トレパクの何が悪い!
はじめまして。
えでくーです。

トレパクするなんて…
許さん!
トレパクが周期的に炎上してしまう。
なぜ、トレパクは炎上してしまうのか。
何が問題なのかについて考えてみる。
こういう”謎の正義マン”が大嫌い!

頑張ってる人間の足を引っ張る人間が
マジで殺意が湧くほど大嫌い!
それでは、トレパクの何が悪いについて一緒に考えていこう!
何が悪いんだ!バカヤロー!
トレパクが問題とされるポイント
まずは、問題点を整理してみる。
法的な問題、倫理的に許せない、みんながいけないと言っているというのが、炎上している主原因。

みなさんの意見もまってるから
どしどしコメントしてね
トレパクとは
トレパクとは、トレス(模写?)によるパクり行為のこと。
以前、知人から冒頭で書いてあるリンクが貼られて、気をつけなさい。
みたいなメールが送られてきた。
これにおかしいと思って、送ってきた知人に、
こういうことがいけない意味がわかりません。
漫画描きを神様だとでも思ってるのでしょうか?
何でも資料もなしに描けるわけではありません。
こういうクレームを言う人がいるから、どんどん表現の幅が狭まってしまうんです。
こういうことがいけない意味がわかりません。
みたいなメールを送ったら返事も来なかったけど。
マジで何がいけないのかわからない。
干される&炎上した人たち
江口寿史
(わたしの横顔が、知らないうちに大きく荻窪に……!?)
— 金井球 (@tiyk_tbr) October 3, 2025
と、お問合せをしたところ、直接ご連絡をいただき、このようなかたちとなりました。
金井球と申しまして、嫌いな食べ物と愛用しているお風呂用洗剤があります。わたしはわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております。 https://t.co/Cgib0bbBVh pic.twitter.com/WO2Cnilklf
みんなの記憶に新しい江口トレース事件。
このポストのイラストは、ポスト主の金井球さんの横顔であると、江口氏本人も認めてポストしてたけど、みんなが騒ぎ出したからか、ポストは削除されてしまった。
江口氏の場合は、漫画じゃないから、この記事のテーマとは少し違いますが、写真からのトレースという事で取り上げた。
また、過去の発言も話題となっている。
「過去発言との不一致」に言及したい。中でも注目されているのが、出版社・集英社インターナショナルが2021年6月に掲載したnote記事だ。
これは同年3月に行われたトークイベントのレポートなのだが、そこで江口さんは「ネット上の画像はみんなフリーだと思ってる節がある。
そこらへんの意識の低さはありますよね」などと発言していた。また2024年9月には、一般ユーザーのX投稿に対して、「『少し江口寿史さん調』じゃなくハッキリとおれの絵の模写でしょう。模写はあくまで模写であってあなたの作品ではないからね」とクギを刺すような返信を送っている。
引用:「模写は作品ではない」過去発言が強烈なブーメランに…大御所クリエイター・江口寿史の大炎上で問われるSNS時代の責任と倫理
多分、業界では江口氏の絵はトレースってバレていた様子。
それをしているのに、他人にはトレース、模写であっても厳しく言及しているのがちょっとねぇ…

擁護できないかなぁ
井上雄彦

スラムダンクは、結構バスケットボール雑誌から模写(トレースもある?)しているのは、多くの人が知っていること。
そのスラムダンクの誌面?、画面?をトレースしたということで、干された漫画家がいた。

私の運営する漫画サイトで
紹介漫画の作者がそうだったのはびっくりした…
当時は、知らなくて”何がいけないの?”としか思わなかったけど。
模写とトレース・その他用語の違い
模写とは、参考資料を見ながら描き起こすことで、トレースは、ライトボックスとか、液タブとかで写してそのまま描き写すこと。
模写は、絵の世界では普通に行われていること。
おそらく、これは多くの人は問題視していないはず。
その一方で、トレースになるとトレパク警察が大騒ぎする。
その他にも、オマージュや
オマージュは、フランス語で意味は尊敬、敬意、賛辞。
この意味からも分かる通り、その作品を尊敬していて模倣すること。
これも、トレパク警察は騒がない。
尊敬なんかしていなくても、オマージュしたと言えば"納得”してしまうのだろうか。
パロディは、元ネタがわかるように模倣したもの。
これも、多くの人は問題視しないでしょう。

大きなくくりでみれば
大した違いはないのにね
トレパクは法律的にアウト?
結論からいうと、著作権を侵害している可能性があるというだけで、必ずしも法的にアウトなわけではない。
私は、問題ないと考えている。
著作権とは、一つの権利ではなく、複数の権利が束になったもの。
著作権とは
| 著作者の権利 | 著作者人格権 | 公表権、氏名表示権、同一性保持権 |
|---|---|---|
| 著作権 | 複製権 | |
| 上演権、演奏権、上映権、公衆送信権、伝達権、口述権、展示権 | ||
| 頒布権、譲渡権、貸与権 | ||
| 翻訳権、編曲権、変形権、翻案権 | ||
| 著作隣接権 | ||
著作権とは、こういった権利の束になっていて、これらすべてを著作権といいます
トレパクは、法律的には、〇〇侵害に当たるのか?
トレパクは、複製権、もしくは公衆送信権や翻案権を侵害する可能性があるということで騒がれている。
著作権侵害に当たるためには、被告著作物が原稿K著作物に依拠して作成されたものであることが必要。
そのため、依拠がなければ、仮に既存の作品と全く同一の作品が作成されたとしても、著作権侵害にはならない。
一つの裁判例を挙げてみよう。
ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー事件:上告審
ハリー・ウォレン作曲のA曲”夢破れし並木道(Boulevard of Broken Dreams)”の著作権者である音楽出版社Xが、Yの作曲したB曲”ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー”がA曲に似ていると主張して、著作権侵害に基づく損害賠償などを請求した事案。
判決では、”偶然の暗合”は著作権侵害にならないと結論付けられた
何か、炎上するニオイがあると、トレパク警察に限らず、何か問題があると必ず”謎の正義マン”が増殖して叩くというのが恒例となっている。

