4K動画も編集できるPC特集!
はじめまして。
デジえしべるです。
動画の画質は今後も上がり続けるだろう。
今は4Kでも高画質だけど、そのうち8Kとか。
私が新しいパソコンを購入した2019年ではGeForce RTX 2060 SUPERでも結構なハイスペックだったけど、もうそこそこのスペックになってしまった。
だから、長く使いたい場合はできるだけハイスペックなパーツを詰め込んだPCを選んだ方が経済的。
記事の中盤では4K動画に必要なスペックも解説するよ。
今回は動画編集向けパソコンの紹介ということで、Quadro(RTX Aシリーズ)も少し紹介している。
今後4K動画を創ってみたいなというクリエイターは必見!!
動画の需要は今後増え続けるから
いいパソコンを買ってガンガン動画を創ろうぜ!
ということで、4K動画も編集できちゃうPCランキング!
動画編集をサクサクできるPCスペックとは
でじえしべるは、漫画業界10年以上でココナラで月40万を達成した日時計がクリエイターPC、モニター、液タブ、ペイントソフト、動画ソフトなどの画材情報を発信して、デジ絵師のデジ画材関連の失敗防止を目的としているサイト。
パソコン購入の四つのお約束、メーカーで選ぶ、セール時期を狙う、中古は買うな、失敗しないBTOパソコンの購入方法などパソコン購入のポイントまとめ!
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【4つの鉄則】絵師が厳選するクリエイター向けおすすめパソコン12選!2023
PCの選び方
- やりたいことで選ぶ
- スペックで選ぶ
- 値段で選ぶ
動画を創るために必要なパーツのスペックを搭載したパソコンの方が、当然ながら作業はサクサク進む。
多くの人が経験しているであろうことだけど、スペックが足りてないパソコンで高画質の動画を創ろうとすると動作がもっさりして、もう…トロットロにトロい速度で作業をすることになる。
こういうときのストレスはハンパない…
1日の作業で1日づつ寿命が短くなってるんじゃないか?
っていう位のストレス。
そうならないためにはこれくらいのパーツは積んだ方がいいよという目安を解説していく。
動画作成に必要なパーツ
CPU | |
---|---|
メモリ | |
ストレージ | |
グラボ |
動画を創る上での需要度を表にしてみた。
動画編集におけるパソコンの動作速度は、CPUの性能できる。
CPUはハイスペックであればあるほどよい。
4K動画に必要なスペック
パーツ | 必要 スペック | 推奨 スペック |
---|---|---|
CPU | Core i7-9世代(9,000番台)~ Ryzen7 3世代(3,000番台)~ | Core i9-9世代 (9,000番台)~ Ryzen9~ |
メモリ | 32GB | 64GB~ |
ストレージ | 500GB SSD M.2 NVMe接続 | 1TB SSD M.2 NVMe接続 Gen4~ |
GPU | GeForce RTX3050 8GB~ NVDIA RTX A2000 12GB~ | GeForce RTX3080 10GB~ NVDIA RTX A6000 48GB~ |
ハード ディスク | 2TB~ | 4TB~ |
4K動画を創りたいなら最低でもこれくらいのスペックは必要になる。
ここからは各パーツのひとつひとつを解説していく。
CPU
CPUの種類 | 備考 |
---|---|
Atom | |
Celeron | |
Pentium | |
Core i3 Ryzen3 | |
Core i5 Ryzen5 | 最低限これくらいは欲しい |
Core i7 Ryzen7 | ちゃんとした動画を創るならここから始めよう! |
Core i9 Ryzen9 | 4K動画を創るならここから始めよう! |
CPUはメジャーなものだとintelのCore iシリーズとAMDのRyzenシリーズがある。
私の今のメインPCである
幸丸はRyzen7 3700X
ということで、動画を創りたいなら最低Core i5、Ryzen5が必要。
4K動画が創りたいならCore i7、Ryzen7から始めよう。
メモリ
4GB | 物足りない |
---|---|
8GB | フルHDの動画編集が可能 |
16GB | そこまで入り組んでないものなら4K動画も創れる | 複雑なフルHD動画が創れる
32GB | 4K動画の編集、そこそこの3DCG動画も創れる |
64GB | 4Kも3DCGもサックサク |
メモリは、CPUが作業した内容を高速で連絡、一時保存する役割を担っている。
メモリは、Youtube動画しかやらないという位なら16GBもあれば十分。
そして、動画編集ソフトをどれを使うかによっても必要スペックは若干変わってくる。
使ってる動画ソフトがもっさりしてるなら、メモリはもっと必要だから上の表を見て見合うものに交換した方がいい。
4K動画を編集したいなら32GBは欲しい。
ストレージ
体感 | 容量 | 価格 |
---|---|---|
キツい | 240GB | 3,000円~ |
HD | 512GB | 5,000円~ |
4K | 1TB | 15,000円~ |
快適 | 2TB | 20,000円~ |
ストレージは、動画編集にはそこまでハイスペックである必要はないけど、私たち絵描きの場合は、細目に保存するし、動画にしてもデータの読み書きが早くなって作業もより快適になるから、ストレージもそこそこのものを選んでおくのが無難。
上記の表は、ハードディスクのタイプによっての読み込み速度。
当然だけど、上位パーツになればなるほど高速になる。
また、ストレージにはHDDとSSDがある。
SSDはSolid State Driveの略でHDDより読み込み速度が高速なため、快適な作業をしたい場合SSDを選んだ方がよい。
