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【絵師が徹底解説】漫画のネームと絵コンテの4つの違い

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漫画のネームと絵コンテの違いを絵師が徹底解説!

はじめまして。
えらこやです。

漫画のネームと絵コンテってどう違うの?
そんな質問をよく受ける。

広義の意味では同じものを指しているけど、両者は役割が違うし目的も少し変わってくる

漫画のネームが身内で物語の内容を共有するものとしたら、絵コンテは関係者と共有するもの

漫画は漫画家が紙に絵を描いて成り立つものなのに比べて、絵コンテは、動画に関わっている関係者すべてを動かすことになるため、動くお金の額が変わってくる

そのため、絵コンテを描いて効率的に作業するための指示書のようなイメージと捉えてよい

日時計

作業工数は
絵コンテの方が大きい

それでは、ネームと絵コンテの違いの解説スタート!

目次

ネームと絵コンテの違いとは

絵コンテ

えらこやは、ゲームの専門学校中退で、漫画業界10年以上の経験とココナラで月40万を達成したデジ絵師・日時計が将来クリエイターになりたい方に向けて、情報を発信しているサイトです。

両者の違い四つのポイント

  • ネームは身内で確認するもの
  • 絵コンテは関係者で確認するもの
  • ネームは物語の内容チェック
  • 絵コンテは工程を効率化するため

簡単に上げてみると上記のような感じとなる。

それでは、実際に漫画を創る工程、動画を創る工程を一緒に見ていこう

漫画の制作工程

作業工程やること
プロット起承転結、序破急など物語のポイントをまとめる
自分で見るもの
たまに、依頼主に相談することもある
ネームプロットに沿って物語を絵で起こしていく
自分や依頼主・編集者などと物語が面白くなっているか、破綻していないかを確認
下描きネームに従って、キャラや背景を描いていく
商業誌の場合は編集者はノーチェック
企業案件だとこの段階でも確認が必要
ペン入れ
仕上げ
下描きのペン入れをして、モノクロならベタ、トーンで仕上げる
カラーなら着色をして仕上げていく
編集者に提出して完了
企業案件だと依頼主チェックでおかしいところは修正が入る
漫画の制作工程一覧(2024/02/18)

まず、漫画の作業工程を解説。

たまに、プロットとネームの違いがわからない人もいるみたいだから、簡単に説明すると。

プロットは、人によってやることが違うかもしれないけど、私の場合は起承転結はもちろん、物語に入れ込みたいエピソード、ちょっとしたキャラ立てのアイデアとかも書いておく

ネームはプロットを元にコマ、ページに当てはめて絵を描いていく。

動画の作業工程

作業工程やること
プロット起承転結、動画に盛り込みたい事をまとめていく
企画参加者全員で確認することが多い
絵コンテプロットを元に絵コンテを描いていく
企画参加者で絵コンテを共有する
撮影
素材づくり
動画で使う映像を撮影する
動画で使う素材を作っていく
撮影漏れがないように撮影、素材つくりをしていく
動画編集絵コンテを元に撮影した映像、作った素材を編集して繋げていく
企画参加者で確認する
漫画の制作工程一覧(2024/02/18)

絵コンテも漫画を創る工程とほぼ同じ。

両者の違いは、動く人数の違いかな。

動画は、人もお金もかけて創るものだからそれ等が無駄にならないようにプロット、絵コンテが非常に重要になってくる

それぞれの役割

漫画のネーム

スクロールできます
作業意図
進め方の確認ページの進め方を確認する
下描きで二度手間にならないようにページの進め方、コマ内の絵の方向性の確認
物語の明確化物語が面白くなっているか、破綻していないかを確認
自分、編集者、依頼主にページの進み方、物語の内容を伝えるもの

基本はこういう目的で漫画のネームは作られている。

漫画のネームの役割は、物語の進め方、面白いか、破綻はしてないかを自分、編集者、依頼主で確認するために作るもの

日時計

だから
ネームを描き込む意味が分からない

絵コンテ

スクロールできます
ポイント意図
内容確認秒数は、必要な場合とそんなに重要ではないことがあって重要な場合は、コマ番号の欄に書き込む
撮りすぎ
撮り忘れ防止
いきなり撮影を始めても、あとで、このシーン撮ってない…、このシーンはいらなかった…などを防止するため
アイデア出しフワフワしたアイデアはあるけど、まとまり切ってない場合、絵を描くことでアイデアが出ることもある
長年同じ人間で作るものはどうしても、考える方向性が似てきてしまうという弊害も出てきたりする
外部の絵コンテライターが関わることで、新たな角度からのアイデアが出ることによって、よりいいアイデアが出やすくなる
撮影時の動きの整理 撮影中に迷ったり、考えたりしないために、やることの確認用
絵コンテでカメラの動き、人間の動きを整理することで、効率的に撮影が行えるという役割もある

漫画は、自分たち身内で内容を共有するためにあるのに対して、絵コンテは企画に関わっている全員と共有するという感じ

動画っていうのは、関わっている人間が多いから効率的にしないとお金も時間も、ものすごく無駄遣いしてしまう
それを避けるために絵コンテは必須

ネームと絵コンテの作業の違い

漫画のネーム

プロットに沿って、コマ割りをして絵を描いていく

ただ、このネームは人によって作りこみ具合が全く変わる

私の知ってるケースだと、私もたまに背景をお願いしている漫画家兼スーパー背景師の人

背景師の描いた漫画の背景
背景イラスト:Armed ink

上記のような背景を描いてもらっている人

この人の場合、ネームは下描き位描き込むといっていた
それで、OKが出た場合それをそのまま下描きとして使うという

日時計

これダメってなったら一コマ一コマ描き直すのだろうか?
ネームってこういうメンドくささがあって丸描いてちょんレベルしか描かない

この人は一時期私と同じ液タブを買ったけどほとんど使わなかったといっていた。
だから、おそらく今でも貴重なアナログ絵描きさん

Edecooの漫画の制作の流れネーム!

こんな感じ。

ネームなんてページの進み具合、物語の進み具合が伝わればいいからこれでいいと思う。

絵コンテ

絵コンテ用紙のテンプレート概要
番号作業内容意図
1タイトルプロットを見ながら絵とセリフを描いていく
2シーン番号このページで出てくるシーンの番号
3ページ数ページ数
4秒数
コマ番号
このコマでのかかるおおよその秒数
コマ番号
※秒数は書かないことも多い
5イラスト
スペース
絵を描くスペース
※CMと映画、アニメでは描き方が大きく変わる
6コマ詳細このコマでのカメラワークや、人物の動きの指定など
7セリフこのコマで話すセリフ、ナレーションを描く
8ロゴここに書いてあるのは私の制作チームの団体名
表示非表示が選べる

企画によって絵コンテの描き方も結構変わる。

映画とかアニメとかだと、二段ブチ抜きとか三段ブチ抜きとか、横全部繋げるとかもあるし

それは、映像用語でパンとかそういう表現の時に伝えるのに使うと動きが大胆でインパクトに残しやすい

まとめ

  • 漫画は身内で共有するもの
  • 絵コンテは企画関係者で共有するもの
  • 絵コンテの方が作業ボリュームがある
  • ネームはページの進み方を見るため
  • 絵コンテは効率的にするため

ただ違いを知りたい人のため、そして、実際に今後自分の職業を決めていく上で漫画のネームと絵コンテの違いを知りたいという人の参考になればと思う

漫画家志望者、漫画家、イラストレーターなど絵描きを支援するえでくーでした。

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