【液タブを徹底比較】WacomのCintiqとProの4つの違いを徹底解説!

Wacomの液タブのCintiqとCintiq Proの違いを徹底比較!
お願いします!
デジえしべるです。
液タブって色々ありすぎて
違いが判らない…
なにがちがうの?
WacomのCintiqは初心者向け、Cintiq Proはプロ向けというのが簡単な分け方。
でも、ここではもっと深堀してポイントを絞って違いを徹底解説、比較していきます。
- 色域
- 解像度
- 応答速度
- マルチタッチ機能
この4つが違います。
色域はカラーを扱うクリエイターには無視できない重要なポイントです。
イラスト、漫画向けのAdobeRGBや、動画向けのDCI-P3の違いなども本編でくわしく解説しています。
わかりやすいのが画面の大きさ(解像度)の違い。
液タブは、液晶サイズが大きくなるほど値段が高くなっていきます。
そして、ペンの遅延に大きく関係する”遅延”は、この応答速度が絡んでいることが多いです。
それ以外にもパソコンのスペックもありますが、今は普通にBTOパソコンを買うと液タブの必要スペックはクリアしているので、多くはこの”応答速度”がキーポイント。
マルチタッチ機能はあると便利ですが、あまりいらないかなぁと個人的に感じている機能。
ペンだけでなく、指で触れても操作できる機能のこと。



Wacomは高いけど
最近、そこそこスペックの低価格モデルも出して
中華勢に対抗している
それでは、WacomのCintiqとCintiq Proの違いを徹底解説していくぞ~!
CintiqとCintiq Proの違いを徹底解説!


絵描きブロガーの日時計です。
私は10年以上漫画やイラストなど絵に関わる制作をしてきました。
実績としては、東京03 in UNDERDOGSや、あいち産業振興機構のような公的機関のPVの絵コンテなど。
しんまい動画コンクールで特別賞受賞。
※Amazon のアソシエイトによって、日時計は適格販売により収入を得ています
選び方がわからない人の為に、Wacomの液タブのおすすめモデルをランキング形式で紹介など、Wacom情報まとめ!
プロ向けのワコム液タブランキング↓↓↓
【四万円台~】プロ向けのワコムの人気液タブ10選!
CintiqとCintiq Proの4つの違い
- 色域
- 解像度
- 応答速度
- マルチタッチ機能
上記の四つが大きく違う。
趣味で描くなら、そこまで色の表限度にもこだわる必要もないし、細部まで描き込むということをしなくてもいいから安いモデルでも充分役目を果たしてくれる。
でも、プロでやるなら、液タブのサイズ、色域の広さ、応答速度にはこだわった方が良い。
これから、個々の機能の比較をしていくから、検討中のモデルと他のモデルを比較して検討材料の一つにして欲しい。
色域とは


| 規格 | 用途 | 得意な色 |
|---|---|---|
| sRGB | Web、デジタル写真、一般的な用途 | 標準的な色表現 |
| Adobe RGB | 印刷、出版、プロ向け画像全般 | 緑・青系 |
| DCI-P3 | デジタルシネマ、HDRコンテンツ | 赤・オレンジ系 |
| NTSC | 昔のテレビの基準 | 特になし |
規格は色々ありますが、コンピューター業界での用途を表にしてみました。
一般的なモニター、液タブはsRGBを基準として作られています。
そこにプラスして、Adobe RGBだったり、DCI-P3だったり、NTSCなどにも合わせられています。
上記の表を見てもらうとわかるのですが、私たちは絵描きなので、Adobe RGBのカバー率が高いものを選びましょう。



動画もやるなら
DCI-P3も気にしよう!
色域カバー率とボリュームの違い
| 詳細 | |
|---|---|
| 色域カバー率 | 規格に対して、その色をどの程度再現できるか |
| 色域ボリューム ※体積とも記載されている | 明度も含めて色の表現力 |
例えば、sRGBの色域カバー率99%で、色域ボリューム120%の場合は、sRGBの色の表現力はほぼ最大限。
もう一つが、sRGBの色域カバー率85%で、色域ボリューム140%の場合は、どんなに頑張ってもsRGB内の再現率は85%を超えることはありません。
なので、両者で迷っているとしたら前者の方を選んだ方が、表現できる色は多くなります。
でも、これもメーカーによって色の捉え方の違い、色域カバー率しか記載していないなどあるので、選び方も難しいのですが…
色味比較
色域とはこんな感じで表現できる幅。
広いほど色んな色を乗せられる。


このイラストは、2012年に購入したDellモニターとHuionのGT-220 V2の色を比較したもの。
GT-220 V2は色域がNTSC72%。
色が薄いのが画像でも伝わると思う。


2021年にHuionさんから液タブを提供してもらって比べてみたのがこちら。
Kamvas 16 2021はAdobeRGB92%だったから、iiyamaモニターと比べてもほとんど色の違いは分からないところまで近づいた。


