クリスタとPhotoshopの頂上決戦ついに決着!
こんにちわ。
えでくーです。
デジタルデビューする人、イラストソフト難民、クリスタからの乗り換え、Photoshopからの乗り換えなどなど。
どっちも使った一絵描きがフラットに比べてみる。
さて、勝利の女神はどちらに微笑むか。
あっちなみに私の言ってるPhotoshopはCS6ね。
CCに乗り換える気はないから、このサイトで出てくるAdobe製品はCS6のこと。

クリスタにもPhotoshopにも
いい所も悪いところもあるからなぁ
クリスタとPhotoshopはどっちがおすすめ?

えでくーでは、ココナラで月40万達成した日時計が、絵で稼ぐ方法、絵を描くときの心の持ち方、クリエイターPC、モニター、液タブ、(イラスト・動画作成)ソフトなど、絵描き向けの情報を発信している。
この記事では、費用、スペック、ファイルサイズ、ファイルを開く速さ、レイヤー移動、保存形式の使い勝手、サイズ変更、お絵描きスペース、ブラシの変更、着色、色味調整、反転機能、整列機能、気になること、勝負の行方について徹底的に比較しているよ。
初心者におすすめなイラストソフト、必要なスペック、使用感、おすすめソフトランキングなど全般的な情報はこちら!
デジ絵描きのおすすめするイラストソフトを紹介!↓↓↓
【2021】絵師が伝えたいデジタルでイラストを描くソフト6選!
使用感十三番勝負開幕!

ここでは、日本で利用者の多いクリスタ、sai、Photoshopの中の二強、クリスタ VS Photoshopの対決!
私はずっとアナログで絵を描いてきたけど、ある時カラーの依頼があって、そのころ付き合いがあったTLの漫画家さんにカラーをやるならコピックの方がいいのでしょうか?っていう質問をしたところ。

コピックはジャンプ系の人をはじめ使ってる人も多いけど
ものすごくお金がかかるしやり直しがきかないから
これからカラーをやるならデジタルの方がいいですよ!
と薦めてもらったから、カラー原稿だけは昔からデジタルだった。
線画まではアナログで描いて、そのあとはスキャンして着色という。
その着色したソフトがphotoshopだった。
そんなこともあって、2017年にフルデジタル化した時からPhotoshopで絵を描くようになったから、Photoshopの方が使い慣れてるということも採点に影響してることはご了承。
クリスタもPhotoshopもそれぞれレビュー記事があるから、興味があったら読んでみてね。
初心者目線のクリスタでイラストを描いてみた!↓↓↓
【初心者必見】クリスタでイラストを描いてみた!まとめ
Photoshopでイラストの色塗りをした感想を共有!↓↓↓
イラストの色塗りしたデジ絵描きがPhotoshopのメリット8つとデメリット5つを共有!
費用
Pro | Photoshop Lightroom | |
---|---|---|
ダウンロード版 | 5,000円 | |
パッケージ版 | 9,200円 | |
サブスク 月額 | 480円 | 1,078円 |
EX | Photoshop 単体 | |
ダウンロード版 | 23,000円 | |
パッケージ版 | 36,720円 | |
サブスク 月額 | 980円 | 2,728円 |
クリスタにはダウンロード版、パッケージ版ともに買い切りがある。
サブスクリプションはProが480円、EXが980円。
一方Photoshopにはサブスクリプションしかなくて月々はそこまで高くはないが一生発生してしまう費用。
Photoshop+LightroomプランとPhotoshop単体プランの違いは単体の方がフォント数が多いということのみ。
よってこの勝負クリスタの勝利!
スペック
CPU | メモリ | ストレージ | グラボ | |
---|---|---|---|---|
クリスタ | i5~ | 8GB~ | 240GB SSD | GeForce GTX260~ |
Photoshop | i7~ | 8GB~ | GeForce GTX1080~ |
ほぼ同じだけど、PhotoshopはCPUがCore i7~、グラボがGeForce GTX1080~と若干高い。
よってこの勝負クリスタの勝利!
ファイルサイズ

上記の画像は全く同じファイルをクリスタ形式とPhotoshop形式で保存したもの。
クリスタ形式のファイルサイズは528MBなのに対して、Photoshop形式のふぃいるサイズは897MB
とPSDファイルの方が369MBも大きい。
よってこの勝負クリスタの勝利!
ファイルを開く