ただ、HDDよりSSDの方が高い
SSDも規格によって読み込み速度、値段が変わってくる
ストレージの読込速度一覧
ストレージの種類 | 読込速度 | |
---|---|---|
HDD | 200MB/s | |
SATA接続 | 500MB/s | |
M.2 SATA接続 | 700MB/s | |
M.2 NVMe接続 | 2,400MB/s | |
M.2 NVMe接続 | Gen3 | 4,000MB/s |
Gen4 | 5,000MB/s |
ストレージは、SSDのM.2 NVMe接続のできればGen4が望ましい。
ストレージは、空き容量が多い方が速度が速くなる。
漫画だけを描くなら240GBは欲しい。
動画編集となると、最低でも500GBは欲しい、お金に余裕があるなら1TBあると快適になる。
GPU
体感 | GPU | 価格 |
---|---|---|
キツい | Radeon RX560 NVIDIA T600 | GeForce GTX 1050|
それなり | GeForce GTX 1660 SUPER Radeon RX570 Quadro P2200 | GeForce GTX 16503万円以下 |
まあまあ | GeForce RTX 3060 Radeon RX6700XT NVIDIA RTX A4000 | GeForce RTX 40603~ |
4K | GeForce RTX 3070 GeForce RTX 4060 Ti GeForce RTX 3060 Ti NVIDIA RTX A4500 | GeForce RTX 40706~ |
快適 | GeForce RTX 3080 GeForce RTX 4090 GeForce RTX 3090 NVIDIA RTX A6000 | GeForce RTX 408010万円~ |
4K動画やCGをやるならGeForce RTX 3060以降(体感でいうとまあまあ以上)のグラボが最適。
快適に作業をしたいならもっと上のグラボを選んだ方がいい。
ゴリゴリのクリエイターならNVIDIAやRadeon以外のオリジナルファンモデルと呼ばれているASUS、MSI、ZOTAC、GIGABYTEなどの大型ファンがついているものの方がおすすめ。
同じくハードなゲーマーも
オリジナルファンモデルがいいよ!
次の項目では、動画編集ソフトのスペックの一覧で見てみる。
動画編集ソフトのスペック一覧
ソフト | CPU | メモリ | ストレージ | GPU |
---|---|---|---|---|
Final cut pro | --- | 4GB | --- | --- |
Aviutl | Core i5~ | 4GB~ | --- | --- |
Core i7~ | 8GB~ | |||
HitFilm Pro | Core i3~ | 4GB | --- | GeForce 400番台 VRAM 1GB |
Core i7~ | 8GB | GeForce 400番台~ VRAM 2GB~ | ||
Video Studio | Core i3~ | 4GB | SSD | GeForce 400番台 VRAM 1GB~ |
Filmora | Core i3~ | 4GB | --- | GeForce 400番台 |
Core i7~ | GeForce GTX970~ | |||
Power Director | Core i5~ | 4GB | --- | DirectX 11 128MB |
8GB~ | ||||
EDIUS 11 Pro | Core i5 4世代 | 8GB | --- | Quadro P2000~ DirectX 3D 900~ |
16GB | ||||
Movie Studio | Core 2コア~ | 8GB | --- | GeForce 900番台 4GB |
4コア~ | 32GB~ | |||
VEGAS pro | Core i5 6世代 | 8GB | --- | GeForce GTX RTX 900番台~ |
Core i7 6世代~ | 32GB | |||
DaVinci Resolve | --- | 8GB | M.2 NVMe接続 | GeForce RTX2000番台~ Quadro P6000~ |
32GB | ||||
Premiere Pro | Core i5~ | 16GB | 240GB SSD | GeForce GTX260~ Quadro FX580~ VRAM 6GB~ |
Core i7 7世代 | 32GB | 500GB SSD | GeForce GTX1050~ | |
After Effects | Core i7~ Ryzen7~ | 16GB~ | 500GB SSD | GeForce GTX1660~ |
Core i9~ Ryzen7~ | 64GB | 1TB SSD | GeForce RTX2060~ |
動画編集に必ずしも必要じゃないのがこのグラボ。
ただ、このグラボも上述してるストレージと同様あって困るものではない。
といっても、我々絵描きは動画ソフトだけじゃなく、ペイントソフトも使用しているし液タブも使って絵を描いている。
液タブのペンの滑らかさ、拡大縮小を担当しているのがCPUで、映像面を担当しているのがグラボ。
だから、絵描きとしてはグラボも軽視できない。
それに加えて、動画ソフトの中にはグラボを必要としているソフトもある。
動画編集をするなら、使用ソフトも考慮してグラボの性能も選ばないといけない。
それぞれに課された役割が違うから、一概にこれは要る、これは要らないとは言い切れない。
パソコンを買う前にどんなことがやりたいか
そのためにはどのソフトを使わないといけないかも合わせて考えよう!
