【AIの利用制限!?】Adobe CCのStandardとProの違いを徹底解説!

Adobe Creative CloudのStandardとProの違いを共有!
はじめまして。
デジえしべるです。

Adobe CCの新しく始まる
Standardって何が違うの?
Adobe Creative Cloud(以下、CC)は、2025年8月1日から新たにStandardというプランが新設されます。
今回は、そのStandardとProの比較をしていきます。
- 主にモバイルの機能制限の有無
- AI機能の制限の有無
- 料金の違い
Photoshop Web、Illustrator ipad、Lightroom WebはStandardでは使用不可。
Lightroom モバイル、Photoshop ipad & iPoneは、Standardでは基本機能のみ。
AI機能は、生成クレジットを利用してやることになります。
Standardでは、通常のAI機能は月に25クレジット貰えるのに対し、Proは無制限。
プレミアム生成AIは、Standardは利用不可、Proは毎月4,000クレジット付与されます。
Photoshop、Illustrator、Premiere Proは、Web、ipadなどが使えないだけで普通に使えるので、AI機能を使わないなら、Standardで十分。



なんか、基本給は上がらないのに
物価の高騰が止まらなくて生活がどんどん苦しくなってるよね
それでは、Adobe CCのStandardとProの違いの徹底解説スタート!
Adobe CCのStandardとProの違いを徹底解説!