2022年もHuionさんに提供してもらったモデルKamvas Pro16 2.5Kはこんな感じ。
Kanvas Pro16 2.5KはsRGB145%。



写真ではわかりづらいかもしれないけど
若干赤みがかっている
色の表限度の重要なポイントはAdobeRGBだと考えている。
だから、プロとしてデジ絵描きをするならAdobeRGB90%を選ぶ必要がある。
解像度
| サイズ | ターゲット | 特徴 |
|---|---|---|
| 11 ~ 14インチ | 初心者 | 持ち運びに便利 |
| 16インチ周辺 | 初心者 ~ 中級 | このサイズから2.5Kサイズも出てきてプロも使えるレベル |
| 22インチ~ | 中級 ~ プロ | プロなら22インチ以上の液タブを推奨 |
解像度が大きくなるほど値段が高くなります。
そして、高い液タブほど性能も上がってきます。
昔はフルHD(1,920px × 1,080px)が主流だったためなるべく大きいサイズの液タブを推奨していましたが、今は液晶サイズが16インチでも2.5K(2560px × 1,440px)や4K(3,840px × 2,160px)の解像度も出てきているため、昔ほどサイズにこだわらなくてもよくなってきています。
16インチでもかなり画面が広く使えるためいい絵も描きやすくなってきています。



どこのメーカーでも
一番力を入れているのが16インチ!
16インチ周辺は20インチほど高くないので、手が出やすい値段ということもあってメーカーもラインナップを豊富にしています。
なので、経済的に、机のスペース的に大きいサイズを…という場合は16インチの高解像度モデルがおすすめ。
応答速度
| 応答速度 | 詳細 |
|---|---|
| 19ms以上 | 応答速度が高い(10ms)を使った後使うと遅延を感じやすい |
| 14ms | 遅延を感じる |
| 10ms以下 | 自然に感じる速度 |
液タブって、自分が普段使っているものでしか長時間体験できないから、”液タブの遅延”がそこまで大きいということには意外と気づきにくいです。
体感しやすいのは、普段10ms以下のものを使った後に、応答速度25msのものを使ってみると体感しやすいでしょう。
\ 応用科学グループ:高性能タッチ /
面白い動画を見つけたので共有します。
これを見ていると、結構差があるんだなと感じます。



でも、動画の中だと50msから
いきなり10msだから
25ms位だとはっきり遅い…とは気づきにくいかも…
マルチタッチ機能
マルチタッチ機能は、ペンだけではなく指でも画面を触って操作できる機能。
正直この機能を知ったときは、”この機能すごいじゃん…”と思ったのですが…思ったほど使えないというか。



マルチタッチなら
左手デバイスとかの方が使い勝手がいい
Wacomの液タブブランド
| ターゲット | 相場 | 詳細 | |
|---|---|---|---|
| Cintiq | 初心者 | 192,133円 | スペックはCintiq Proには劣る ポイント Cintiqに比べると安い |
| Wacom ONE | 初心者 | 53,087円 | 携帯に特化した小型モデル ポイント Wacomの中では一番買いやすいモデル |
| Movink | 初心者 ~ プロ | 107,030円 | タブレットだからPC不要で絵が描ける ポイント 有機ELで高画質 |
| Cintiq Pro | 中級 ~ プロ | 448,800円 | 誰もが黙るプロ仕様 ポイント 液タブの最高峰で値段も最高峰 |
Wacomの液タブブランドを上げてみました。
やっぱり、絵描きの憧れはWacom。



