グラップラー刃牙のあらすじから見る親子喧嘩を共有!
はじめまして。
まんがたいけんです。
グラップラー刃牙といえば範馬勇次郎との親子喧嘩。
私たちが住む世界の霊長類最強といえば吉田沙保里。
だが、刃牙の世界線の中では匹敵するものが存在しない人外生物の範馬勇次郎。
勇次郎に愛されるために刃牙を育て上げた朱沢江珠。
今回はこの壮絶な一番最初の親子喧嘩(単行本19~20巻)に迫っていく。
刃牙の力が勝つのか、勇次郎の支配力が勝つのか、江珠は男女の愛、親子の愛のどちらを選ぶのか。
勝利の女神は誰の元に微笑みかけるのか。
アツい漢たちの戦いが今始まる。
トップクラスの
格闘技漫画に刮目せよ!
ということで、グラップラー刃牙のあらすじ解説スタート!
刃牙と勇次郎のあらすじから見える親子喧嘩の始まり
まんがたいけんはガラスの仮面やはじめの一歩などの漫画、キャラ考察、他にも好きな作中シーンの再現動画の紹介、ヤバい漫画、10巻前後などのランキングなどを発信しているサイト。
他にもお得な漫画サイトや、高価な買取をしてくれるお店の紹介など漫画好き向けの情報を発信している。
グラップラー刃牙とは
作品名 | グラップラー刃牙 | |
---|---|---|
作者 | 板垣恵介 | |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン | 秋田書店 |
単行本 | 全43巻 本編42巻+外伝1巻 | 全巻21,311円 単巻429~600円 |
完全版 | 全24巻 | 26,400円 単巻1,100円 |
メディア展開 | ||
アニメ | オリジナルアニメ VHS 1994年8月12日 | 12,381円 |
グラップラー刃牙 最大トーナメント編 DVD BOX Ⅰ 2006年8月23日 | 33,000円 | |
グラップラー刃牙 最大トーナメント編 DVD BOX Ⅱ 2006年8月23日 | 33,000円 | |
バキ 第1期 | 動画配信サイトで配信中 | |
バキ 第2期 | ||
範馬刃牙 第1期 | ||
範馬刃牙 第2期 |
昔うちに来てくれたアシスタントさんが言ってた話。
その昔、板垣恵介と車田正美がガチの殴り合い喧嘩をしたけど互角だったとかなんとか…
ホントだったら面白いよね。
そんないつわがたくさんあるグラップラー刃牙に今後も熱視線!
漫画アプリ、アニメサブスクについて知りたい人は、以下の記事で、漫画配信サイト比較、アニメ配信サイト比較、刃牙シリーズのあらすじ、原作とアニメ比較一覧、おすすめ配信サイトランキングについてまとめてるよ。
刃牙 vs 範馬勇次郎の親子喧嘩
刃牙シリーズ最大の見どころといっても過言ではない”刃牙 vs 勇次郎の親子喧嘩”はいつから始まったのか。
長い長い壮大な親子喧嘩の始まりは刃牙の幼少期まで遡る。
刃牙シリーズの始まりにあたるグラップラー刃牙の特に19巻~20巻に刃牙と勇次郎が親子喧嘩をする理由や経緯が細かく描写されている。
さらに詳細な刃牙と勇次郎の因縁を知りたい方は9巻~20巻の幼少編を全て読むとさらに深くわかるだろう。
人外的な強さを誇る勇次郎がとある女性との間に育んだ男こそが刃牙シリーズの主人公である刃牙・勇次郎に選ばれた女性、つまり刃牙の母親の名前は朱沢江珠(あけざわえみ)。
江珠の長髪黒髪とキリリとした意思の強そうな瞳はどこか刃牙の面影を感じる。
幼少期、刃牙は江珠に育てられる。
江珠は
範馬勇次郎は地上最高の雄(オトコ)よ
雌(オンナ)なら彼の望むことはなんだってする
と明言するほど勇次郎を猛烈に愛している。