おかしな世の中
前々から著作権についての記事を書こう、書こうと思ってるけど時間がかかるから後回しなっている…
私は常々、著作権は行き過ぎていると考えている。
あんなの西洋の”働かないで食っていこう”思想の成れの果て。
良い面もあるけど、悪い面の方が大きくて創作の大きな弊害になっている。
ブリカスを筆頭に、西洋諸国は昔から、多くの国を植民地にしてその上がりで食っていたような奴ら。
白人なんて、それらの末裔。

みんながいけないっていうからいけない!
多くの人って、何が問題かわからないけど、多くの人が”いけない”って言ってるから、一緒になって叩いているだけ。
深く考えることもせずに。
あとは、トレースっていうただなぞるだけの簡単な作業をしているなんて…ちゃんと自分の手、頭、能力をフル活用して頑張らないといけない!
ってことなのでしょう。
一部は言いたいことはわかるけど、何がいけないの?
トレパクは何が悪いんだ!本質には何にも関係ない
バカいうな!

漫画描きだからって、何の資料もなくてどんなモノでも描けると思ってるのかっ
なかには、なんの資料も見ないでどんなモノも描けてしまう絵の神様みたいな存在がいるかもしれないけど
そんな人はほとんどいない。
神様じゃないんだから、人間を描くのだってどうしても想像じゃ描けないポーズだってある。
うるさく言ってくるなら、自分で描いてみればいい。
難しいポーズを、難しい構図で。
描けるのか?
描けるんだったら才能あるから、その類稀なる才能で莫大な財産を稼ぎ出せばいい。
描けないんだったらゴチャゴチャ言うな!
ヒマ人が!!
漫画家だって、あんたらヒマ人となんも変わらないおんなじ人間。
人一倍優秀なわけでもないし、人一倍劣ってるわけでもない。
大体こういうヒマ人が大嫌い。
自分で何もやろうとしないで頑張ってる人間の揚げ足ばっかとろうとしてくる。
このヒマ人たちも、もっと自分のために時間を使えよ!
やりたいことを見つけなよ。
やりたいことが見つかったら、こんなことに割く時間なくなるから。
きっとその方がもっと人生は楽しくなる。
こういう人たちにもっと言いたいことあるけど、長くなるから、別の記事でツラツラと書いてやる。
個の想像力なんてたいしたことない

なんでもかんでも想像だけで描けません。
漫画家に限らず、映画監督だって、小説家だってどんなクリエーターだって、全くの無から作品を生み出せる人なんていないんだよ!!
手塚治虫だっていってる。(別に好きではない)
私の頭はなにもないんです。
最初はまったく空白です。いかなる老獪なプロといえども、四六時中篭ってれば、なに一つ生み出せやしませんよ。情報がなければ
引用:手塚治虫の名言
漫画のストーリーやヒントは、ボクの頭のなかだけでは出てきませんから、本を読んだり、映画を観たり、つまり外に出ないとダメなんですね
第一漫画家なんてトップクラス以外の人なんてそんな儲けは出てないんだから、時間だって、お金だって限られてる。
お金だって貯めたいし、映画だって観たいし、本も読みたいだろうし、自分に刺激になることをしたい。
何より、どうやったらより面白くなるのかに全力を注ぎたいんだから、いちいち全ての写真を自分で撮るなんてことに大切な時間を使いたくない。
このヒマ人もムカつくけど、休載・打ち切りにした編集部にも同じくらいムカつく。
守ってやれよ…マジで。
でも、自分のポリシーとして人の絵からパクったことはない。
人の絵からパクるのは、自分の中の負けた感が出てきてしまいそうだから。
自分の新人生を充実させよ!

このトレパクって、本筋になんにもカンケーないところがホントにムカつくんだよな。
こんな絵にいちいち文句つけることに時間使うなら、もっとこうした方が面白いのにとか、こういう構図の方がもっとあの展開が生きたなって言うような文句にしなよ。
そういうトレパクをあげたって、なんにもいい結果は生み出さない。
漫画家だって必死に生きてんだから、もっと、漫画に全力を尽くさせてやってくれよ!!
頑張って描いてんだから。
まとめ
トレパクの何がいけない?
こんなことに使う時間がなくなるくらい何かに打ち込みなさいヒマ人よ。
もっと創作に役立つようなクレームをつけなさいよ。
漫画家だって必死に生きてるんだからあんたたちも自分の人生をガンバレ。
もう………
ヒマ人への嫌悪感しかないわ…
もっと自分の人生を楽しみなさいよ。
著作権法入門(島並良(著)、 上野達弘(著)、横山久芳(著))



コメント
じゃあこのブログ全部パクって自分のブログに載せます
馬鹿だなあんた
どうぞ、どうぞ。