絵が上手くなりたいなら下手なことを自覚すること!
はじめまして。
えでくーです。
下手だから絵を描いてても楽しくない…
そんな思いを抱いてる絵描きさんは多いと思う。
ていうか、一般的に上手いと言われてる漫画家、イラストレーター、画家さんなどみんな自分で絵が上手いなぁと自惚れてる人なんていないと思うよ。
きっとね。
でも、私のような半人前の絵描きですら、たまに”自分天才!”って思う絵が描けることもある。
だから、絵が上手い人たちもたまには、自分は絵が上手いって思うこともあることでしょう。
まずは自分の絵が下手なのを自覚することから始めよう!
この記事では、画力がアップする三つのコツを伝授するから、めげずに絵を描くことが楽しくなるようになろうね。
みんな絵が上手いなんて思ってないから
安心して
他人の芝は青く見えるってヤツよ
頑張って一緒に絵が上手くなれるように頑張ろうぜ!
この記事では、アナログ作業で解説してるけどデジタル作業でも同じだよ。
絵が下手で楽しくない…のメカニズムと対抗策
えでくーは、ココナラで月40万を達成した絵描き日時計が絵で稼ぐ方法、いい絵を描くための考え方、漫画や絵に関する豆知識を共有するサイト。
三つのコツ
- 絵が下手を自覚する
- 楽をしない
- 目の錯覚を利用する
これがえでくーが推奨する絵が上手くなるための三つの極意。
先日、身内の赤ちゃんの似顔絵を描いたからその似顔絵を使って絵の描き方、考え方を解説していくよ。
1.絵が下手を自覚する
自分の絵が下手なのを自覚しよう。
その上で、どうしたら上手くなるのか、どうしたら手が早くなるのかについてちゃんと考えながら絵を描くようにしよう。
あと、自分の絵が下手に見えてしまうメカニズムも共有する。
絵が下手に見えるメカニズム
- プロット作成
- ネーム作成
- 下描き
- ペン入れ
- 仕上げ(トーン貼り、着色など)
私は漫画描きだから漫画の作業工程で解説してみる。
絵を描く工程はネームの工程から。
ネームは、人によって描き込むタイプか、ざざっと描くタイプに分かれるから何とも言えないけど描き込む人はこの工程も含める。
ちなみに私が描くネームはこんな感じ。
漫画は完成までにネーム、下描き、ペン入れと何度も行ったり来たりする。
アナログ作業だと、ペン入れ時にインクが乾いてないと他の原稿に取り掛かって作業する。
とにかく、自分の絵とずっと向き合うことになる。
すると、次第に自分の描いた絵に目が慣れていく=普通の状態。
いい絵が描けた!と思っても、何度も見てるうちに普通の絵になっていく。
見慣れた自分の絵は、心が平静になることで”絵が下手だな…”という心理に傾いていってしまう。
これは、目の前にあって主観の評価になってしまうことで、第三者からみた画力よりも過小評価になってしまうことが原因。
これが、”自分の絵が下手に見える原因”なのだ。
何度も言うけど
絵が上手く見えてる人もきっと同じ道を歩んでいるよ!
そして、その絵の下手という心理が”絵を描くことが楽しくない”という思いに繋がってしまう。
楽をしない
この方法は、その時点では早くていいけど、基礎的な画力は上がらないし、こういうことをOKしてしまう精神は将来的に響いてくるから、絶対に仕事は減る!!
断言できる。
そういう人を見てきてるし、今専門学校の講師をしているといっていた。
長い期間絵の仕事をしたいなら妥協も手抜きもするべきではない。
2.客観的に見る
- 絵を写真に撮って見る
- スキャンしてPCモニタで見てみる
- 時間をおいて(一週間位)見てみる
できるなら上記の三つはやった方が良いけど、そこまで出来ない…、そもそもそんな時間がない…
そういう時に便利な方法を伝授する。
それは、絵を反転するというもの。
絵を反転する
トレース台があるなら原稿を裏返して透かしてみよう。
デッサンの狂いが大きい人は、この時点で自分の絵のいびつさに気づくことができる。
原稿を元に戻して、デッサンが狂っているところを修正してまた裏返してみる。
この工程を繰り返して、修正していく。
これを絵を描いている時の作業に組み込んでいくことで自然と大きなデッサンの狂いはなくなってくる。
すると、もうこの裏返しの作業はしなくても、そこまでデッサンの狂いはなくなってくる。
3.目の錯覚を利用する
絵というのはバランスにかかっている
そのポイントとなるのがベタと輪郭の太さと内線?の太さ
画風にもよるけど、全ての線を同じ太さで描くと、線のメリハリがなく下手に映ってしまう
さらにベタを入れることで、画面の中に黒い部分と白い部分のメリハリができるために絵が上手く見えるようになる
要するにメリハリを利かせることで絵が上手く見えるという錯覚が起こるのだ!
ペン入れしてみたものがこちら。
これの絵に足りないものがある。
それはベタと太い輪郭。
バランスを整える
輪郭を太くして、ベタを入れたものがこちら。
だいぶ下手から脱却できてきたでしょ?
絵が下手で楽しくないは画力UPの第一歩
今まで描いた似顔絵を着色したものがこちら。
絵には正解はないから、自分で思ったことは自分の絵、原稿、仕事で活かしてみよう!
仕事でやると失敗することもあるけどね
上手くいくと楽しいよ!
そうすることを繰り返すことで、自分の絵の方向性が見つけられるよ。
まとめ
- 絵が下手を自覚する
- 楽をしない
- 目の錯覚を利用する
- メリハリを利かせる
絵のせかいは奥深く正解はない世界。
逆に言うと、何をしてもいいのだ。
どんどん自分の絵で挑戦して自分の絵の完成を目指すのも面白いよ。
自分なりの答えを探す旅に出てみようぜ!
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