刃牙を育てている理由も勇次郎に気に入られたい、それのみ。
勇次郎はとにかく強い相手と戦うことを望んでおり、刃牙にも強さを求めている。
父親らしいことは全くしない。
とにかく息子にも強さ、強者であることを求め続ける。
そんな勇次郎と刃牙が最初に戦ったのは刃牙が13歳の幼少期。
刃牙のウォーミングアップ
最初の親子喧嘩で刃牙は勇次郎と対決をおこなうべく、入念なウォーミングアップをおこなう。
ウォーミングアップ中に不良たちの拳を全て見切った刃牙の嬉しそうな、してやったりな表情は戦いが好きという遺伝子を感じる。
刃牙は強すぎるがゆえに不良たちではウォーミングアップにもならない。
そんなとき、友人である花山(喧嘩師)とユリー(プロボクサー)がウォーミングアップの相手をかってでてくれた。
刃牙は勇次郎との決戦に備えてしっかりと12時間もかけてウォーミングアップをおこないます。
12時間もウォーミングアップにかけるところから、刃牙の並外れた勇次郎に勝ちたいという思いを感じる。
戦いが好き、強くなりたいという底知れない気持ちをたった13歳の刃牙からもひしひしと漂っていた。
江珠の”勇次郎に気いられるために刃牙を強く育てる”という教育が成功しているともいえる。
刃牙の攻撃
いよいよ刃牙と勇次郎の対決が始まろうとする空気が立ち込めていく。
そんなとき刃牙と勇次郎の対決を阻むような巨大な地震が…
地上最強の生物である勇次郎はなんと、地震をもその拳で止めてしまった。
さすが人外な強さを誇る勇次郎。
大地に向かって自分自身の拳を振りかざすと地震はとまった。
まるで大地が対決のコングを鳴らしているよう。
人外表現恐るべし
作者の上手い演出
地震が止まり、一気に攻め込むのは刃牙。
後ろから勇次郎に襲い掛かる。
ウォーミングアップでは不良を赤子のように手玉に取っていた刃牙も、勇次郎を前にするとおんぶされている赤ちゃん。
勇次郎は全く動かない。
勇次郎の歓喜
喧嘩が進むにつれて勇次郎は喜ぶ。
刃牙に勝てるからではない。
刃 牙 が 強 く な っ て い た か ら
刃牙の強さに喜ぶ勇次郎の笑顔は、少年のようであり無邪気で不気味。
歓喜に舞い上がる勇次郎は江珠に刃牙を
今日喰っちまおうぜ
と提案。
つまり刃牙を”殺しちゃおうぜ”という意味。
どう考えても刃牙をさらに強く育てて戦った方が戦いの楽しみも増えるはずだが、勇次郎をとめられる生物は人間界にはいない。
勇次郎に愛されたいがために刃牙を育てた江珠にとって、勇次郎の喜びは何にもかえがたい愛を感じるはず。
お父さんを喜ばせなさい!!!!!
と江珠はボロボロの刃牙に伝える。
ただ、その目には涙が。
刃牙も江珠が泣いていることに気づいた。
何かのストッパーが外れたように、さらにエンジン全開で刃牙は勇次郎を攻め続ける!
勇次郎は少しも疲れを見せず刃牙の攻撃を避けながら攻撃を続ける。
圧倒的な強者である勇次郎。
砂埃ひとつ服についていない。
ついに江珠は刃牙が死ぬかもしれないという現実に直面する。
江珠は勇次郎の愛・刃牙の愛どちらを取る?
勇次郎にやられてボロボロになり、刃牙はひん死に陥ってしまう。
ギャラリーも刃牙の死を覚悟する。
誰も刃牙を助けられない。
刃牙の表情は死を覚悟しているというよりも”無”に近い、本当にギリギリ生きているような顔をしている。
そんな刃牙の顔を父親である勇次郎はとめどなく殴り続ける。
明らかにどうかしているけど、これぞ漢の戦い。
勇次郎は刃牙の上に立つ。
いよいよ刃牙にとどめが刺されると思ったそのとき!
なんと江珠が勇次郎に立ち向かう。
勇次郎オオッッ
あたしが相手だ!!!
