秀才は天才に勝てないのは攻め方を間違っているからだ!
はじめまして。
えでくーです。
この記事は、”秀才は天才に勝てない”というキーワードで訪問してくれる人が多い。
多くの人がこう思っているのだろう。
どんなに努力しても勝てないなんて
不公平すぎる…
確かに不公平。
でも、世の中不公平なもの。
生まれつき金持ちもいれば、生まれつきド貧乏な人もいる。
でも、必死に努力した結果、栄光を掴む人もいる。
どうすれば天才に勝てるのか?
まず、天才とは何かから考えていく。
天才と秀才の違いとは、努力で上り詰めたものが秀才で、何もしなくても勝てない高みにいるのが天才みたいなイメージ。
本当にそうなのだろうか。
エジソンの有名な言葉で、”天才とは、1%のひらめきと99%の努力である”というものがある。
ということは、努力の延長線上にあるのが天才ということになる。
ここについて掘り下げて考えていってみる。
本文でも紹介している面白い実験がある
普通の人のゲノムを比較した結果”天才の遺伝子は存在しない”というもの
それでは、努力、秀才、天才についての考察スタート!
努力して秀才しても天才には勝てない?
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天才の定義
天才の定義をまとめてみた。
大体これらは世間一般的に思われているイメージ。
イメージ的には秀才は努力によって能力を開花させたもの。
とはいえ、天才にはいつも一歩及ばないというイメージ。
ここで天才との呼び声が高いエジソンの言葉を引用してみる。
天才とは、1%のひらめきと99%の努力である
というもの。
エジソンは天才とは努力の上に成り立つものとして話している。
秀才とは努力の結晶?
一方秀才のイメージは、ひたすら努力して天才に近づいた者。
でも、天才には遠く及ばないというイメージがある。
その努力についてはエジソンの真意をみんな少し違った解釈をしている。
1%のひらめきがなければ99%の努力はムダ
といっている。
方向性が間違っている努力は無駄ということだ。
天才の遺伝子の存在
一方、天才について研究したキングス・カレッジ・ロンドンが発表したものを紹介する。
キングス・カレッジ・ロンドンが発表した天才に関する研究結果。
この研究において研究者たちは「非常に高いIQ」の被験者1,409人のゲノムを分析した。IQ170以上で、世界の人口の0.03パーセントの限られた人間たちだ(ノーベル賞受賞者のIQは平均で「145」といわれている)。
これら非凡な頭脳のゲノムを3,253人の「普通の」人々のゲノムとを比較したのだが、結果としてわかったのは、「天才の遺伝子」が存在しないということだった。
参照:「天才になる遺伝子」についての研究結果
天才的な頭脳を持つ1,409人と普通の頭脳を持つ3,253人を比較してみたところ”天才遺伝子は存在しない”ことがわかった。
ひらめき = 天才ではない
エジソンの名言にも出てくるひらめき。
このひらめきが、天才しか持っていないのだとしたら、私たち凡人はいくら努力しても無駄なのではないかと思うとバカバカしくなってくる。
発想力や創造力は持って生まれたものと思い勝ち。
でも、実際にはこのひらめきという発想力は、先天的な要因だけではない。
数学が得意な父親と苦手な母親の間に、数学が得意な子供が生まれても、父親と子供にあって母親にはないという遺伝子は見つからない。
学業には、一つのことをじっと考え続けられる、持続力、集中力などの能力が学業には大いに関係している。
天才には勝てないはうそ?
