【激推し】ねこねこ日本史を読んだ感想とあらすじを紹介！

ねこねこ日本史を読んだ感想を共有！

はじめまして。
まんがたいけんです。

ねこねこ日本史は、日本史と名乗ってる以上歴史漫画という印象を持たれてしまう。
果たして、この歴史漫画は、勉強になるのか、ならないのか―!?

結論から言うと、大まかにこの人はこんなことをしたというのは頭に入るが、描き方が独特なため、そのままの意味でとらえるのは危険。

そこで、そこに行く前に楽しく読めて、ちょこっと勉強になるこのねこねこ日本史は最適！

ということで、ねこねこ日本史のあらすじを紹介～！

ねこねこ日本史のあらすじを紹介！

まんがたいけんは、好きなキャラの徹底考察、漫画シーンの再現動画紹介、おすすめ漫画サイト、高価買取業者ランキングなど、漫画好きの人向けの情報を発信している。

ねこねこ日本史とは

作品名	ねこねこ日本史
作者	そにしけんじ
掲載誌	COMICリュエル	実業之日本社
単行本	14巻～	紙 880～1,078円
		電子書籍 704～968円

ねこねこ日本史は、この記事を書いている今(2024年7月28日)現在14巻まで刊行されている。
連載は、実業之日本社のWebコミック雑誌のCOMIC リュエルで連載中。

アニメは、2016年4月6日～2021年3月3日まで放送されていた。

どんな作品なの？

この作品はストーリー4コマ形式で描かれた漫画。

それにしても、昔の4コマ漫画って、起承転結という言葉が示す通り3コマ目で物語の一番盛り上がるところをもってくる。
そして、4コマ目は、それを少しひねったオチを置くコマ。

というものだったけど、いつの間にやら4コマ目に今までの転 + オチを入れるような作りになっている気がする。
いつから定義が変わった？

大人も楽しめる子供向け漫画という感じ。

刀 ⇒ ねこじゃらし
鎖国 ⇒ 日本をねこ水で囲っている

みたいな猫の生態で表した感じの漫画で、私のようにねこをそこまで好きでも嫌いでもない人間には、こういうねこの生態ぽい雑学は面白い。

あらすじというかなんというか

あらすじといっても、一つの編として漫画が構成されている作りの漫画ではなく、一人の人物に焦点を当てて、その人物のエピソードをねこに例えて、面白おかしく漫画化しているという感じ。

第一巻は日本らしく、卑弥呼の話から始まる。
卑弥呼の詳しい話は、次の項の卑弥呼で。

登場人物を紹介

卑弥呼

古代日本では、絶えず闘いがあった。

そこに出てきたのが卑弥呼で、一般ねこたちより高いところから、ねこじゃらし(この場合は、刀ではない)をフリフリしていると、争っていたねこたちが、ふわぁ～っとねこたちがほんわかしていく…

こうして、争いを収めた卑弥呼が日本をまとめていった。

織田信長

イタズラ好きで子供のころから大うつけものといわれていた。
そのうつけは弟にも手加減なし。

有名な草履を温めていたエピソード。
これが、ねこねこ日本史流のエピソードになると、表現の仕方が面白い。

信長が外に出ようとすると、いつも履いている草履がない。

猿(豊臣秀吉)を呼ぶと木を登って行った先に草履と木になる柿がある。

猿が信長に向かって柿を投げると、応戦して信長も柿を猿に向かって投げる。
こうして、二人の身体は温まったのだった。

という感じで、面白くそれっぽくエピソードを作っている。

ねこねこ日本史のあらすじまとめ

みどころ

ねこねこ日本史の最大のみどころは、やっぱり多少史実？、一般認識としての歴史とは違う、ねこの生態を踏まえた、原作者のそにしけんじさんの解釈で描かれたエピソード。

漫画も、一人一人の話が短くて読みやすい。
でも、おすすめはアニメかな。

アニメは、1本(1人物)9分でまとめられてて観やすい。
絵も可愛いから、サクサク観れるのも楽しいし。

感想

ねこねこ日本史は、かなり面白い。

私は、以前、KADOKAWAの日本の歴史を親せきの子供に贈ったことがある。

その後を姉に聞いてみたら、いつも手に取ってパラパラとは見るんだけど、長続きしなくてすぐに辞めちゃうと言っていた。

それもそのはずで、あの学習漫画って、基本的に受験に対応できるように作られている。
大学とか高校とか。

それは、私が贈ったのは小学生入る前の年齢だから、当然難しすぎて見てても面白くないと思う。
というか、漫画とはいえ、がっちり勉強みたいな漫画だと子供には読みづらい。

そこで、まず第一段階として、歴史に興味を持つという”低い階段"を作ってあげて、大人が登るような一段目に上るサポート役が必要なのだ。

これは、一応歴史漫画というカテゴリーに入る。

よく言われているように、ふんわりでも歴史を知ってると、実際はこうだけど、こういう風におもしろく改変してるなという違いが楽しいという側面があるのは確か。

でも、歴史って自分もそうだったけど、年号を覚えて暗記するっていうのが学校の勉強だから、なにも面白くないから、学生時代は歴史に興味を持てないのだと思う。

ということで、勉強への前段階としてはねこねこ日本史は大正解である！

試し読み

販売元	株式会社實業之日本社
本拠地	東京都港区
巻数	14巻～
制作年	2014年8月7日～
監修	福田智弘
紙媒体	12,584円 単巻 880～990円
電子書籍	11,792円 単巻 704～968円
試し読み	ebookjapan まんが王国 dブック
VOD	Hulu U-NEXT DMMプレミアム
備考	登場人物が全てねこになっている アニメ、映画、ゲームなどメディ展開されている

まとめ

受験勉強に活かせるとか、勉強に役立つという意味では、活かせないし役立たない。

でも、小学生低学年に贈るには、最高の歴史漫画。

• ねこがかわいい
• どことなく歴史をなぞっている
• 歴史を好きになる第一歩

という点で、私はねこねこ日本史を激推し！

子供たちよ！
歴史は面白いぞ！