勢いよく勇次郎の肩に手を伸ばし、江珠は刃牙をかばいにいった。
勇次郎に愛される女としての愛ではなく、刃牙への母親としての愛をとった瞬間。
勇次郎に殴りかかるが、鍛えてきた経験も無い江珠の拳はグニャリと曲がる。
殴った方が怪我をするって、勇次郎は鋼やダイヤモンドのような皮膚の持ち主。
勇次郎は妻の決死の母性をどう受け止めるのか。
刃牙 VS 勇次郎の親子喧嘩のあらすじからの結末…
親子喧嘩の相関図
父を超えたい刃牙、息子の成長が嬉しくて殺したくてたまらない勇次郎、男女の愛か親子の愛かの選択を迫れる江珠。
三者三葉の想いが交錯する壮絶な親子喧嘩が今始まる…
勇次郎の圧倒的な強さ
勇次郎の強さは身体的な能力だけではない。
”強さ”を追い求める絶対的な精神力も勇次郎が最強であることに繋がっているのだろう。
江珠の必死の呼びかけに勇次郎はどうするのか。
勇次郎は江珠の骨が折れるほど抱きしめる。
このシーンを残酷な展開ととるか、勇次郎が江珠の覚悟を受け止めた展開ととるかは読者にゆだねられる。
勇次郎の
強さは精神的なものにも起因している
母親としての覚悟を持った江珠に対して、最大限の礼を持って勇次郎も立ち向かったのだ。
勇次郎もまさか江珠が女ではなく、母親としての愛をとるとはと驚く場面もある。
最大限のリスペクトとして、勇次郎も力の限り江珠の思いを受け止めたのだ。
江珠は勇次郎にボロボロにされながらも倒れている刃牙を抱き上げる。
刃牙を愛おしそうに見つめています。まだ江珠も刃牙も生きている。
勇次郎からの愛よりも、刃牙への愛を取った江珠。
これから刃牙へ愛を注いでいくのだろうか。
勇次郎はまわりで見ていた刃牙を応援しにかけつけた人々もボコボコにして去っていく。
いうなれば、勇次郎の圧勝。
刃牙は手も足もでない大敗北を遂げた。
勇次郎は圧倒的な強さを刃牙に見せつけて、最初の親子喧嘩は終わりを迎えた。
刃牙の決心
意識を取り戻した刃牙は江珠をおんぶして街中を歩いていく。
刃牙が江珠を大切に大事に思っていることが伝わってくるようなおんぶ。
刃牙は勇次郎に負けたばかりとは思えないほど、輝いた笑顔を浮かべながら江珠に話しかける。
江珠も溢れんばかりの笑顔を刃牙に向けている。
この瞬間は確かに母親に愛された刃牙がいた。
街中の人々はザワザワと騒然とし、警察官まで刃牙を取り囲む。
どうして警察官が刃牙を取り囲んだのか。
江珠の表情を見ると全てがわかる。
刃牙が話しかけていた江珠の表情は……
刃牙は江珠をおんぶしながら決心する。
範馬勇次郎を必ず倒すと。
最初の親子喧嘩を発端に、長い長い親子喧嘩が始まりを迎えた瞬間。
勇次郎vs刃牙の親子喧嘩!最終戦は何巻?
シリーズタイトル | 巻数 |
---|---|
グラップラー刃牙 | 全42巻 |
グラップラー刃牙 外伝 | 1巻 |
バキ | 全31巻 |
バキ特別編SAGA | 1巻 |
範馬刃牙 | 全37巻 |
範馬刃牙10.5巻外伝ピクル | 1巻 |
刃牙道 | 全22巻 |
バキ道 | 17巻~ |
刃牙シリーズは、現在「バキ道」が連載されている。
親子喧嘩はグラップラー刃牙だけで決着が付かなかった。
刃牙の全シリーズは上記のもの。
範馬刃牙37巻目で親子喧嘩の決着がつく。
まとめ
- 最初の親子喧嘩は19~20巻!
- 勇次郎は強くなった刃牙に歓喜!
- 江珠は勇次郎のために刃牙を育てた!
このグラップラー刃牙は、勇次郎によって作品の魅力が爆上がりしている作品。
この構造ってかなり稀有。
しかも、勇次郎に愛されたいが一心で刃牙を強い男に育てるっていうけなげ?さとか設定もいいよね。
ということで、よい漫画ライフを。
コメント