今制作中のこの1.psdファイルを開いてみる。
クリスタで開くと…1.35.75…1分半かかった…
Photoshopで開くと…22.30。
圧倒的にPhotoshopの方が速い!!
よってこの勝負Photoshopの勝利!
レイヤー移動
レイヤー移動はPhotoshopの方が楽。
レイヤーを移動しようとした場合、Photoshopだったらレイヤーを右クリックして複製を選択したあと、移動させたいレイヤーを指定すれば移動できる。

対してクリスタは、レイヤーの複製機能がないため、すべてを選択をクリックしてコピーして、それを移動させたいファイルを選択してからペーストするといういくつもの作業が必要になる。
よってこの勝負Photoshopの勝利!
保存で形式が変更
Photoshopはデータを保存する時は開いた保存形式がずっと維持されている。
例えば、PSDファイルを開いて着色してJPGで保存したあと、再度保存しようとしてもPSD形式が設定されている。

対してクリスタの場合は、PSDファイルを開いて着色した後保存をすると一番最初は開いたファイル形式が設定されている。
ところが、一回PNGで保存したあと、次から保存しようとするとPNGに設定されてしまう。
これが、保存しようとした前に保存した形式が設定されてしまう。
これは意外と不便で、このファイルってどんな形式で保存し忘れてたっけ?となって確認が面倒になると、元データを確保するために別名で保存するということをやるとどんどんファイルが溜まっていくことになる。
で、こういうことをやっていると、大本データで最新の保存をし忘れていることもあるから、たくさん作ってしまったファイルを一個一個確認するというバカげた作業が発生することになる。
ここはクリスタの開発者さんに改善してほしい。
よってこの勝負Photoshopの勝利!
サイズ変更
サイズ変更する時にクリスタはちょっと不便だなと思うところがある。
クリスタは、サイズを変更する時に数値の入力ボックスを一回クリックしないといけない。

ところが、Photoshopはサイズ変更ウインドを開いたときに、最初から数値入力ボックスが選択されている。
だから、そのまま数値を入力してEnterを叩けばサイズ変更ができる。
小さいことだけど、この小さい作業の積み重ねが大きな作業の不効率を生むからね。
よってこの勝負Photoshopの勝利!
お絵描きスペース
このお絵描きスペースの自由度はクリスタに軍配が上がる。
Photoshopの場合、角で絵を描きたいとなったとき一旦描画エリアよりお絵描きスペースを拡大させてからじゃないと角に移動させることができない。

その点クリスタは、そのまま角を画面の好きな場所に配置できる。
この使い勝手の自由度は素晴らしい!
よってこの勝負クリスタの勝利!
ブラシの変更
クリスタにもPhotoshopにもブラシ機能はたくさんある。
ところが、使い勝手の点で両者には大きな開きがある。
Photoshopの場合、ブラシのアイコンは一つしかない。
この一つをクリックしたあと、どのブラシを使うかを選択する。

それに対して、クリスタは最初から、ペン、鉛筆、筆の三つのブラシ?のアイコンがある。
ペンならペンの中からカブラペンだったり、丸ペンだったり、入り抜きを選択する。
鉛筆だったら鉛筆の中から濃いだったり薄いだったりを選択すする。
筆も同様。
ペンならペンで前回使用した設定が維持されていることが非常に大きい。
Photoshopだと、一回一回ブラシを変更してブラシの設定も各々設定がされてるから、前回使ったブラシの設定もなしになってしまうため、そのブラシを使う際また設定し直さなければいけない。
※ショートカットである程度簡単に設定する方法はある
だから、効率の面では圧倒的にクリスタの方が使いやすい。
よってこの勝負クリスタの勝利!
着色
着色は完成データは似たようなものになるが、過程が異なる。
Photoshopの場合、下に塗った色に重ねて色を乗せていくような着色法。
クリスタの場合は、下に塗った色に上から混ぜて色を塗り重ねていくような着色法。
だから、クリスタだとものすごい濃い色を乗せてそれを後から徐々に周囲の色に馴染ませていくということができる。
これは、慣れとイラストレーターの着色に対する考え方で便利ととるか、不便ととるかが分かれそう。
個人的にはクリスタの方が水彩に近い感じで考えることができるため好み。
よってこの勝負クリスタの勝利!
色味調整
まだクリスタを使い始めて日が浅いから知らないだけかもしれない。
依頼されてイラストを描いたものを提出した時に、たま~にこの色をこっちの色に変更してほしいのですが…と相談されることがある。
そういうときに役立つのがphotoshopの色味調整機能。

