HuionのKamvas16 2021をデジ絵師が紹介!
はじめまして。
デジえしべるです。
今回は、Huionさんに提供してもらったKamvas16 2021をデジ絵師がレビューしていくよ。
今までは同じHuionのGT-220 V2を使用していた。
その時のメリデメはこんな感じ
絵を描くのが楽しい!
アナログで描いてるみたい!
ペン先がズレる
ペンが沈み込む
ケーブルが干渉する
色味が薄い
というもの。
一代目は初めての液タブということでデメリットが多いように感じるけど、アナログ作業との比較。
全然悪くなかったっていうか、むしろ絵を描くのが楽しくてアナログには二度と戻れない予感を感じていた…
ちなみに、Kamvas Pro16 2.5Kの詳細を知りたい人は↓↓↓
【辛口】Huion Kamvas Pro 16 2.5K 豪華版をデジ絵師がレビュー!
この中でどれだけKamvas16 2021は
盛り返してるのか―!?
それでは、Kamvas16 2021の使用感を徹底解説!
Kamvas 16 2021の使用感を共有!
デジえしべるは、漫画業界10年以上でココナラで月40万を達成した日時計がクリエイターPC、モニター、液タブ、ペイントソフト、動画ソフトなどデジタル画材に関する情報を共有するサイト。
AdobeRGB90%以上を推奨する理由、色域、KamvasとProの違い、ネット民の評判、ショッピングサイトの価格は変動する、おすすめ液タブランキングなどHuionの液タブ情報満載!
Huionの液タブランキング↓↓↓
【二万円台~】評判が高いHuionの液タブ8選!絵師が厳選2023
スペック
品名 | Kamvas 16 2021 |
---|---|
販売元 | Huion |
本拠地 | 中国 |
インチ | 15.6インチ |
サイズ | 43.2㎝ × 25.6㎝ × 0.9㎝ |
解像度 | 1,920px × 1,080px フルHD |
色域 | sRGB 120% |
応答速度 | 25ms |
VESA | なし |
接続 | USB-C(3-in-1 ケーブル) |
備考 | 充電不要ペン(PW517) 簡易型スタンド |
取扱日 | 2020年12月9日 |
驚くべきはこの薄さ!
そして軽い。
それに、GT-220 V2の色域はNTSC72%だったから、かなりのパワーアップ。
やっぱり技術は日々進化しているんだなと実感。
付属品
- 本体スタンド
- 保証カード
- マニュアル
- クリーニングクロス
- 二本指手袋×1
- 電源アダプタ
- 延長ケーブル
- 電源ケーブル
- USB-C to USB-Cケーブル
- 3 in 1 ケーブル
- 充電不要ペン PW517 1本
- ペン先×10
- ペンスタンド
二本指手袋
今まで使ってたGT-220 V2はペンが二本付属してたけど、今までは充電用のペンだったから交換用に二本付いていたのかな。
故障用にもう一本欲しかったな
っていうのは求めすぎかな
後、提供してくれたのか購入者全員にやってるのかわからないけど、別箱で二本指手袋ももらえた。
もう一つの方は骨のイラスト?がついてる面白手袋。
描いたイラストサンプル
実際に私がこの液タブを使って描いたイラストたち。
結構塗りもしっかりできるでしょ。
設置
設置してみた感想小さい!
本体のサイズは当然だけど、画面がビックリするほど小さいなというのが第一印象。
今まで使ってたGT-220 V2が21.5インチだったから
大きさの差が…
ケーブル類
GT-220 V2は色んな人が言っているけど、接続部分が液タブの底面にあった。
だから、ここは干渉して製品寿命的が不安だなというのが第一印象だった。
でも、結果的に4年経った今故障することもなく普通に使えていたから思っているよりそこまで干渉はしていなかったのかもしれない。
で、このKamvas 16 2021は側面に接続部分がある。
しかも、この3 in 1ケーブルっていうのがものすごくいい!
今まで、ゴチャゴチャと何本もケーブルを繋いでいたものが、今回は一本のケーブルでまとまっている!!
ケーブルごちゃごちゃが大嫌い人間としてはこれはとても嬉しい。
このゴチャゴチャケーブルを一本化するようなサービスを始めたら
マジで儲かるんじゃないか?
