クリエイターのトラブル対策を共有!
はじめまして。
えでくーです。
長年クリエイターとして活動してきた日時計が、体験した事例と、そのトラブルへの対処法を分かりやすく解説!!
またクリエイター特有の悩みなども共有してるから、自分に当てはめて自分なりの対策に役立てて欲しい。
この二つに集約されるかな。
修正がいつまでも続くのは、ホントに心が折れるし、何してるんだ…メンタルに陥ってしまう。
それを防止する対策をすることで可能性を最小限にまで抑えることができる。
そして、お金の問題も多々あるけど、そのうちの一つは軽減できる解決策を伝授!
やっぱり、クリエイターだから制作物に対する悩みに全振りしたいよね。
そうなるためには、今置かれている自分の状況を把握することから始めてみよう。
これから訪れる
厳しい時代に備えるのだ!
ということで、クリエイターのトラブル事例を共有!
クリエイターのトラブル事例を共有!
このサイトは、絵で稼ぐ方法、漫画家、絵師としてデビューする方法、絵師の心得、クリエイターの失敗談など絵描き向けの情報発信サイト。
事例を共有
絵コンテ
ココナラで絵コンテの相談が来た。
何ラリーかやり取りがあって、数か月後2,000円でサービスを購入。
依頼内容は、ネット記事の感動的な話を3分の動画にするというもの。
(当時)1分 2,000円でサービス出品してたから1分の料金だけど、この時点で3分だから6,000円ってわかってるかなぁと思いつつ、確認しないで作業に取り掛かる。
で、絵コンテも描き終わって提出。
すると
センスがあるので契約書を交わして長期的に~
というメッセージが。
それはいいのですが、修行中なため実験的な意味も含めての価格設定になっています。
それでもよろしいのでしょうか・
また、今回のものは3分というこおで、6,000円になるのですが大丈夫でしょうか?
と返信すると
6,000円とは聞いてない
とても残念だ
6,000円だったらもうS腰高いクオリティを求めると思いませんか?
とか抜かしてきた。
いやいやいやいや
2,000円でどれだけのことをやらせようと思ってんだ
このバカ
3分の絵コンテを創るのに、111コマ描いています。
その絵コンテを描くのに1日かかります。
それ以外にも、どいうう感じにしようか考える時間、資料を探す時間、作業時間それらを含めて2,000円な訳がないのですが?
など、なんどかラリー。
それで、どうしても、6,000円だったらもう少し高いクオリティってことにムチャクチャ腹立ったから、ここからはもう敬語を使うのは辞めた。
無礼には無礼を。
どうしても、イヤな思いをさせられたら、自分以上にイヤな思いをさせなければいけない性格。
絶対にこんな無法者許すわけにはいかない。
原因
これは明らかにこちらの落ち度。
でも、オプションには1分追加ごとに2,000円と記載していた。
解決
ずっと下から下からの感じで丁寧にやり取りしてたけど、ムカついて乱暴な言葉つかいをしていた。
そのため、依頼主から
二重人格ですか?
気持ち悪いので払います
といって、制作費6,000円全て回収に成功!
おそらく、プロとしては仕事したことなくて、趣味で動画を作ってた延長線上でクラウドソーシングサイトでやり始めたのだろう
2,000円にどれだけの信頼を持っているんだ
時給の金額だぞ
絵を描く労力を舐めてるヤツはマジで殺意沸くほどムカつく!!!
というココナラの事例を紹介してみた。
他にも、クラウドソーシングサイトでのトラブル事例を見たい人は、以下の記事で、トラブルランキング、トラブルへの対処法についてまとめてるから、参考にどうぞ。
わがままクライアント
依頼主の要望
この当時(2017年)感動スタジオを知らなかったから、調べてみてみた。
観た結果…こういうの創りたくない…
チャップリンの映画のような感じで創りたい!と決意。
ポイントは
動画と現実をリンクさせること
要望を聞いて、プロットを描いて絵コンテを作って提出。
とてもいい感じです!
