イラストレーターの料金表の作り方に関する解説するぞー!
- 有償依頼が来たけど相場観が分からない
- イラストの制作費用はどうやって考えればいいの?
- 安すぎて専業イラストレーターになれない…
こんな悩みがある人向けて私がやっている方法と考え方を伝えていこうと思う。
稼げるイラストレーターの料金表の作り方を考える
今現在、料金表を出してイラストレーターとしてやっているけど、正直言って時間は全くないほど依頼はあるけど、生活がカツカツ…実家暮らしだからやっていけてるという人も多いはず。
そういう人も見てきたし、抜け出せない人も多い。
私もEdecooを運営する絵描きブロガーだから、どうすればもっと稼げるのかについて常に考えている。
実際に絵師として月収30万を達成した記事↓↓↓

実際にちゃんと一人暮らしでも生活できるだけのイラストレーターの料金表の設定方法や考え方を解説していく。
クラウドソーシングを上手く活用することで月3万円なら簡単に稼ぐことができる。
イラストレーターの料金表の前に相場を知ろう
まずは、全く費用の出し方が分からないということもあるので実際の絵に関する制作費の相場を話していく。
似顔絵の制作費を、似顔絵の制作会社、各クラウドソーシングサイトの制作費を集めて平均を出してみたところ、3,351円。
似顔絵の制作費の相場を調査↓↓↓

イラストの1カットの平均制作費を、制作会社、個人、クラウドソーシングサイトの制作費を集めて平均を出してみると、1カット10,579円。
イラストの制作費の相場を調査↓↓↓

最後に漫画についての相場調査。
私はずっと漫画を描いてきた身なので、自分のその作業に費やす時間視点からも考えてみた。
その上で、制作会社、個人、クラウドソーシングサイトの各制作費を集めて平均を出してみると、1Pモノクロが平均15755円、カラーが18,947円。
漫画の制作費の相場を調査↓↓↓

イラストレーターの料金表の考え方
イラストレーター 料金表で検索すると、イラストレーターさんで料金表を出さないという意見も見かける。
記事を読んでみると内容も納得できる。
でも、悪徳企業もあって、金を出すんだから描けやって言うスタンスの企業って多い。
悪徳じゃなくても、無意識にそういう感覚となっているとか。
だから私は料金表は出すべきと考えています。
イラストレーターは料金表を出すべき
↓↓↓は私がこのサイトで設定したイラストレーターの料金表

料金表を出すことのメリットがある
- 見積もりを聞かれるメールのラリーの削減
- 適正な価格設定にできるため報酬が安定する
料金表を出してこないことで、見積もりのメールが来て、見積もりを出して費用が出せません…という無駄なやり取りが発生してしまう
でも、結局料金表を出してても、実際は聞かれてしまうんだけど、全く費用感が合わない人はそもそも問い合わせをしてこないから、あらかじめ料金表を出すことで無駄なやり取りを減らせるから、時間を無駄にしなくて済む
料金表を出さないことで相手の事情を話されて、この金額でお願いできないでしょうか?ということを防げる
実際立ち上げたばかりのプロジェクトだとお金が出せないっていうこともある
でも、その金額があまりにもクリエイターを舐めた金額だた腹が立つし、モチベーションも上がらない
イラストレーターの料金表の作り方point5
まず、イラストレーターの基本的な考え方として自覚しなければいけないこと。

絵を描けるっていうのは特殊技能だから、それだけで普通の人よりかは特化した何かを提供できる人材である!
私は、このサイトの在籍クリエイターでもあるはがさきあかりさんと一緒にイラスト素材サイトを育てている。
この子がこう言っていた

日本ってイラストレーターの地位が低いじゃないですか?
この感覚をイラストレーター、依頼主、クライアントも変えていく必要がある。
日本という同じ物価の中に生きてるんだから、ちゃんとした作業工数に見合った制作費は正当な労働対価として受け取る必要がある。
そのために、このEdecooでは絵師の地位の向上を目指して日々発信している。
1 初心者イラストレーターは利益度外視
イラストレーターをいきなり初めても、仕事ってまず来ないからあまり稼げない
最初は1点1,000円とか格安価格な上、修正無制限とか将来的に稼ぐための投資と思って利益度外視でひたすら実績を積み上げていく
だから、戦略としては、
- ブログ開設
- クラウドソーシングで出品する
- クラウドソーシングで稼ぎながらサイト育成
ブログでイラスト制作します、漫画制作します、似顔絵制作しますという記事を書く
ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスでイラスト関連サービスを出品する
クラウドソーシングサイトで稼ぎながらサイトを育成させて、ゆくゆくはサイトから直接依頼を受け付ける方向にもっていく
ココナラの出品のコツは↓↓↓

