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【対処法三か条】修正が多いクライアントの5つの特徴

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クライアントの修正が多い理由を知って修正地獄を回避!

はじめまして。
えでくーです。

クリエイター
クリエイター

修正地獄ってどうやったら抜け出せるの~

正直、修正地獄に陥ってしまったら抜け出すというより、そのまま、完成まで行くしかない。
だから、クリエイターがやることは、そうならないように動かないといけない。

みんなが欲しいと思っているもの
それは、”お金”

修正は〇回までや、完成後の修正は有料対応など、逆に通常制作費に大幅な上乗せをして、修正対応無制限といったようなお金による縛りをもうけて、最初に伝えること

あとは、料金を値切るクライアントは、基本的に”クリエイターを舐めている”ことになるから、こういうのはスルーしよう

まわりまわって、下手に出るクリエイターも悪い
だから、私はこのサイトの一つのテーマである”クリエイターの地位の向上”は依頼主にも、クリエイターにも意識を変える必要があると考えている

日時計
日時計

本来は絵が描けない人がいるという時点で

絵が描けるというのは特殊能力なのだ!

自信を持て!

それでは、クライアントの修正が多いときの対処法の徹底解説スタート!

クライアントの多い修正への原因と対処法

バカ言うな!

10年以上漫画やイラスト、漫画動画やパラパラ漫画などを制作しています。
フジテレビの東京03 in UNDERDOG、山形市の蔵王のPVの絵コンテ、あいち産業振興機構のような公的機関での制作もしてきました。

わがままクライアント、クラウドソーシングサイト、お金の悩みなど、クリエイターが襲われた事例を使って具体的な対策を共有!

クリエイターが陥りやすいトラブルの三つの対策↓↓↓

【事例で解説】クリエイターのトラブル解決の三つの対策!

修正地獄に陥る理由

  • 具体的なイメージがない
  • ヒアリングが不十分
  • センスが違いすぎる
  • クリエイターの作業量を舐めている

修正地獄に陥ってしまう原因は、上記の4つが主原因。

その前に、なぜ修正地獄に陥ってしまうのかを考えてみよう。

大企業ほど修正が多い

企画が生まれて制作物が創られる流れ
イラスト提供:絵のせかい

大企業になると、企業の担当者と打ち合わせたデザイナーさん(私がやり取りしてるデザイナーさん、以下仲介者)の企画がクリエイターにおりてくる

ネームを描いて、仲介者でこれで行こうとなって担当者がチェックする
それを、企画を発案した部(以下企画部)と担当者でOKとなる

それでさらに部長が確認して社長が確認するという、何層もの確認をしていくことで返信が遅くなるし、修正が多くなってしまう

この担当者と仲介者が厄介

企画部と担当者が企画を詰めていく
この時に企画部と担当者の間で頭の中が一致してないことがある

そうなると、せっかく作りこんでも一旦全部バラシっていうことも出てくる
まぁ、あんまりないけど。

で、企画部と部長の意見が割れることもあるし、いちいち初めから確認してない部長より上のクラスの取締役とか会長とかは、その時初めて企画内容、ネームを見るからその場で違うなとなったら、

企業幹部
企業幹部

修正してね

となる

何回ものチェックが入ることで返信が遅いし、修正が永遠に続くという修正地獄スパイラルに入っていくメカニズム

いちクリエイターとしては決定権を持ってる人間らを一堂に集めて一回で意見を出してくれって思うけど、そうはいかないんだろうなぁ。

日時計
日時計

だから、この仲介者と担当者が無能だと
クリエイターのいらない作業が膨大になってしまう

修正地獄に陥る4つのポイント

1. 具体的なイメージがない

クリエイター

まだ私が20代の駆け出しだった時に、知人で名刺のデザインもしてもらったデザイナーさんと飲んだ時の会話。

名刺デザイナー
名刺デザイナー

頭にイメージできてないから
できたものに対して永遠にアイデアが出てきてしまう

といっててなるほどと思った。

この名刺のデザインをしてもらった人も、上述してるデザイナーさんと同じく、ラフ案の時に何通りかデザインを提出して反応が良かったものを詰めていくと話していた。

2. ヒアリングが不十分

耳より情報

聞き取りが不十分だと修正地獄に陥りやすい

ここで、相手の意向、何をPRしたいか、どこに一番重点を置いているか、予算などをしっかりと聞き取りをする

あと、ここでできたらやった方がいいことがある

どういうデザインが好みなのか、どういうものに惹かれやすいかっていうのもヒアリング出来たら修正地獄を回避できる可能性が高くなる

日時計
日時計

スーパー難しいけどなぁ

3. センスが違いすぎる

そもそものセンスが違いすぎるっていうのも結構重要度が高い

私自身サブカル、個性的な絵が好きだったりするから若干”一般的な人のいいもの”が違うことは大きいけど、一派的にウケるものは理解しているつもり。

一回漫画仕事でこんなことがあった

ハンサムを主人公にしたいという意向を聞いて、何回もキャラデザインを送ってもNGで戻ってくる
そのうち

編集さん
編集さん

日時計さんはハンサムが描けないのかな?