ということで、ひたすらイラストを描いていくという作業に入る。
パラパラ漫画を創ることが初めてだから、1秒間の枚数が分からないけど、とりあえず1シーン10カットのイラストを描いていった。
イラストを描くだけで精いっぱいだったから、クラウドワークスで動画の編集をしてくれる人を見つけて依頼。
動画はなんとか間に合った。
不採用
結婚式には使用できない残念です
というメール。
そして、そのメールの中で”完成したものを観て値段を決めてくれと言っていたので1万円お支払いします”という、スーパー失礼な物言い。
これにブチ切れてメール。
あなたのような人間がいるから、私はできたものに対して料金を払ってくれとは絶対に言わない
と伝える。
忘れたけど…、こう感じ取られるようなメールをしてしまったのだろうけど、こういう意味だよという説明はしたと思う。
そのあと、こっちから電話か、向うから電話かは忘れたけど、こっちは怒りMAXだったから、早口でまくし立てると面を食らったのか
電話をかけなおします
とのこと。
てめぇのわがまま解釈で1万円とかふざけんなよ!
1か月潰してて月給1万円なんてある訳ねーだろ
バカタレっ
ここからは失敗のポイントをまとめていく。
原因
今、改めてこの記事(2017年に激アツい時に書いたもの)を見てみると、少し自分の捉え違いをしてるかもなというところが見つかった。
”やりたいことが食い違っていた”の項目で、依頼主は
一番の問題は、伝えたいメッセージを動画の中に入れてもらっていない
といっている。
この記事を読んでると、何回も絵コンテで確認していたから、私としてはメッセージは入れてるのだろう。
でも、依頼主がこう感じているということは、依頼主が思うメッセージと、私が動画に入れたいメッセージが食い違っていた…?
ということか?
でも、動画編集は外注に投げてるし
足りない部分を描き足せば意向に沿えるのではないか?
う~ん…
忘れた
あと、これは、この案件だけじゃなくて、依頼主全般に感じることなのだが、”絵コンテって思った以上に伝わっていないよな”ということ。
正確に言うと、絵コンテだけじゃなくて、クリエイターの脳と依頼主の脳を一致させることが、ホントに難しい…
ホントにこれをよく感じる。
絵コンテでそこ伝えてますけどっていうところを、後出しで出してくる。
これは、
これは、いまだに答えが出ない。
どうすれば、頭の中を一致できるのか。
果たしてそれは可能なのか…
解決
1週間くらい時間を置いたのかなぁ。
色々考えて3万円で
どうかなと思っているのですが…
電話でやり取りをしたけど、直情型の自分は怒りの熱は冷めて
それでいいですよ
では
面倒なのもあって、これにて幕引き。
人によって正解は違う
相手にもトラブルになる要因はあるとしても、当時の想いを書いた記事を改めて読んでみると自分にもありそうだ
ビジネス系クリエイターは、依頼主と頭の中を一致させることに腐心するべきだな
そのためにはどうすればいいかを、一生考え続けていこう
このパラパラ漫画のトラブルを当時の熱量を直に感じたい人は、以下の記事で、クライアントの要望、クライアントのわがまま?、失敗のポイント、対処法、その後のやり取りについてまとめている。
修正地獄に陥る理由
修正地獄に陥ってしまうのは、上記がポイントとなる。
原因
具体的なイメージがない
個人やB to Bでも対個人でやり取りしていると具体的なイメージがないから、いつまでも修正が発生という事態に陥りやすい。
このメカニズムは、以前まで付き合いがあった名刺をデザインしてもらった人と飲んだ時に、そういう話をしたときに出てきた言葉。
具体的なイメージがないから
できたものに対して永遠にアイデアが出てきてしまう
ホントこれなんだよな。
