【相関図有】かぐや様は告らせたいのあらすじと三つの魅力！

かぐや様は告らせたいのあらすじを相関図で徹底解説！

はじめまして。
まんがたいけんです。

かぐや様は告らせたいは、連載は終了していて単行本は全部で28巻まで刊行されている。

脇を固めるサブキャラクターもいい味を出してる。

それでは、かぐや様は告らせたいのあらすじ解説スタート！

かぐや様は告らせたいのあらすじを徹底解説！

まんがたいけんは、漫画オタク・日時計が歴代漫画、不良漫画の最強キャラ、少女漫画などのランキング、ガラスの仮面のキャラ考察、キン肉マンの必殺技の再現動画など、漫画好きな方向けの情報を発信中～

かぐや様は告らせたいとは

作品名	かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
作者	赤坂アカ
掲載誌	ミラクルジャンプ 週刊少年ヤングジャンプ	集英社
単行本	全28巻	17,116円 単巻 594～660円
メディア展開
アニメ	第1期(全12話) 2019年3月30日	6,600円～
	第2期 2020年6月27日	6,600円～
	かぐや様 22巻 DVD同梱版 2021年5月19日	4,598円
	第3期 2022年6月25日	6,600円～
	ファーストキッスは終わらない 2023年6月7日	5,280円
ドラマ	ミニエピソード 2021年8月20日	動画配信サイトで配信中～
映画	かぐや様は告らせたい 2019年9月6日	4,180円
	ファイナル 豪華版 ※ミニEP収録 2021年8月20日	8,030円

舐めてたけど、かなり良かった。

そういえば、作者の赤坂アカという人は、この作品をもって作画としての漫画家は引退して、原作をやっていくという宣言をしているらしい。

かわいい絵を描くのにもったいないけど、絵を描くのが大変だったのかなぁ。

三つの魅力

私が考える、この作品の魅力は、この三つに集約される。

お互いが相手の上に立とうと、様々な策略をめぐらし何とか告白させようとするやり取りが見もの。

また、文化祭にしても、脳内裁判にしても演出が素晴らしい！

それでは、あらすじやキャラ、そして相関図でこれらの魅力を解説していく。

あらすじ

この漫画は、エリート校の生徒会長である主人公の白銀御行(しろがね みゆき)と、もう一人の主人公でタイトルにも名前の出ている生徒会副会長四宮かぐや(しのみや かぐや)の二人が繰り広げる"恋愛頭脳戦漫画"。

恋愛頭脳戦とはなんぞや、ということを説明すると、先ずこの二人には共通した思考があり、それは"恋愛は先に告白したほうが負けである"という物。

惚れた弱みという言葉もある通り、カップル間では先に告白したほうがある種の弱みを握られた状態になる――――と白金会長とかぐや様は考えている。

よって、学園一のお似合いと噂され、お互いに想い合っている二人だが、出会って半年以上経っても一向に関係が進展せず、どうにか相手を先に告白させようと毎回知能戦を繰り広げているのである。

映画に誘うのにも幾つも策を巡らし、相合傘するのにもどちらが傘に入れてと言い出すかで心理戦が始まってしまう始末。

しかし、まぁ読めば分かるんだけど、結局この二人ただ告白するのが恥ずかしいだけなんだよね。

登場人物

四宮かぐや

氏名	四宮かぐや
よみがな	しのみや かぐや
役職	生徒会副会長
おすすめEP	ちんちん回(3巻)

総資産200兆円という超巨大財閥”四宮グループ”の令嬢。

そういう家柄のため、性の知識は遅れていて、生徒会に入ってから少しづつ学んでいったため、面白いと感じるポイントが小学生レベル。

そのため、”ちんちん”というワードが面白いお年頃。

この回は、面白かった。

白銀御行

氏名	白銀御行
よみがな	しろがね みゆき
役職	生徒会会長
おすすめEP	文化祭篇(13～14巻)

秀才型で、かぐやの存在を知ってからは、どうやったら対等な立場になれるかを考え、そういう動きをしてきた男。

そして、自分から告白したのでは、かぐやに上の立場になられてしまうことから、常に告らせるような戦略を張っている。

学年では常にトップの成績だが、それ以外では意外と抜けていて、何かと藤原に助けてもらっている。

かぐやちゃん

氏名	四宮かぐや
よみがな	しのみや かぐや
役職	生徒会副会長
おすすめEP	かぐやちゃん(14巻)