このソフトにはグラボは必要ないけど、あのソフトにはグラボ必須だったりとか。
さらに、3DCGを作ってみたいとなるとさらにもっと上位パーツが必要になる。
これらの情報をもっと知りたい人は、以下の記事で、作業別重視パーツ、スペック早見表、パーツ解説、液タブの遅延問題などを解説してるよ。
クリエイターPCの相場
作業ジャンル | 相場 |
---|---|
軽いタッチのイラスト | 12万円位 |
漫画 | 18万円位 |
動画作成 | 25万円位 |
AIイラスト | 35万円位 |
本格水冷 | 37万円位 |
3DCG | 37万円位 |
クリエイターが選ぶべきパソコンの相場は絵柄ややりたいことによって変わってくる。
こんな感じの軽いタッチなら相場は12万円位のパソコンで充分だけど
こんな感じのリアルな画風だったら相場は18万まで上がってくる。
4K動画を創りたいなら25~30万円位。
3DCGも創りたいとなったら30~50万円と上限なく上がっていく。
どんな作業をしたいのかによっても
パソコンの相場は変わってくるからよく考えようね
以下の記事では、実際に絵や動画を使ってこういうものが創りたいなら、これくらいの費用感だよと解説している。
4K動画も編集できるPCランキング!
高速パソコンTOP6!
第6位 ZEFT G32FG
ZEFT G32FG | |
---|---|
296,780円 | |
販売元 | パソコンショップSEVEN |
CPU | Core i7-13700F |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
グラボ | NVIDIA RTX 3060 12GB |
ハード ディスク | なし |
光学 ドライブ | 外付けUSB DVDマルチ ブラック |
光学ドライブは
外付けになってしまう
カスタマイズ案
パーツ | 価格 | |
---|---|---|
メモリ | 32GB | 9,980円 |
ハード ディスク | 2TB HDD | 8,980円 |
\ キャンペーンが多くお得なPCショップ /
第2位 Silent-Master PRO Z790/D5
Silent-Master PRO Z790/D5 | |
---|---|
292,680円 | |
販売元 | サイコム |
CPU | Core i7-13700T |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD M.2 NVMe Gen4 |
グラボ | NVIDIA RTX4060Ti 8GB |
ハード ディスク | なし |
光学 ドライブ | なし |
カスタマイズ案
パーツ | 価格 | |
---|---|---|
メモリ | 32GB | 5,630円 |
ハード ディスク | 2TB HDD | 10,840円 |
\ 最強の静穏性のサイコム /
目的別早見表
安くて 高性能! | EFFA G05A(パソコンショップSEVEN) |
---|---|
爆速で サクサク作業! | AG-AR8B65AGL7-FN(ark) FRGPLB760W/SG2(FRONTIER) DAIV FM-A7A7X(マウス) |
バランスよし! | Silent-Master PRO Z790/D5(サイコム) |
静音性最強! | Silent-Master PRO Z790/D5(サイコム) |
まとめ
- パソコン選びはCPU>メモリ>ストレージ>グラボ!
- 使用ソフトでパソコンを選ぶ!
- 動画編集パソコンの相場は25万!
サクサク作業したいなら最低でも25万円位のパソコンを購入する必要がある。
絵描きなら、ストレージ、グラボも必要。
よいPCに出逢えますように。
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