保護フィルム
付属 | クリーニングクロス 気泡防止ヘラ |
---|---|
液晶面 | アンチグレア |
強度 | ガラス同等の表面硬度9H |
ブルーライト | ブルーライトカット率約30% |
備考 | 指紋、防汚加工で汚れにくい UVカット率99% |
当然保護フィルムを貼って作業をしている。
今回購入したのはKamvas Pro 16 保護フィルム【強化ガラス同等の硬度9H ブルーライトカット】。
気泡が入らないようにお風呂場で丁寧に貼ったけど少し気泡が入ってしまった。
もっと丁寧な人がお風呂場とかなるべく埃の少ない場所で新調にやれば気泡を入れずに貼ることは可能。
Kamvas Pro 16 2.5Kとの比較
Kamvas Pro16 2.5K | Kamvas 16 2021 | |
---|---|---|
解像度 | 2,560px × 1,440px 2.5K | 1,920px × 1,080px フルHD |
色域 | sRGB145% | sRGB120% |
色味 | 若干赤みがかる | 色の表現抜群! |
ショートカット キー | 8個 | 10個 |
接続 | HDMI USB | USB-C |
ケーブル | 配置によっては干渉の不安 | ケーブルがすっきり! |
付属品 |
この点が二つの液タブの違い。
Kamvas 16 2021の方が優勢なポイントを上げてみると
- 色表現がキレイ!
- ショートカットキーが10個!
- ケーブルがスッキリ!
この三つが優勢。
とはいえ、どっちがおすすめかというとKamvas Pro16 2.5K!
Kamvas Pro16 2.5K 豪華版をもっと知りたい人は↓↓↓
【辛口】Huion Kamvas Pro 16 2.5K 豪華版をデジ絵師がレビュー!
使用感
液晶サイズ
ちょっとしくって21.5インチの液タブで画像を残してなかったから、このKamvas 16の画面を見てほしい。
今までクリスタのツールの配置はこんな感じで、両サイドに振り分けていた。
初見だとそんなに小さく見えないかもしれないけど、21.5インチで使い慣れてしまうとお絵描きスペースがこのサイズだとホントに小さい…
だから、今はこんな配置にして作業をしている。
このサイトでも主張してるように、元々大きいサイズの方が作業しやすいと思ってる。
お金ができた時点で
wacomのCintiq Pro24を購入予定!
充電不要ペン
この充電不要ペンってかなりいい!
今まで使用してきたGT-220は、充電式だった。
ペンの電池がなくなってくるとオレンジの光を発する。
そのうち反応しなくなる。
そうなると、ペンを替えてケーブルに挿して充電したペンを使っていたんだけど、この端子?が劣化してくるのか、3年目くらいからちゃんと充電されなくなってきていた
なんか、こういうのを復活させるスプレーとか、ジェル状のものがあるから買ってみたけどあまり変わらなかった。
だから、気づいたときに充電ランプはついてるかなっていうことを常に気を使っていないといけなかった。
原理はどういうことなんだろう。
ペン先を通して充電されていくってことなのか
それとも、ペンには電力は必要なくなっているのか
なんにしても一番のメリットはこの充電不要ということだ!
ショートカットキー
ショートカットキーの設定がソフトごとに変えられる!
実は一番楽しみだったのがこのショートカットキー。
これがあれば効率がさらに上がるなと思っていたけど、一つの懸念があった。
このショートカット機能って、ソフトごとに変えられないと意味がないなと。
でもそんな心配は無用だった。
こんな感じでソフトごとの設定ができる!
液タブの読込確認がない
正式名称がわからないんだけど、こんなやつが今まで起動すると最初に確認してきてたのがなくなった。
これは、使用するケーブルによって変わるのかわからないけど、3 in 1ケーブルにはない。
面倒なものが一つなくなった。
文字が小さい
フォントって画面比率によって変わるんだと知った。
なんかネットを見てると、4Kって文字がものすごく小さくなるよって話を聞いてたから、あれこれ4Kだっけ?と思って調べてみたけど4Kではない。
どうやら画面比率に合わせてフォントサイズって変わるみたい。
色味比較
以前使用していたGT-220 V2の色域はNTSC72%だったからなのか、2020年秋まで使用してたDELLモニターとの色味はこんな感じで液タブが薄かった。
だから、液タブに合わせた着色をした後、ネット用のPCにデータを映して色味を観ると液タブよりかなり濃くなってしまうという現象が起こっていた。
この他人のPCモニターで見た時の
色味が変わるっていうのがカラー仕事の大きな懸念
そのため、液タブでちょうどいいと思う色味より若干薄めに着色していた。
それが、このKamvas 16 2021とiiyamaモニターとの色味を比較してみると
ここまで近しい色味となった!