この機能は直下のレイヤーすべてに適用される機能で、適用されたレイヤーすべての色味を一気に調整できるという優れもの。
パーツで色味調整したいなというときは、調整したいレイヤー群をフォルダに入れて、クリッピングマスクを設定すればパーツのみの調整ができる。
よってこの勝負Photoshopの勝利!
反転機能
レイヤーの反転機能は圧倒的にクリスタでしょう。
Photoshopってファイル全体でしか反転が出来ない。
それに対してクリスタは、レイヤー単体での反転が可能。
例えば、全身絵を描いてるときに、顔の左右のバランスが悪いなとか、胸の形がバランス悪いなとなった場合、顔、胸の部分だけをコピーしてレイヤーを創る。
そのレイヤーを反転すればバランスがおかしさがすぐに確認できる。
よってこの勝負クリスタの勝利!
整列機能
こちらもクリスタ歴が浅いから知らないだけかもしれない。
Photoshopには整列機能っていう便利なものがある。
これは、イラストを配置する時にも使えるし、テキストを配置する時にも使える。
調べてみるとクリスタには整列機能がないらしい。
なんでこんないい機能を搭載させないのだろう?
よってこの勝負Photoshopの勝利!
使っていて気になること
クリスタとPhotoshopを両方使ってる人にはとても不便なことがある。
クリスタでセリフ・ナレーションのテキストを入れて保存する。
次にクリスタでそのファイルを開くと当然、テキスト機能は生きててセリフの誤字脱字を見つけた時に変更が容易にできる。
Photoshopもそれは同様。
ところが、クリスタで創ったファイルをPhotoshopで読み込むと、このテキストデータが画像データに変換されてしまう。
だから、ソフト間移動をすることでせっかくのテキスト機能が死んでしまうのだ!
クリスタ、Photoshopの開発者さん両方に伝えたい!!
どうにか、テキスト機能を生かしたままソフト間移動ができるようにしてくれ~!!!
クリスタとPhotoshopの対決決着!
十三番勝負の行方
勝負の結果は……クリスタ七勝、Photoshop六勝。
よってこの勝負クリスタの優勝!
でも、思ったより接戦だったな。
Photoshopから入ったせいか、両方のいい機能を使ってるからこれからも両方のソフトを使い続けるけど、これからデジタルをやる人はどっちかに絞った方がいいと思う。
これからやるとなると、adobeはサブスクリプションしかないし。
元々使ったことがないソフトの機能は知らないわけだから、それによるメリットもデメリットも分からないし。
ということで、わたくし絵描き・日時計が推すイラストソフトはクリスタ!ということになりました。
クリスタにはDEVUT、PRO、EXと種類があってわかりづらいから、この三つの違いを記事にまとめた。
以下の記事では、三つの購入方法、種類別特徴、プラン別値段比較、安く購入するコツ、公式サイトの購入特典、クリスタで稼ぐなどを丁寧に解説してるから、検討中の人には参考にしてもらえればと思う。
クリスタのプラン・値段の違いを解説!↓↓↓
ソフトを購入
クリスタのパッケージ版は以下のショッピングサイトで購入できるよ!
Photoshopはベクターで購入するとお得だよ!
Photoshop+LightroomプランとPhotoshop単品プランの違いはフォントの充実度。
あまりフォントを使わないなら、Lightroomのセットプランの方がお得!!
adobeの公式サイトだと1,078円なのが、ベクターPCショップだと月換算で778円!
一年版で9,340円!
ベクターPCショップで購入なら↓↓↓
まとめ
- クリスタの方が費用が安い!
- クリスタの方が着色が水彩に近い!
- クリスタのお絵描きスペースの自在度が抜群!
クリスタかPhotoshopで迷っているなら、クリスタの方がお得だよと伝えたい。
では、良い絵を描いてください。
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