だから、こういうことをデザイナーの多くは理解しているから、その対策として何案か違うテイストのデザインを提出して、あたりを見て方向性を決めるといっていた。
漫画とか、イラストの場合は…イラストはできるのかな。
漫画の場合は、もともとの作業工数が多いからこの何案も出すというのができない。
勿論、できるならやった方が修正地獄に陥る可能性を減らせる。
相手のあることだから明確な解決策はないが、最小限に抑えることはできる
最初のサービス内容の説明は大切
この時に、すごい制作費をもらっているなら修正に付き合うこともいいが、そこまでの報酬をもらっていないなら、もらった報酬でできることを伝える
そして、それを超えるもの、完成後の修正は有料対応になることを最初に伝える
クリエイターを理解していない
3Pの執筆期間の目安 | |
---|---|
資料集め | 半日 |
プロットをまとめてネーム | 半日 |
下描き | 半日~1日 |
ペン入れ | 1日~1日半 |
仕上げ(モノクロ) | 半日 |
仕上げ(カラー) | 3日~5日 |
執筆期間 | |
カラー | 5日半~8日半 |
モノクロ | 3日~5日 |
漫画を描くにはこういう工程をたどる。
クリエイターを理解していないというのは、クリエイターの性質もそうだし、そもそもの作業の大変さを全く理解してないというのを、大いに感じる。
でも、最近は減ってきたかなぁ
自分はこういうのはちゃんと言って断るから
頭に残ってないだけかなぁ
そもそもが、
絵を描くのなんてサラサラ簡単に描けるでしょ~
と思っていると思う。
だって、これも自分が絡む年代が変わってきたのがあるのか、そういうのもあると思うけど、絵を描いてるって知ると、簡単に似顔絵描いてよといわれる。
これほど面倒なことはない。
似顔絵ってサービスあるの知ってる?
お金取って描いてるよ?
介護職してる人に、
私のこと持ち上げてあそこの椅子まで運んで座らせて~
って言ってるようなもんだぞ?
お前がもし、サラリーマンなら、じゃ今からこの紙に線を一本描くから、それを100枚コピーして、それをここにいる全員に配って、プレゼンしてよって言ってるようなもんだぞ。
わかるか?
人を動かすってことは、その時間をその人間に捧げてるってことになるんだから、自分が喜んでやらない限りそこには報酬が発生することを忘れるな!
胸に刻み込め!!!
対処法三カ条
同じことを言うが、頭の中を一致させることができれば修正は減らせる。
超絶難しいけど。
また、提示してきた予算内でできることを伝える。
これ結構重要だよ
制作費が高い時は、相談してきた相手に予算を聞いて
予算内でできることを伝える
これは、トゲがないし仕事も獲れる可能性が高くなる。
そして、クリエイターとしての資質の問題にもなってくるけど、値切る依頼は請けない!
これは大切なことなのでもう一回。
値切る依頼は請けない!
対処法三カ条でした。
などなど、上記ではかいつまんで紹介してきたけど、他の項目についてもっと知りたい人は、以下の記事で、修正地獄に陥る理由、対処法三カ条、C to C、B to B、クリエイターの想いについてまとめてるよ。
クリエイターの悩みランキング!
第3位 将来への不安
将来への不安は、今はフリーランスというか、クリエイターというか、そんな枠ではなく全世界の人が感じている課題かもしれない。
私は陰謀論を少しカジっていることもあって、いろいろな話が目の前に迫ってきていることを実感している。
これは、きっと生きている間には解決しないもの。
色々考えなければいけないことが多すぎて、頭が痛くなる…
せめて自分の周りの食、病気については
市場に出回ってる情報を信じるのではなくて
いろんな本を読んで総合的に判断した方がよい!