と、監修の人とか原作者の人と話しているのを知った

それで自分ではハンサムと思って描いてたけどよくわからないから、ネットで”ハンサム”とか"二枚目"とかで検索してみてNGで戻ってくる原因がわかった

私自身ワイルドな顔をハンサムと思ってしまう
ファイトクラブのブラッド・ピットとかアントニオ・バンデラスとか

でも、編集さんたちすべての人の思い描いているハンサムは、向井理とか、三浦春馬とか中性的?な感じの人たちをハンサムとして思い描いていた

日時計
日時計

多分世間一般ではこういう中性的な人たちが
ハンサムっていう位置づけなんだよなぁ
きっと

こんなこともあるのかと驚いた経験

どうしても修正が戻ってきてしまうときは、素直にググることで解決策が見つかることもある

4. クリエイターの作業量を舐めている

3Pの執筆期間の目安
資料集め半日
プロットをまとめてネーム半日
下描き半日~1日
ペン入れ1日~1日半
仕上げ(モノクロ)半日
仕上げ(カラー)3日~5日
執筆期間
カラー5日半~8日半
モノクロ3日~5日
漫画の制作期間の目安(2023/05/01)

クライアントはクリエイターの作業が”机に座ってさらさらと好きなことをしてる人たち”っていう頭で凝り固まってる人間はクリエイターが思う100倍多い

3Pの漫画を描くのにこれだけの工程が必要

ネームだって、こうしたら伝わりやすいかなとか、キャラを立たせるにはこういうポーズがいいかなとか考えたり、下描きだって一発で決まらないことがほとんど。

膨大な時間を費やしているんだ!

でも、金を出せば修正してもらえるんでしょ系のクライアントもいる
人間は平等に1日24時間しかないんだから修正はなきゃないに越したことはない

日時計
日時計

お金があるクライアントでこういう至高の人はまだいい
お金をちゃんと払うから
基本的に嫌だけどね

でも、そこにすら達してないカツカツの予算でクリエイターを理解してないのは、マジで殺意沸くよな

クリエイターにできること

これら依頼主に起こりえる事象について、クリエイターにできることは少ない

まず、大企業ほど返信が遅くなる、修正が多くなるなどはこちらではどうしようもできない

だから、こういう時はお金に癒してもらうしかない

日時計
日時計

大企業と言っても今はものすごく渋くなっているから

費用を節約するためには…

と考える方向にもっていくしかない

クリエイターがやるべき三か条

  • 頭の中を一致させる
  • 予算内でできることを伝える
  • 値切る依頼は請けない

この三つを守ればだいぶクライアントの修正地獄から回避できる。

一つ一つ解説していくよ。

頭の中を一致させる

最適な選択をご提案!

修正が多くなってしまうのは、クリエイターとクライアントの頭の中のイメージが違うことで起こってしまうことが主原因

だから、漫画だったら詳細のヒアリング、ネームである程度お互いの頭の中を一致させておく作業が必要となる。

アニメーションだったら、詳細のヒアリング、絵コンテの段階でちゃんと打ち合わせして頭の中を一致させる努力をしなければいけない。

センスが違う場合も、ある程度頭の中を一致させることで、近づけることもできるかもしれない
どうしても難しいこともあるけど。

デザイナーさんの話を聞くと、できるデザイナーさんは

デザイナー
デザイナー

何通りかのデザインを出して

反応のいいモノを作りこんでいく

といっていた。

デザイン仕事がわからないから失礼にあたるかもだけど、クリエイター特に絵描きとかアニメーションだとその作業量が膨大だから、アイデア案で何案も提出することは難しい

詳細のヒアリング、流れを見せる工程(漫画だったらネーム、動画だった絵コンテなど)でイメージの共有をする

日時計
日時計

実際はここまでやっても修正が多くなる時もあるから
完璧ではないけど、かなり回避できるようになる

予算内でできることを伝える

  1. ページ数
  2. 希望の納品形式
  3. 希望納期
  4. 漫画のタッチ
  5. 予算

私の漫画サービスでの詳細のヒアリングで聞いている項目

こうやって相手の予算を聞いて予算でできることを伝える

うちは今カラー30,000円でサービスを提供している
それで依頼内容が3ページで予算が90,000円だとしたら

日時計
日時計

完成後の修正は基本有料対応となります

と伝えて作業の流れを伝える
作業の流れの中にここまでの修正は無料対応でここからは有料対応になりますなど。

そうすることで、追加費用が発生しないように各工程の確認をしっかりしてくれるようになる
※たまに、確認を雑にして後で文句を言ってくるクライアントもいるから、ここは”マジでしっかり押さえるべきポイント”

相手の予算が豊富なようなら、追加提案してもいいね

たとえば、”20万円でしたら追加修正はすべて無料で対応します”とかね

値切る依頼は請けない

やる気を引き出す!

