【脱Adobe最有力】Affinity Studio(V2)をおすすめ!

Affinity Studioのおすすめポイント!
はじめまして。
デジえしべるです。
デザイナー🥚デザインしたいけど
Affinity Studioってどうなの?
Affinity Studioは、ピクセル(画像編集 = Photoshop)、ベクター(ベクター = Illustrator)、レイアウト(DTP = InDesign)の機能を一つにまとめたソフト。
- 無料
- 三つの機能が一つのソフトで完結
- Canvaとの連携が便利
- AI機能はCanvaの有料プランで利用可
正直、プロの現場では機能的に物足りないですが、趣味で使うならAffinity Studioで十分!
しかも、AI機能は必要ないなら仕様変更にならない限り永久に無料。
そして、絵も描けるのでお絵描きアプリとしても使えます。
デメリットは、”縦書きには対応していない”こと。
日本という市場が小さいから無視されているのでしょうか。



2025年10月31日に
三つのソフトを統合して無料化!
になった
正直…ビビった
Adobeの牙城を崩せるか!?
それでは、Affinity Studioのおすすめポイントを共有していくぞ!
Affinity Studioを全力でおすすめ!


絵描きブロガーの日時計です。
私は10年以上漫画やイラストなど絵に関わる制作をしてきました。
実績としては、東京03 in UNDERDOGSや、あいち産業振興機構のような公的機関のPVの絵コンテなど。
しんまい動画コンクールで特別賞受賞。
※Amazon のアソシエイトによって、日時計は適格販売により収入を得ています
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7つのポイント
- 無料で使える高機能ソフト
- 操作性が簡単で初心者も安心
- Canvaとの連携が強力
- Win・Mac・ipadで使用できる
- AI機能はCanvaの有料プランで利用可
- 縦書きができない
- 映像ソフトとの連携は不便
今まで、Affinity Photo、Affinity Designer、Affinity Publisherとバラで販売されていたものが、2025年10月31日に三つのソフトを統合して一つのソフトになり、なんと…無料で使えるようになりました!
前は、それぞれのソフトでAI機能もあったのですが、統合して無料になったのに合わせて、AI機能はCanvaのプレミアムプラン(Pro)に加入することで、使えるように変更されました。
何ができる?
| 名称 | できること | Adobe製品でいうと |
|---|---|---|
| ピクセル | 画像編集 | Photoshop |
| ベクター | ベクターデザイン | Illustrator |
| レイアウト | DTP | InDesign |
Affinity Studioでできることは大まかに分類するとこの三つ。
理解しやすいように、”Adobe製品でいうとこれだよ”というものを出してみます。
今までは、Affinityシリーズのソフト(元Photo、Designer、Publisher)の中にAI機能があったのですが、今後、AI機能を利用するなら、Canvaの有料プランに加入すると使えるようになりました。
Affinity Studio(旧V2 ライセンス)とは
| 運営企業 | Serif Europe Ltd. ※Canvaの子会社 | |
|---|---|---|
| 本拠地 | イングランド イースト・ミッドランズ ノッティンガムシャー | |
| OS | Win Mac ipad | |
| ライセンス認証台数 | 台数無制限 | |
| 月額 | 年額 | |
| Canva Pro (プレミアム) | 1,180円 | 8,300円 |
| 同梱ソフト | Photo | 写真加工ソフト |
| Designer | ベクターを扱えるイラストソフト | |
| Publisher | ページが段組みができるDTPソフト | |
| 価格 | 無料 | |
| 備考 | AI機能はCanvaの有料プランで利用可 | |
結構、新興勢力なのですが、ぐんぐん名を挙げて、Affinity Studioは今では”脱Adobe”の最有力候補として期待されています。
プロとしては少し物足りないところですが、趣味として使うなら全く問題なく、機能も充実しています。



絵も描けるよ!
搭載機能を紹介
Affinity Studioに搭載されている機能は、元々別ソフトでした。
今は、一つのソフトに統合されましたが、わかりやすいように今後も機能別に別ソフトでできることを紹介するので、参考にしてみてください。
ピクセル(Affinity Photo)


- 永久ライセンスはセールで安く買える
- UIはPhotoShopと同じ
- PhotoShopのショトカとほぼ同じ
- アンチエイリアスが雑
- GeForce RTX5090と相性悪い?
- Affinity Photoで検索したらAdobe広告パねぇ
- GIFアニメが作れない
Affinity Photoは、Adobeでいうと、PhotoShopのように画像編集、絵を描くなどができるソフト。
PhotoShopでできることは、ほぼできますが、それらの機能が一歩PhotoShopには及ばないという位置づけのソフトです。
ただ、安価でこれだけの機能が搭載されているのは、驚愕。



単体ではプロ向けソフトとは言えないけど
趣味として使うには十分すぎるポテンシャルを持っている!
以下の記事では、特徴、価格帯、できることについてまとめています。
ベクター(Affinity Designer)


- マスターしてワークフローが劇的進化
- 価格の割にめっちゃ使える
- GIMPより多機能
- 集中線がめっちゃ簡単
- ソースネクストのセールで安く買えた
- 裁ち落しが表示されない
- 縦書きができない
- aiデータを出力できない
こちらは、AdobeでいうとIllustrator、コーレルでいうとCorelDRAWのようなドローイングソフト。
かなり頑張っているソフトですが、Photoと同様それらの一線級のソフトと比べると、まだ若干弱いという印象は拭えません。
趣味で使うなら十分すぎる機能を搭載しているので、趣味で絵を描く、デザインをする人にとっては神ソフト。