かぐやは、精神状態で性格が少し変化している。

そんないくつかある人格の一つが、この”かぐやちゃん”なのだ。

出現条件は、ハッピー6割、現実逃避4割、睡眠不足を満たすと……出現するのが、このレアかぐや。

友達である、藤原もかぐやちゃんは三回しか見たことがないという。

藤原千花

氏名	藤原千花
よみがな	ふじわら ちか
役職	生徒会書記
おすすめEP	文化祭篇(13～14巻)

いい味出してる、ふわふわ女子。

天然で、巨乳というマニアの心をとらえるポイントを全て押さえているキャラ。

文化祭では、白銀もかぐやも様々な思惑があるが、いつも場をブチ壊す藤原を警戒していた。

そこで、白銀が仕掛けた罠にまんまと藤原はとらわれてしまい、文化祭での”藤原封じ”が成功する。

石上優

氏名	石上優
よみがな	いしがみ ゆう
役職	生徒会会計
おすすめEP	文化祭(13～14巻)

中等部時代に暴行事件を起こし、多くの生徒から白い目で見られていた。

しかし、真相を知った白銀が石上を生徒会に引き入れた。

基本は陰キャだが、時々思いがけない行動に出ることも。

部活を通じて、子安つばめに好意を抱き文化祭では、本人は普通のことをしたつもりが、告白とみなされる行為だった。
つばめは、はじめは断ろうかと思っていたが、彼のことをもっと知ってから答えを出そうと、ちゃんと向き合い結論は持ち越しとなった。

相関図

ホント、はじめはあまあまなだけの漫画家と思ってたけど、なかなか人間を描いていて、すごく面白かった。

文化祭の演出がすごくよかった！

ネタバレになってしまうから、詳しくは書かないけど、文化祭での行為によって、かぐやの精神が壊れて、仲のいい藤原も三回しか見たことがないという、レアかぐや”かぐやちゃん”が登場することになる。

かぐや様は告らせたいのあらすじ後編

頭脳(内)戦

その犯してしまった行為を、裁判(かぐやの脳内の中での裁判)にかけられることになった。

かぐやは、その時の精神状態によって、性格が少し変化している。
その人格の違いのキャラによる裁判が行われた。

検察官(氷)

(おそらく)主人挌の氷かぐやが、検察官を務めていて、死刑を宣告。

弁護人(アホ)

白銀と出会ったことで出てきた？人格が、弁護人として出廷。

裁判長(子供)

裁判長は何故か、子どもの頃のかぐや。

被告人

被告人は、とんでもない行為をしてしまったかぐや(後のかぐやちゃん)。

どうなる!?
脳内裁判。

みどころ

思考を巡らせているときは凛々しいかぐや様が、いざ会長と良い雰囲気になるとすぐ照れて赤面しちゃうのが凄くかわいい！
もう早く告っちゃえよという二人の関係を、頭脳戦という形で毎週凝ったネームで描く赤坂先生の漫画力は非常に高い。

サブキャラクターも魅力的で、生徒会書記の藤原千花(ふじわらちか)は、その天然っぷりでナチュラルに会長と仲良くし、かぐや様から嫉妬の眼差しをいつも受けている。
その嫉妬の眼差しを送るかぐや様はマジで怖い！

完全にホラー漫画の顔してるときもあるし、単行本１巻の表紙は東京グールの新刊かと思う人も少なくないとか…

その他、生徒会会計の石上君は、物凄いネガティブ少年で、常にかぐや様の眼光にビビっている。

そしてたまに調子に乗って痛い目に合うのも可哀想だけど面白ろ可愛い。

大金持ちであるかぐや様の家のメイドである早坂愛(はやさか あい)も同じ学校に通い、陰からかぐや様をサポート。
彼女はお色気担当なのかそういう描写が多め。

二人の駆け引きを暖かい目で見守るのがこの漫画の醍醐味である。

まとめ

色んなキャラが出て来てバラエティに富んでて、これぞ漫画！というラブコメ。

たいていは、漫画原作の実写は失敗するのだけど、この作品は、意外としっかり成功と言えるのではないか。

映画の感想は、映画のところで詳しく触れるとして、それぞれが原作から抜け出てきたかのようなキャストで頑張ってるなと好印象。

でも、やっぱり漫画が一番魅力が伝わりやすいから、作品を味わうなら漫画を読んでほしい。