日本画家の千住博氏、弟の明氏は作曲家、妹の真理子氏はヴァイオリニストという世界で活躍する芸術家兄弟がいる。
でも、この両親はというと、父親は工学博士、母親も研究家。
両親とも芸術家ではない。
あるテレビ番組で、千住博氏が語ったエピソードでこんな話を見つけた。
幼い頃、家中の壁や襖に絵を描いていたが、母親は止める事もしないで、自由にキャンパス代わりに描かせていたらしい。
子供の好奇心を自由にさせて、続けていくことで芸術的な才能を開花させたといういい例。
こういった前例もあらわすように、遺伝で全てが決まるわけではない。
芸術に限らず多くの才能は後天的な要因も大きく左右する。
たとえ知能そのものが完璧に遺伝するわけではないにしても、「辛抱強く勉強する才能」まで遺伝で決まってしまうのだとしたら—結局のところ、それすら持たない凡人には、逆転の余地はないのだろうか。
「芸術的才能は後天的なもの、つまり練習でなんとかなる。例えば、何年か音楽の勉強をした後では、脳の中の音を処理する部分が広がるということがわかっています。音痴の家系というのもまず見当たりません。
それに、発想力も遺伝では決まらないといえるでしょう。一般的に、20~30代でピークを迎え、だんだんと衰えてゆくような能力は後天的に鍛えられるものだと考えられます」
参照:週現スペシャル 大研究 遺伝するもの、しないもの【第1部】一覧表でまるわかり 遺伝する才能、しない才能、微妙なもの
20歳~30歳でピークを迎えて、だんだん衰えていくような能力は後天的に鍛えられるのだ。
芸術的な才能は練習でどうにかなる。
何年か音楽の練習をしたあとでは、脳の中の音を処理する部分が広がることがわかっているという。
努力の才能の持ち主が天才の証
ここでもう一度、一つのことをじっと考え続けられる、持続力、集中力が必要なことについて考えてみる。
この一つのことをずっと考え続ける集中力こそが、実は天才のみが持つ努力遺伝子だったのだ。
一流の音楽家は、20歳になるまで平均して約10,000時間も練習に費やしている。
これは、普通の音楽家より数千時間多い。
つまり、凡人から見ると努力と思えることが、天才側から見れば日常ということになる。
エジソンは天才だから、成しえた功績だといえる。
つまり努力を楽しむことができるのが天才なのだ。
努力の才能と時間の関係
そして芸術的なことについての研究では
アメリカ ミシガン州立大学心理学教授ザック・ハンブリック氏の発表によると、チェスなどのゲーム、楽器の分野においては、どんなに練習しても生まれ持った才能がなければ、上達には限界がある。
チェスのプレイヤーとミュージシャンを対象にした14の調査の分析の結果。
これらの人々の練習量と技量を分析してみると、練習によってスキルアップした人は全体の1/3。
残りの2/3の人たちは、知識や天性の才能、そして何歳で始めたかが技術に反映される。
また、優れた音楽家は、その技能を獲得するために必要な長時間の練習ができるよう、遺伝子にプログラムされている。
やっぱり、努力家では先天的な才能を持つ天才には勝てないのか?
そうではないと思う。
天才に秀才(努力家)が対抗するためには
成功者は努力している!
成功した者は皆、すべからく努力しておる!!
はじめの一歩の名言。
これはズシンと芯に来る言葉。
鷹村がブライアン・ホークとの世界戦に臨む前に鴨川会長が鷹村に向けていったセリフ。
ここで、再びエジソンの言葉をもう少し深く切り込んでいってみる。
私は1%のひらめきがなければ
99%の努力はムダになるといったのに、世間は勝手に美談にしてしまった
エジソンが言いたかった真意をもう少し噛み砕いてみると、こんなことが言いたかったという。
努力すれば成功するのではく、ひらめきが最も重要。
1%のひらめきがあれば、99%の努力は苦ではない。
平たく言うと、
99%の努力を積み重ねていった上で出てくるのが1%のひらめきである。
ということはどういうことか。
天才に勝つためのたった一つの方法
もう一つエジソンの言葉で大切なものがある。
ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまでいきつき、そこでやる気をなくしてしまう。
勝負はそこからだというのに
もし、あなたがもうこれ以上アイデアが出ない…というところまで自分を追い込むことができたなら、上位3%の天才ではなくとも、凡人よりかは努力遺伝子を持つ人間だという証明になる。
努力家で天才に勝てないたった一つの理由は追い込みが足りないこと。
ここで諦めないで、もう一歩踏み込んで考えてみる。
それでも、一人でダメなら何人か友達でも、仕事仲間でも集まってブレインストーミングで脳を刺激してみることをおすすめする。
きっと新たなアイデアが出てくるはず
天才に勝てなくとも、近づくことはできる!!
まとめ
天才に近づきたいなら、努力家である自分を追い込んで、追い込んで、もうダメだ…
と思ってからもう一歩追い込んでみよう。
もしかしたら、紙一重のところまでたどり着けるかもしれない。
コメント
これはなかなかの良記事
たいして努力してないのに努力した気になってる人が多すぎるんです
まぁ人間の本能的に仕方のないことですが
そこを捻じ曲げれる人が天才に勝てる
なさん
ありがとうございます!
結構前に書いた記事ですけど、そういって漏れて嬉しいです。
一生努力を忘れずにいきたいです。