ココナラで月10万稼ぐためにはライバル調査が必須↓↓↓

2 自信がついたら料金表を改定して制作費を上げる
しばらくたつと、依頼も入ってくるようになってくるからそうしたら、様子を見ながら少しづつ制作費を上げていく
売れなくなったら、少し値を下げてみるっていうことを微調整していく
徐々に、作業時間と制作費のバランスをとっていく
3 時給換算から見た料金表の作り方をする
さらに自信と受注も増えてきたら、今度はちゃんと作業工数と製作日数のバランスが取れる制作費を設定する
ここまでくれば、十分イラストだけで一人暮らしできるだけの月収は得られるはず
4 修正費・特急便費用を料金表に設定する
ちゃんと自身もある、依頼もある、喜びの声もあってリピーターも出てきたら、修正費を設定する
この修正費って初めての付き合いになると結構言い出しづらいというのはあるけど、やっぱりそこに費やす時間もあるからちゃんと最初から話して納得してもらった方がいい
それか、あらかじめ修正費・特急便費用を盛り込んだ制作費を設定するなど
ベースの制作費と、修正費と設定する以外にも、修正費までのパックした制作費も設定するとか
でも、こういうのってあまり細かく設定すると自分でもよくわからなくなるから費用の設定はなるべく簡潔に一目でわかるようにが理想
5 強気の価格設定の料金表を作る
ここまで来たらもうかなり強気の価格設定でも依頼は来るようになっているはず
ここまで来たらもう個人じゃなくて法人化して制作会社になることもあり
料金表の作り方の注意点
- 初期のころからの付き合い
- 修正費の問題
- 個人と法人の制作費について
このやり方で少し障害となってくるのは、イラストレーターを始めた当初からのお客さんだと価格の引き上げはいいだしづらい
安いから使ってくれていたということも多いと思う
この対処の仕方は、
⇒最後まで最初に設定した制作費で受注する
お客さんがいい人ならもう最後まで最初に設定した制作費で対応することも一つ
⇒制作費を上げたことを説明する
これは結構言い出しにくいけど、すべての人にいい人と思われる必要はないからちゃんと、制作費を上げた経緯とか、自分の戦略を話して理解してもらう
それで離れていくならそれまでの人だからそれはそれで諦める
この修正費っていうのは結構問題の根が深い
今、世の中が不景気ということで費用はなるべく削りたいと誰もが思っている
でも、時には膨大な時間をかけて修正しなくてはいけないことも出てくる
タイムイズマネーという言葉があるように、絵師だって日本の物価で生きていかなければいけない人間だから、修正については最初に取り決めしておいた方がいい
個人用の制作費と法人用の制作費は分けたい
このEdecooを始めるまで、個人からも受注を受けることができればいいなと思っていたけど、個人は思っているより出せる費用がどうしても少なくなってしまう
だから、法人用はこの費用というように個人向け制作費と法人向け制作費を分けた方がいい
といいつつ、うちもどうしようか考えてるけど今だに答えが出ないけど、今は、このサイトで集客してうちの制作団体のページに誘導した方がいいのかなと思っている
イラストレーターの制作費は絵より知名度
イラストレーターや漫画家の制作費って、本当のところ絵の上手さはあまり関係がない。
それは絵は上手いに越したことはないけど、上手い人の方が稼げていることも多い。
でも、街中で見かける広告で絵が上手い人ばかりではないでしょう?
要は、その名前で集客できるかどうかっていうことだけだから、絵の上手さも努力して技術の向上を目指すべきだけど、自分を上手くブランディングしていくことも超重要!
イラストレーターの料金表の作り方を伝授!まとめ
- 料金表は作った方がいい
- 作業工数に見合った報酬を得られるように努力する
- 修正費の設定を考える
- 絵の上手さより知名度が重要
などなどが、わたくし日時計のイラストレーターの料金表に対する考え方。
もし、料金表の作り方が分からないなら、参考にした上で料金表は作らない、料金表は作った方がいいという自分なりの結論を出してほしい。
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