値切ってくるクライアントがたまにいるけど、こういうのは断った方がいい

事業を立ち上げて本当にお金のクライアントもいて、その人が信じられる人なら一回は請けてあげることもいいかもしれない。

でも、大半はいかに安く創らせるか”しか頭にないクライアントがほとんど

日時計
日時計

クリエイターの制作費は安いもの
っていう頭の人も実際にいるからね!

こういうクライアントはクリエイターの作業が”机に座ってさらさらと好きなことをしてる人たち”としか見てない人も多いから、それを忘れないように!!

クライアントの多い修正の改善策

あと、基本的に”人間は怠ける”ということを頭に入れておくといいよ。

だから、自分自身にもクライアントに対してもどう制限、楽しみを付与して上手くコントロールするかっていうことを考えた方がいい

C to C

  • センスに任せてくれる
  • 必要作業時間をはっきりさせる
  • ヒアリングをしっかり

C to Cはどうしても企業並みの料金は取れない

そのため、個人を相手にする場合はある程度料金を諦めるしかない
または、個人の依頼は請けないっていう選択肢もある

個人は依頼することに慣れていないことを大前提としないといけない

依頼を請けた時に、こういう作業をするにはこれだけの時間が必要になります
だから、返信はなるべく早くしてほしいと伝える。

B to B

  • ヒアリングをしっかり
  • 予算内でできることを伝える
  • クライアント都合でSTOP & GO案件は危険信号

ヒアリングの重要性は上述してるから割愛。

予算でできることをしっかり伝えてできる範囲の作業をする

今まで、クライアント都合で企画がSTOP、GOが突然決まるような企画は、あまりいい結果になったことがない

自分都合で動くということは、”こちらの都合は一切考えない”ことも多いためだ
こういう企画は分かった段階で降りる決断をすることも重要

クリエイターの想い

  • 楽しいことは安くてもやる
  • 報酬のいいもの
  • 安くても宣伝力があるモノ

色々言ってるけどいいモノが出来上がることはクリエイターにとっての最大のご褒美なのだ!

楽しいことは安くてもやる

漫画は子供の読み物

クリエイターは大抵の場合クライアントの要望に応えたいと思っている

それと同時にいいモノを創りたい!
と常に頭に思っている。

いいモノができた時はものすごくうれしいし、”こういうものを創れたんだ!”という自信もなる

だから、クライアントのするべきことはクリエイターを乗せること

でも、相手にそれを求めるのは酷だから、どうやって自分のモチベーションを保てるか、企画に対する楽しみを見つけられるかがクリエイターとしての真価の発揮するところ

日時計
日時計

登場するキャラを描くのが楽しいとか

ちょっとした合間のベタが楽しいとか

ちょっとしたことを見つける

おそらく世の中の真のしっかりしたクリエイターの想いはこれ

楽しくて好きなものはどんなに安くても楽しいからやる!

報酬のいいもの

稼げるサイト
お金を稼ぐ

ギャラのいいモノは、やってても1㎜も心が動かないようなもので、人生の時間を無駄遣いしてるなぁ…と思っても、それ等の負の思いは全てお金が心を癒してくれる

つまらなくても、絵を描くのがツラくても後で大きいお金がもらえると思えば頑張れる!

安くても宣伝力があるモノ

徳川家康のイラストがペットボトル化!
イラスト:日時計

大企業ではあってもその企画に対する予算が少ないなどの理由で、少し割に合わないなと思っても大手企業なら、商品になったり、形に残るものになったりすれば、それを発信する力もある

日時計
日時計

その上興味のあるジャンルだったら

なお気持ちが乗るというものよ!

だから、それによって、後々他の仕事に繋がってくることも考えられる。

ということで安くても大企業の案件だったり、発信力、宣伝力があるモノならやる価値はある

まとめ

  • 頭の中を一致させる!
  • 予算内でできることを伝える!
  • 値切る依頼は請けない!
  • ヒアリングに力を入れる!

これらをすることで、修正地獄を回避できる可能性は高くなる。

しっかり自分の頭で考えてクライアントと対峙することで、危機はだいぶ回避できる

他にも自分はこんなことがあったとか、こういうアイデアがあるけどどうだろうか?
みたいなコメントがあると嬉しい

絵描きを応援しているえでくーでした。

この記事を書いた人
絵描きブロガー
日時計

絵描きブロガーの日時計です。

私は10年以上漫画やイラストなど絵に関わる制作をしてきました。

実績としては、東京03 in UNDERDOGSや、あいち産業振興機構のような公的機関のPVなど。
しんまい動画コンクールで特別賞受賞。

連絡は↓↓↓
info☆hidokei.jp

一部記事には制限をかけています。
パスワード:hidokei

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