでも
ブランディングについて常に試行錯誤している
まとめ
- どこで闘うのかを決める!
- はじめは安い値段で!
- 徐々に値段を上げていく!
- 絵を描ける技術に自信を持つ!
絵の値段の付け方でした。
これから絵描きとして頑張っていこう!と思ってる人に参考にして欲しいことを書いてたら長文になってしまった。
それでは、また。
コメント