またもやGT-220の画像を残してなかったから比較画像は貼れないんだけど、黒がキレイでくっきり!
やっぱり、液タブでもモニターでも最新モデルに近づけば近づくほど、Adobe RGBとかsRGBとかに統一されてきているのか何なのか、違うPCモニターでも色味が近づいてきている。
ということで、カラーをやりたい人が購入する時に選ぶポイントは、AdobeRGBもしくはsRGBのカバー率が高いものを選ぶべし!
メリット・デメリット
- 色味がくっきり!
- 他モニターでも色味が近い!
- 充電不要ペンが便利!
- ケーブルがすっきり!
- 小さい
- ペンが一本しか付属してない
プロであっても、Huionの16(15.6)を無印かProで悩んでいるなら、AdobeRGBのカバー率も応答速度も変わらないから、購入する時に安い方を買えばいい。
ただ、最新モデルでPro 16 plusというものが発売されていてこれはなんと4Kの液タブ。
これは色域カバーしているのがsRGBで145%ということで、AdobeRGBではないから、カラーをやることが多い場合はまだ普通の無印16かPro 16でいい。
値段も倍の10万位するし
うちはwacomのCintiq Pro 24か27を購入するまではこのKamvas 16 2021がメイン液タブになるから、この後も気になったことがあれば追記で記事を更新していくから、気になる人はたまに見に来てみてね。
Huionのモデル別の比較を見たい人は、以下の記事で解像度、色域、応答速度、ショートカットキー、スタンドなどの比較、おすすめモデルランキングの情報をまとめてるよ。
\ Huion Kamvasの無印とProの違いを徹底比較 /
Huion Kamvas 16 2021の評価
Kamvas 16 2021の総合評価
サイズ | 3 |
---|---|
色味 | 4 |
ケーブル スッキリ | 5 |
使用感 | 4 |
企業 努力 | 5 |
値段 | 4 |
総合評価 | |
85 |
お金に余裕があって、メインには22インチ以上のものを持ってる人のサブ液タブとしておすすめ!
あと、アシスタントに行くとか、外で絵を描きたいという人にも持ち運びもできる軽さとサイズだからかなりおすすめ!
ただ、プロとして使うとすると圧倒的にサイズ不足。
サイズが大きい方が、全体を雰囲気をみるのも見やすいし、絵も描きやすい。
この点だけは大きな減点ポイント。
でも、小さいのに慣れている人の話を聞くと、手首で描けるから楽という話も聞く。
これは想像でしかないんだけど、アナログで描いたことがなくていきなりデジタルから入った人の意見かなと思う。
自分はかなり長いことアナログでやってきて、一生アナログ宣言までしてたけど一旦フルデジタル化してしまったらもう元には戻れない。
でも、アナログが長かった分腕で絵を描くという絵描き本来の技術はあると思う。
本格的な絵を描くなら大きいサイズの液タブをおすすめする。
Huion情報
運営 企業 | 深圳绘王趋势科技股份有限公司 Shenzhen Huion Trend Technology |
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国 | 中国 |
主力 商品 | ペンタブレット |
オンライン ストア | Huion |
特徴 | 安くて高性能 |
運営 |
今回紹介したHuionさんの情報をもっと知りたいという方は以下のSNS、youtubeなどで情報発信をしているよ。
まとめ
- Huionの液タブは進化している!
- 色味が改善!
- ケーブル類がスッキリ!
- 充電不要ペンが快適すぎる!
- Kamvas16 2021の定価は41,999円!
Huionの新モデルKamvas16 2021のレビューでした。
サブモデルとしては最適。
では、よい制作ライフを。
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