それもCintiq Pro
いいよなぁ
11 ~ 16インチ比較
![]() ![]() MovinkPad Pro | ![]() ![]() Cintiq Pro | ![]() ![]() Cintiq | ![]() ![]() Wacom One | ![]() ![]() MovinkPad | ![]() ![]() Wacom One | ![]() ![]() Wacom One | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| インチ | 14 | 17.3 | 16 | 14 | 11.45 | 13.3 | 11.6 |
| 解像度 | 2,880 × 1,800 | 3,840 × 2,160 | 2,560 × 1,600 | 1,920 × 1,080 | 2,200 × 1,440 | 1,920 × 1,080 | 1,920 × 1,080 |
| 色域 | sRGB 100% Display P3 100% | AdobeRGB 88% DCI-P3 99% | sRGB 100% Display P3 99% | sRGB 98% | sRGB 99% | sRGB 99% | sRGB 99 % |
| 応答速度 | 14ms | 8ms | 12ms | 16ms | 14ms | 19ms | 18ms |
| リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz | 60Hz | 60Hz | 90Hz | 60Hz | 60Hz |
| マルチタッチ | |||||||
| 備考 | メモリ:12GB ストレージ:256GB 有機EL | メモリ:8GB ストレージ:128GB 有機EL | |||||
| 発売日 | 2025年10月31日 | 2023年10月26日 | 2025年6月26日 | 2025年9月30日 | 2025年7月31日 | 2023年9月13日 | 2023年8月29日 |
| 価格 | 144,980円 | 371,800円 | 118,800円 | 39,800円 | 69,080円 | 74,580円 | 44,880円 |
| 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
11インチ ~ 17インチまでの液タブを比較してみます。
Wacomでは、有機ELもありますがサイズが小さいものしか今のところ発売されていません。
私の液タブを選ぶポイントは
- なるべく大きいサイズ
- AdobeRGB90%
なので、この中にはギリ見つかりません…
22インチ~比較
![]() ![]() Cintiq Pro | ![]() ![]() Cintiq | ![]() ![]() Cintiq | ![]() ![]() Cintiq Pro | |
|---|---|---|---|---|
| インチ | 26.9 | 23.8 | 23.8 | 21.5 |
| 解像度 | 3,840 × 2,160 | 2,560 × 1,440 | 2,560 × 1,440 | 3,840 × 2,160 |
| 色域 | AdobeRGB 98% DCI-P3 99% | sRGB 100% | sRGB 100% | AdobeRGB 95% DCI-P3 99% |
| 応答速度 | 10ms | 12ms | 12ms | 12ms |
| リフレッシュレート | 120Hz | 60Hz | 60Hz | 120Hz |
| マルチタッチ | ||||
| 備考 | ||||
| 発売日 | 2022年10月12日 | 2025年6月26日 | 2025年6月26日 | 2023年11月22日 |
| 価格 | 525,800円 | 250,800円 | 206,800円 | 448,800円 |
| 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
Wacomの誇る技術の粋を詰め込んだ大きいサイズの液タブシリーズ。
でも、最近WacomはXP-Pen、Huionなどの中華勢に押され気味なことを受けて、そこそこスペックのものを買いやすい値段のものも販売してきています。



でも、正直データ上の性能なら
Wacomの低スペックモデルより
中華メーカーのハイスペックモデルの方が性能はいい
だから、せっかく買うならローンにしてもCintiq Proをおすすめしたい。
CintiqとCintiq Proの違い別おすすめ!
おすすめモデルTOP5!
第1位 Cintiq Pro 27


| 品名 | Cintiq Pro 27 |
|---|---|
| メーカー | Wacom |
| 本拠地 | 埼玉県加須市 生産はベトナム |
| インチ | 26.9インチ |
| サイズ | 63.8㎝ × 37.9㎝ × 3.1㎝ |
| 解像度 | 3,840px × 2,160px 4K |
| 色域 | AdobeRGB98% DCI-P3 98% |
| 応答速度 | 10ms |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| 接続 | HDMI DisplayPort USB USB-C |
| 備考 | タッチ機能有 充電不要ペン(Wacom Pro Pen 3) HDR |
| 発売日 | 2022年9月28日 |



HDRは画面を明るくする機能
第2位 Cintiq Pro 22
第3位 Cintiq Pro 17


| 品名 | Cintiq Pro17 |
|---|---|
| メーカー | Wacom |
| 本拠地 | 埼玉県加須市 ※生産はベトナム |
| インチ | 17.3インチ |
| サイズ | 42.4㎝ × 25.3㎝ × 2.1㎝ |
| 解像度 | 3,840px × 2,160px 4K |
| 色域 | AdobeRGB 88% DCI-P3 99% |
| 応答速度 | 8ms |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| 接続 | 3 in 1ケーブル HDMI USB |
| 備考 | それなりに大きく入門モデル 充電不要ペン |
| 発売日 | 2023年10月26日 |
第4位 MovinkPad Pro 14


| 品名 | MovinkPad Pro 14 |
|---|---|
| メーカー | Wacom |
| 本拠地 | 埼玉県加須市 ※生産はベトナム |
| インチ | 14インチ |
| サイズ | 32.3㎝ × 21㎝ × 0.6㎝ |
| 解像度 | 2,880px × 1,800px |
| 色域 | sRGB 100% DCI-P3 100% |
| 応答速度 | |
| リフレッシュレート | 120Hz |
| 接続 | USB-C |
| 備考 | 充電不要ペン(Wacom Pro Pen 3) |
| 発売日 | 2025年10月31日 |
第5位 Cintiq 24

| 品名 | Cintiq 24 |
|---|---|
| メーカー | Wacom |
| 本拠地 | 埼玉県加須市 ※生産はベトナム |
| インチ | 23.8インチ |
| サイズ | 54.8㎝ × 34㎝ × 2.1㎝ |
| 解像度 | 2,560px × 1,440px 2.5K |
| 色域 | sRGB 100% |
| 応答速度 | 12ms |
| リフレッシュレート | |
| 接続 | HDMI DisplayPort Mini DisplayPort USB-C |
| 備考 | タッチ機能ありなしが選べる 充電不要ペン(Wacom Pro Pen 2) |
| 取扱日 | 2025年6月26日 |
まとめ
- Proとの違いは色域と応答速度!
- ProならAdobeRGB90%を選ぶべし!
- 健康のためにスタンドは必須!
Wacomの液タブを購入する時の参考にしてもらえればうれしい。
では、よい制作ライフを。











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