ココナラとかクラウドソーシングで依頼を取るくらいなら
このソフトでも十分対応できるぞ!
以下の記事では、特徴、価格帯、できること、評判についてまとめています。
レイアウト(Affinity Publisher)


こちらは、AdobeでいうとInDesignの立ち位置のソフト。
やっぱり、DTPソフトということで優れたソフトではあるのですが、利用者が圧倒的に少ないため、ソースネクストやベクターPCショップでは取り扱いはありません。
なので、購入するなら、公式サイトでの購入となります。
機能的には、かなり優秀なソフトで、個人的にはAdobeのInDesignに対抗できるソフトだと思っています。



StudioLinkっていう機能がすごく効率的でGOOD!
※詳細は、後述する比較表を参照
安く買うにはどうすれば?
| セール | 期間 | 対象 |
|---|---|---|
| ソースネクスト | ||
| Affinity Photo 2 | ~8月18日 | 23%OFF 6,490円 ⇒ 4,980円 |
開催中のセールを表でまとめています。
セールは公式サイトでも、ソースネクストでも開催されています。
割引率は公式が25 ~ 50%、ソースネクストでは直近で71%なので、セール時はソースネクストの方が安いです。



ソースネクストの方が安いよ
以下の記事では、セールの特徴、過去のセール一覧、どこで買うのが安い?などセール情報についてまとめています。
シリーズ比較
Photo | Designer | Publisher | 機能詳細 | |
|---|---|---|---|---|
| 塗りつぶし | 塗りつぶしが無限に広がるレイヤー | |||
| 変形 | パース、メッシュの変形 | |||
| 加工フィルタ | ボカシ、モザイク、マスクなど | |||
| ストロークを展開 | 境界線をアウトライン化 | |||
| ベクターブラシ | カーブをフリーハンドで描く | |||
| アートボード | 複数のキャンバスを作成 | |||
| 回り込み | 画像やシェイプを自動で避けて自動配置 | |||
| StudioLink | Photo、Designer、Publisherの切り替え | |||
| フォントマネージャー | ドキュメント内のフォントの一括管理 | |||
| RAW | RAW画像の取扱い | |||
| 均等配置 | レイヤーの端・中央を等間隔に整列 | |||
| 整列 | 上下左右、中央に並べる | |||
| オーバーフロー非表示 | フレームに入らないテキストを隠す | |||
| パス上に配置 | パス上に配置 | |||
| 価格 | 6,590円 | 6,590円 | 6,590円 | |
| 詳細 | 詳細 | 詳細 |
RAW画像をAdobeのXDで扱いたいとなった場合、Lightroomでjpgにして、PhotoShopで加工してやっとXDで使えるようになります。
一方、Affinity Publisherならそれらの工程を経ることなく、そのまま張り付けてマスクして調整レイヤーで明るさなどを補正することができます。
これが、意外と使えて非常に効率的!
Affinity Publisherの
— たにお|建築×〇〇 (@tanio_23) March 21, 2020
『StudioLink』機能
これ凄い😦
1つのアプリ内でPublisher、Designer、Photoを切り替えられる!
・Publisher ≒ AdobeXD
・Designer ≒ Illustrator
・Photo ≒ Photoshop
ベクターとラスターを同時環境で編集出来るイメージ。便利ですね〜✨#Adobeから移行済#Affinity pic.twitter.com/mETDRalncH
また、StudioLinkという機能があって、これは、Publisher上で、Photo、Designerと瞬時にクリック一つで切り替えられる超便利機能。
これによって、作業が格段に効率が爆上がりします。
超メジャーメーカーに対抗できる?
デザイン業界では標準のAdobe。
多くの人が、このAdobe税から逃れたいと思っていても企業との利便性を考えると…なかなか乗り換える気になれない…
そんな人も多いと思います。
確かに、今のところまだ、Affinityシリーズだけでは脱Adobeはできません。
でも、その税負担を軽減することはできます!
使い方を変えるといいと思います。
例えば、Adobe CCを使っているなら、単体に切り替えて、メインで使っているソフト(Illustratorだったり、PhotoShopだったり)にすることで、支払いは月額7,780円から3,280円に減らせます。
Affinity Studioをおすすめ!
Affinity Studioが合ってる人
- 脱Adobeしたい
- 趣味でデザインしている
- 無料のお絵描きアプリを使いたい
やっぱり、プロとしてやっていくとなるとAffinity Studioでは若干機能が物足りない…
でも、趣味として使うなら十分な機能を搭載しています。
そしてAffinity Studioは、絵も描けるのでお絵描きアプリとしても利用できます。
まとめ
Affinityシリーズは、Affinity Studioとして生まれ変わりました。
そして、無料。
もう使わない手はありません。
AI機能を使いたい場合は、Canvaに課金する必要もありますが、これだけのことができて無料はスゴすぎます。
プロとして活躍するためには、若干機能が足りないですが、趣味として使うなら十分すぎる機能が搭載されています。
購入を検討するなら、はじめはお試し期間を最大限利用して使用感を試して検討しよう。
果たして、脱Adobeは進むのでしょうか。


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