やっぱり、個人でできることはお金を作っておくことくらいしかない。
それと、こういう思いが頭を駆け巡るということは、今が上手くいっていないということ。
だったら、どうなるかわからない未来のことを考え続けるより、今をどうすればよくできるかを考える方が現実的。
第2位 お金
クリエイターには一生ついて回るのがお金の問題。
お金の問題も二つあって、安定的に仕事が獲れるかということと、制作したのに依頼主に逃げられて報酬が受け取れないというもの。
仕事が獲れない…
自立しても仕事が安定的に来るとは限らない。
そこで、クリエイターはどうやって仕事を獲っていくかをずっと考えていかないといけない。
うちもここはかなり苦労してて…サイトで集客するという性質上、Googleで圏外になってしまうと途端に仕事が切れ始めるということになる。
だから、常にGoogleで上位表示するにはどうすればいいかを考え続けないといけない。
制作費の未払い
これは他のフリーランスの人たちと話しても、誰でもこの”未払いの経験を持っている”ということ。
それだけ、悪徳クライアントに遭遇しているということ。
クリエイターの地位の向上が
このサイトの使命!
ということは、今は大丈夫でもこれから、そういう輩に出くわすこともあるということ。
そして、政府は移民を大推進しているから、日本人のモラルが通じない時代がやってくる。
そうなったときに、最低限のダメージで押さえられるように常に考えて対策しておいた方がいいよ。
第1位は何が来る?
第1位だけじゃなくランキングを見たい人は、以下の記事で、悩みの大きさランキング、悩みを先取りについてまとめてるよ。
クリエイターのトラブルへの対策!
トラブル回避の総括
クライアントとのやり取りでクリエイターが疲弊しないためには、だいたい上記の三つのポイントを抑えること。
修正地獄はホントにキツいし、
それ
この前話したじゃん
てことも多い
難しいけど、ヒアリングを徹底して、頭の中を一致させるにはどうすればいいかを考え続ける。
それと、どうしても制作費の未回収は逃げられないから、クラウドソーシングサイトなら未回収は防ぎやすいけど、直依頼だとそうもいかない。
だから、最初にヒアリングをちゃんとして、予算を聞いてこっちの制作費を含めた条件の話をして、予算が合わないなら、予算内でできることを提案する。
クリエイターの相談所
クリエイターのための弁護士
自分が創作したもの(小説/漫画/イラスト/写真)を、インターネットページで掲載したいと契約書が送られてきました。
内容について全くわからないので、教えてほしいです。
著作権法や民放など、法律の一般的な内容がよくわかりました
内容をよく理解したうえで、契約を結ぶことが出きました
依頼内容に対する具体的なアドバイスが乗ってると思ったら、載ってなかった。
でも、クリエイターって私も含めて、法律に疎いから、これからはクリエイターも身を守るために法律の勉強はしておいた方がいいね。
前に、著作権譲渡を含めた依頼で、こっちの条件とか著作権についてのこっちの話もしたら
もし契約書がありましたら、いただきたいのですが…
といわれた。
やっぱり、弁護士に相談して著作権とかも含めた、契約書って作っておいた方がいいのかな。
ファクタリング業者ランキング!
依頼主に逃げられる可能性を感じたら…
もしくは、もうそういうことをハナから考えたくない…
そんな時は、ファクタリング業者を一枚かませるのがおすすめ!
漫画にしても、イラストにしても、アニメーションにしても、依頼が来てすぐに渡せるということはマレ。
ということで、クライアントへの制作物を引き渡しが終わった後で請求書を発行したら、その請求書を買い取ってもらうことで、制作費を受け取ることができるサービスがファクタリング。
メリットはすぐに報酬を受け取れる
デメリットは、手数料が取られること
多くのフリーランスが経験している未払い問題を軽減する方法を知りたい人は、以下の記事で、回収の三つのポイント、未払いの二つの前兆、請求書は売れる、ファクタリング業者の特徴比較、クラウドソーシングを利用するについてまとめているので、未払いにならない対策を知りたいなら必見!
まとめ
クリエイターにトラブルはつきもの。
回避するには、なぜこうなったかを考察していくこと。
突き詰めていけば、ダメージを最小限に食い止めることができる。
ファクタリングは、お金のやり取りを仲介してくれるだけだからクライアントに知られることはないよ。
クリエイターを情報で支援するえでくーでした。
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