絵描きブロガーの日時計です。
私は10年以上漫画やイラストなど絵に関わる制作をしてきました。
実績としては、東京03 in UNDERDOGSや、あいち産業振興機構のような公的機関のPVの絵コンテなど。
しんまい動画コンクールで特別賞受賞。
※Amazon のアソシエイトによって、日時計は適格販売により収入を得ています
Adobe CCの価格帯、特徴、二つのプランの違い、同梱祖ソフトなどAdobe CCまとめ!
Adobe CCの価格帯と特徴を共有↓↓↓
【お得な購入方法】Adobe CCの4つの価格帯と5つの特徴
選び方
選択肢 | |
---|---|
安く沢山のソフトを使いたい | Standard |
AIは使わない | Standard |
プレミアムAI機能必須 | Pro |
AI機能を売る活用したい | Pro |
ソフトを最大限に使いたい ※主にモバイルは機能制限がある | Pro |
AIの著作権侵害訴訟対応 | Pro Plus グループ版 |
Standardは、AI機能が制限されています。
もし、目的の一つにAI機能を使いたというものがあるなら、Proを選びましょう。
※AI機能の詳細は後述
Adobeのソフトの中でも人気のあるPhotoshop、Illustrator、Premiere Pro、AfterEffectsなどは普通に使えるので、AI機能は特に必要ないならStandardで問題なし。
値段の違い
月々プラン | 年間プラン ※月々払い | 年間プラン ※一括払い | ||
---|---|---|---|---|
個人 | Standard | 10,280円 | 6,480円 | 72,336円 ※1月辺り6,028円 |
Pro | 14,480円 | 9,080円 | 102,960円 ※1月辺り8,580円 | |
法人 | 11,990円 | 143,880円 | ||
学生・教職員 | 3,610円 ※初年度 2,180円 | |||
教育機関 | 4,088円 ※共有デバイスごと 36,300円 / 年 |
大きな違いの一つに値段の違いがあります。
ソフトの利用制限、AIの機能制限と共に自分がどれに当てはまるかをよく考えよう。
違い一覧
Standard | Pro | |
---|---|---|
利用できるソフト | 20 | 21 |
モバイルアプリ | 制限有 | 全開放 |
標準生成AI機能 ※クレジット付与 | 25 / 月 | 無制限 |
プレミアム生成AI機能 ※クレジット付与 | 4,000 / 月 | |
外部AIモデル利用 OpenAI GPTなど | ||
クラウドストレージ | 100GB | ※上位プランもある | 100GB
学割プラン | 4,180円 / 月 | |
年間プラン ※月々払い | 6,480円 | 9,080円 |
年間プラン ※一括払い | 72,336円 | 102,960円 |
一覧にすると結構違いますね。
やっぱり、AI使いたいならProを選ぶしかありません。
同梱ソフト
ソフト | デバイス | 詳細 |
---|---|---|
Photoshop | 絵も描ける画像加工 | |
Photoshop Express | スマホ・タブレット向け画像加工 | |
Photoshop Elements | 簡易版画像加工 | |
Lightroom | 写真の編集・管理・RAW現象 | |
Lightroom Classic | 高度な写真の編集・管理・RAW現象 | |
Illustrator | ベクター系ドローイング | |
InDesign | 書籍などのレイアウト | |
Adobe Express | 画像や動画が簡単にデザインできる | |
Capture | 写真をベクター、ブラシなどの変換 | |
Dreamweave | コーディング・デザイン | |
Adobe XD | WebサイトやアプリののUI/UXデザイン作成 | |
Premiere Pro | 動画編集ができる | |
Premiere Rush | モバイルで動画編集ができる | |
Premiere Elements | 簡易版動画編集ができる | |
AfterEffects | モーショングラフィックスができる | |
Animate | 動きのあるアニメーション作成 | |
Audition | 高度な音声の編集、作成 | |
Character Animator | キャラクターのアニメーション化 | |
Media Encoder | 音声や動画のエンコード |
はデスクトップ はタブレット はスマホ はWeb
使いたいソフトはありましたか?
同梱ソフトの利用制限の違い
Standard | Pro | |
---|---|---|
Acrobat モバイル/Web Adobe Express モバイル/Web Adobe Fresco iPad Adobe Podcast Web Illustrator Web Photoshop Express Premiere Rush | ||
Lightroom モバイル Photoshop ipad / iPhone | 基本機能のみ | フル |
Photoshop Web Illustrator ipad Lightroom Web | 利用不可 | フル |
大きなくくりでいうとモバイル版は基本機能のみなのがStandard。
使えるAI機能
通常の生成AI機能
- 生成塗りつぶし
- 画像を生成
- 生成拡張
- 生成ベクター
- 生成再配色
- 生成塗りつぶし(シェイプ)
- 生成パターン
こちらが、通常の生成AI機能。
Standardは、毎月25クレジットが付与されます。
それに対し、Proは無制限で使うことができます。
プレミアム生成AIのクレジット消費量
機能 | 解像度 / FPS | 消費クレジット |
---|---|---|
動画生成 | 1080p 24fps | 100 / 秒 |
720p 24 fps | 50 / 秒 | |
540p 24 fps | 20 / 秒 | |
動画・音声翻訳 | 5 / 秒 | |
翻訳+リップシンク | 4K | 15 / 秒 |
1080p | 10 / 秒 | |
Premiere Pro 生成延長 | 4K 30 fps | 175 / 秒 |
1080p 24 fps | 100 / 秒 | |
720p 24 fps | 50 / 秒 | |
効果音生成 (β) | 10 / 回 | |
テキスト→アバター (β) | 最大 1080p | 10 / 回 |
Firefly Image 4 Ultra | 20 / 画像 |
こちらが、プレミアムの生成AI機能で消費するクレジット量です。
外部AI機能一覧
- OpenAI GPT
- Google Imagen
- Veo
- Flux
外部AI機能は、Standardは利用不可で、Proは利用可能となっております。
法人向けのメリット
年間プラン ※月々払い | 年間プラン ※一括払い | 生成クレジット | 訴訟費用全額負担 | Adobe Stock 使い放題 | |
---|---|---|---|---|---|
無料 | 無料 | 25 | |||
Adobe Firefly Standard | 1,580円 | 15,780円 | 2,000 | ||
おすすめ Adobe Firefly Pro | 4,780円 | 47,780円 | 7,000 | ||
Adobe Firefly Platinum | 31,680円 | 316,780円 | 50,000 | ||
Adobe Firefly エンタープライズ版 | 要問い合わせ | ||||
Adobe Express | 1,180円 | 11,980円 | 250 | ||
Adobe CC Standard | 6,480円 | 72,336円 | 25 | ||
Adobe CC Pro | 9,080円 | 102,960円 | 4,000 | ||
Plus グループ版 | Adobe CC Pro11,990円 | 143,880円 | 4,000 | 5億5,000万点~ |
Adobe CC Pro Plus グループ版では、Adobe Stockの5億5,000万点~の素材が使い放題なのと、もう一つ大きな特典が付いています。
AIを使用して、万が一訴訟になっても、その訴訟費用を全額負担してくれる”IP補償”が付いているのです。



これなら訴訟されても安心!
余談ですが、Adobe Firefly エンタープライズ版でも、AIを使用して万が一訴えられても、全額してくれる補償が付いています。
Adobe CCのStandardとProはどっちが買い?
お得に購入!
セール | 期間 | 割引率 | 対象ソフト | 価格 |
---|---|---|---|---|
公式サイト | ||||
期間限定SALE | 9月29日 | 50%OFF | Creative Cloud Pro | ※3か月間50%OFF |
STEAM | ||||
レースフェス | 9月8日 ~ 15日 |
Adobeの公式でもAmazonでもセールを開催しています。
開催頻度は低いですが、公式の方が割引率が高いです。
開催頻度は高いですが、だいたいの割引率が5 ~ 10%なのがAmazon。
上記の表は、随時更新していますが、あなたがこの記事を訪問したときにセール時期ではなくても、公式とAmazonで値段比較することをおすすめします。
まとめ
Adobe CCは、StandardはとProに分裂することになりました。
料金が安くAI機能が制限されているのがStandard。
料金が高く、すべての機能が全開放されているのがPro。
簡単な選び方は、AIをフル活用したいかどうか。
賢い選択をして、クオリティを高めてくださいまし。
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